高松市美術館 北斎展

高松市美術館で開催されたいる北斎展を見に行った際の様子です。冨嶽三十六景をはじめ、葛飾北斎の浮世絵や、肉筆画などが多数展示されていました。年配の方を中心に、多数の方が鑑賞に訪れていました。

Fujimigahara in Owari Province (Bishu Fujimigahara), from the series “Thirty-six views of Mount Fuji (Fugaku sanjurokkei)”

高松市美術館北斎展が開催されていて、それを見に行ったことを書いておきます。
美術展の記事は、中で写真が撮れないと、行きました、終わり、という感じになってしまうのですが(まあ、どれもそうだけれど)、一応どんな雰囲気だったか残しておくことにします。
北斎のことに詳しくないのですが(浮世絵の美術展ははじめて)、もし高松市美術館北斎展のことににご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。

まずは場所から見て行きますね。

高松市美術館の場所
高松市美術館の場所

高松市美術館は、丸亀町商店街に隣接していて、市内の中心部にあります。
その名も「美術館通り」という道路があって、その通りから行くのが一番行きやすいです。

高松市美術館の場所
高松市美術館の場所

僕はその都度行くお店によって駐車場を変えているので、高松の商店街で特にここがお勧めという駐車場はありません。
高松市美術館には地下に約140台停められる駐車場があるので、そこが美術館には最寄りの駐車場です。

高松市美術館地下駐車場入口
高松市美術館地下駐車場入口

あんまりこの駐車場が混みあうということはなくて、満車になるところはあまり見たことがないです。近隣にたくさんあるからでしょうかね。
入口は初めて行くと、少しわかり難いかもしれません。

ちなみに出口は一方通行の反対側の通りに出るので、右折してください。

高松市美術館地下駐車場出口
高松市美術館地下駐車場出口

週末の天気の良い日で、奥さんも行ってみたいということだったから、二人で行きました。本当は高校生以下は無料だから、子どもも一緒に行けばよいのだけれど、行かないとのこと。

高松市美術館北斎展

高松市美術館北斎展

結構週末は混みあうとあったのですが、エントランス付近は普段と変わらない感じです。

高松市美術館北斎展
高松市美術館北斎展
高松市美術館北斎展
高松市美術館北斎展

昨年瀬戸芸の際に来た以来だから、約1年ぶりです。

中に入ると大きな黄色いオブジェがありました。

高松市美術館特別企画「飯川雄大 デコレータークラブ―知覚を拒む」
高松市美術館 特別企画「飯川雄大 デコレータークラブ―知覚を拒む」

飯川雄大さんという方の特別企画を開催しているのだそうです。
流さんの彫刻「ナガレバチ」を囲むように配置してあって、なかなか面白いところです。

高松市美術館北斎展
高松市美術館北斎展

週末などの混雑時には、人数制限することがあります、とあったのですが、2階の入口でチケットを購入するとすぐには入れました。
しかし、驚いたことに、中は多くの人で賑わっていました。
皆で列を作り、その列に沿って一歩ずつ進む感じです。
こうやって、このままその列がどうやって進んだかなんてことを文字で書き続けてもよいのですが、それでは面白くないですよね。

葛飾北斎さんは、江戸後期、1849年に88歳で亡くなるまで3万点以上の作品を作った浮世絵師です。
その作品は世界中の美術館が所蔵していて、綺麗な画像で見ることができますので、そこから一部お借りして観ていきますね。

パンフレットやポスターにその波が描かれていた「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。

冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 The Art Institute of Chicagoより

2024年から発行される新千円札紙幣に、この浮世絵が使用されるのだそうです。
どれもそれほど大きいものではないのですが、実物を見ると、細かいところまで描写されていて、船上の人をじっと見てしまいます。

もちろん何十枚もの連作ですが、全て見ているわけにもいかないので、印象に残ったものだけ載せておきますね。

冨嶽三十六景 駿州江尻
冨嶽三十六景 駿州江尻 The Art Institute of Chicagoより 

先ほどの波もそうですが、こちらは風が強く吹くところが描かれていて、こういう風に止まっていても、その瞬間を見て、思い出しながら描くのすごいなあと思います。
笠や紙、後で必死に追いかけて拾いにいったのだろうというところまで想像できて面白かったです。

冨嶽三十六景 東都浅草本願寺
冨嶽三十六景 東都浅草本願寺 The Art Institute of Chicagoより

これも浅草本願寺の屋根に上っている人を描いていますが、正面の凧がもう一つ上がっていて、そこから見たような景色になっています。
きっと空に上がっていくことを想像しながら描いたのでしょうね。

奥さんはこの「赤富士」と呼ばれている富士山の絵が気に入っていたようです。

冨嶽三十六景 凱風快晴
冨嶽三十六景 凱風快晴 The Art Institute of Chicagoより

僕はどちらかというと、後に青の染料で刷った「青富士」の方が、僕のイメージする富士山に近いかな、と思います。

東海道名所一覧もじっくり見てしまいました。

東海道名所一覧 葛飾北斎
東海道名所一覧 葛飾北斎 The Art Institute of Chicagoより

これを見ながら、江戸から京都の名所の話をしたのでしょうね。ここはこうだったとか、どこそこの宿は、なんていう感じで。

北斎さんは妖怪も描いていまして、お岩さんなんかも見ていて面白かったです。

お岩さん 百物語
お岩さん 百物語 The Art Institute of Chicagoより


最初はそうでもなかったのですが、じっと見ていると、ちょっと怖くなってくるから不思議なものです。

ずっと集中してみていたら、ちょっと疲れてきましたので、休憩所に立ち寄ります。

高松市美術館
高松市美術館

展示の内容にもよるのだろうけれど、こんなところあったんだ、という感じの隠し部屋になっていますので、探してみてください。

六歌仙を描いたものもあって、衣装の太い線をたどると、名前になるのだそうで、これもじっくり見てしまいました。

文字絵六歌仙 文屋康秀 葛飾北斎
文字絵六歌仙 文屋康秀 葛飾北斎 The Art Institute of Chicagoより


「ぶんやのやすひで」となっているそうで、「の」あたりが難しいところ。

後半は肉筆画や弟子の美人画、アンリ・リヴィエールのパリの絵などが展示されていました。
最後までしっかり見ると、結構展示されている数が多いので、ぐったりという感じになりますが、親しみやすくて人気があるのもわかりました。
グッズコーナーも賑わっていて、皆さんいろいろ購入していました。
僕もクリアファイルなどを買ってしまいました。
あんまり細かく小難しい感じではなくて、わかりやすい庶民にむけた絵が多いので、見やすかったです。
パッと見て、あ、これ知っている、見たことある、という感じになるのも親近感が湧いて良いのでしょうね。

おうちでアート鑑賞編#10 「世界が絶賛した浮世絵師 北斎 展」紹介動画

美術館に行ったら、お腹が空いたというので、帰りにご飯も食べることにしました。
すぐそばの丸亀町三番館東館のまちのシューレカフェへ。
普段はエスカレータで上がりますが、南側に小さな階段もあります。

丸亀町三番館東館
丸亀町三番館東館

なかなかこうした目につくところにあるけれど、普段人の少ない階段って良いですよね。

丸亀町三番館東館
丸亀町三番館東館
丸亀町三番館東館
丸亀町三番館東館

お店の入口にオリーブの木があるのですが、いくつか実がなっていました。
いろんなところにオリーブの木があって、その実で秋を感じるというのも、香川らしいところですね。

お弁当のテイクアウトもよかったのですが、やはり出来立てをいただくのは、また美味しさが違いますね。

まちのシューレランチ
まちのシューレランチ

9月後半のランチはたこ飯でしたが、いつもながら、美味しかったです。(10月の栗ご飯もおいしかったです。ペイペイ利用できるようになっていました。)

北斎展は、10月18日(日)まで開催しているそうです。
もしお近くに来られることがありましたら、どうぞお立ち寄りください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。