夕暮れの四国水族館

四国 瀬戸内海 香川県宇多津町に2020年春にオープンした四国水族館の海豚プール、サンセットデッキに行った際の様子です。夏休み期間のイベントで「夜の水族館 Nightscape こがねいろ」が開催されていました。

四国水族館海豚プールサンセットデッキ

夕暮れの四国水族館へ行ったことを書いています。
今年2020年の春、香川県宇多津町に四国水族館という新しい水族館が出来ました。
四国水族館では夏休みの期間中に、「夜の水族館 Nightscape こがねいろ」が開催されていました。
夏のうちに、 夕暮れの四国水族館 に行ってみたいなあと思っていたので行って見てきました。
香川県の新らしい観光スポット四国水族館やイルカプール、その夕方の雰囲気なんかにもしご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。

デル株式会社

四国水族館の場所と駐車場

まずはいつも通り場所から見ていきますね。

宇多津なので、瀬戸大橋の香川県側の西です。
高松から車で行くと約45分。

四国水族館の場所
四国水族館の場所

もしカーナビなどで入力するなら、しばらくは「ゴールドタワー」でも同じ場所に着きます。
ホームページを見ると、駐車場は何か所かに分かれているみたいです。
公式ホームページにリンクする時にはメールでお知らせしなければいけなくなっていて、面倒なので今回はリンクはなしです。気持ちはわかるがちょっと細かすぎ…。
なので、手作りで作成の駐車場マップです。

四国水族館の駐車場
四国水族館の駐車場

以前にソラキンを訪れた際に、世界のガラス館があったなあと思い出したのがこの駐車場です。

世界のガラス館は駐車場に
世界のガラス館は駐車場に

この時には、まだコロナの臨時休業中だったのですが、その後オープンし、この駐車場も埋まっていたようです。
公式サイトでは、空き状況も確認できるので、それはとても便利です。
駐車場の空き具合と、混み具合も一度にわかってよいですよね。

宇多津ゴールドタワー駐車場
宇多津ゴールドタワー駐車場

どの駐車場も時間に関係なく600円ということなので、それならばゴールドタワーでも同じだなとゴールドタワーに停めました。(帰りに焼肉屋に寄るので)
ちなみにこの駐車場は、
「プレイパーク、ソラキン、カルビ屋大福、ご利用のお客様は無料でご利用頂けます」(アクセス・駐車場|四国・瀬戸内 GOLD TOWER(ゴールドタワー)より引用)
となっているので、四国水族館とともに、ゴールドタワーに寄られる方はこの駐車場が一番近くておすすめです。

四国水族館エントランス

もうかれこれ10年以上前のお話ですが、宇多津の方とお話している時に、「今水族館を宇多津に誘致しているのですよ」とお話されていました。
へえ、宇多津に水族館ですか、できると良いですね、なんて言っていました。
他にも三豊市の詫間や小豆島でも計画が持ち上がったらしいのですが、結局この場所に建設が決まりました。
その後2018年に工事がはじまり、今年に入ってからは生き物や魚が搬入されたニュースや、イルカのトレーナーさんのお話、広報さんのお話など、結構いろいろ話題になっていました。
ロゴやマスコットなんかも決まって、本来は春休みにあわせてオープンの予定でしたが、コロナの影響で延期に。
その後、四国の方だけOKというか形でオープンし、さらにどなたでも入れますよ、という流れでした。
奥さんとも、何だかこういう大きな施設が香川にオープンするの久しぶりだね、なんて言いながら向かいます。

四国水族館外観
夕暮れの四国水族館

まだ暑さが残っている時期でしたが、さすがに夕方の海辺には、心地よい風も吹いていました。
香川県にお住いの方はよくご存じかも知れませんが、この新宇多津臨海地域の一帯は一時期若い方のデートスポットというか、車やバイクがお好きな方が集合するような場所だったのだそうです。何となく家族連れ、子ども連れでも、安心して楽しめるようなスポットが出来てよかったですね。
エントランスに近づくにつれ、思ったより人が多いなあと思っていましたら、

四国水族館外観 エントランス
夕暮れの四国水族館外観 エントランス

おお、すごい人。
週末の18時過ぎでしたが、次々に人が入っていきます。
2階のエリアには、立ち見?の人だかりのようなものができています。
夕暮れの四国水族館、とても人気があるのですね。

※「四国水族館ではイルカショーをやっているの?」とコメントくださる方がいたので、書いておきますと、普段はコロナでショーは休止しているとのことでした。
夏季のこの記事を書いた時期(8月末まで)と、9月の連休にイルカのプログラムを予定しているのだそうです。
普段は自由に泳ぐイルカの姿をご鑑賞くださいとのことでしたので、どうぞお出かけの際はご注意ください。
※追記終わり

四国水族館外観 チケット売り場
四国水族館外観 チケット売り場

TICKETと書かれたところにチケット売り場があります。

四国水族館外観 チケット売り場
四国水族館外観 チケット売り場

この日は家族三人で来ましたので、大人2200円×2名、小中学生1200円×1名で、合計5400円でした。チケットの半券で近隣施設の特典が受けられるので、必要な方は持っておいてください。(ソラキンや焼肉も割引になる)

四国水族館入口
四国水族館入口

入口では手指消毒と検温がありました。
ええと、正直に書きますと、この時点で僕は水族館に来るのがとても楽しみ、奥さんはイルカだけ見たい、そして子どもは水族館に全く興味なし、という状態でした。
子どもは幼い頃沖縄の水族館に行った際も「早く出る、帰る!」という感じで、暗いところで、もぞもぞ生き物が動くのは、とても嫌なのだそうです。
ムムム、全く理解できない…。

僕の気持ちとしては、

あつ森 島の博物館
あつ森 島の博物館

他のことには興味はないけれど、僕はずっと釣った魚を博物館に寄贈することだけ続けています。
別に四国水族館に僕は何かを寄贈したわけでもないけれど、ゲームを始めたタイミングと水族館が出来た時期が同じころだったので、イメージが重なります。
この辺りは後編の水族館本館の記事の方でまた触れますね。
館内の案内表示がありました。

四国水族館 館内のご案内
四国水族館 館内のご案内

行った後で見れば、なるほどそういう風になっているのか、と理解できるのですが、少し文字が小さいでしょうかね。

とりあえず、SNSやブログでも評判になっている海豚いるかプールに行ってみます。

四国水族館 海豚プールへの階段
四国水族館 海豚プールへの階段
四国水族館 海豚プールへの階段
四国水族館 海豚プールへの階段

階段を上っていくと、2階にはせとうちデッキというスペースがありました。

四国水族館 せとうちデッキ
四国水族館 せとうちデッキ

奥の方がレストランになっていて、オープンデッキでも飲食ができるようになっているのですね。
詳しく見れなかったのですが、壁面には衆鱗図しゅうりんずが描かれているのだそうです。

四国水族館 水遊ゾーン 海驢の景、人鳥の景
四国水族館 水遊ゾーン 海驢の景、人鳥の景

その下には、アシカやペンギンのいるゾーン。
さらに西側には瀬戸内海に沈む夕陽が見えました。

四国水族館から丸亀港方面
四国水族館から丸亀港方面
四国水族館 CafePearl カフェパール
四国水族館 CafePearl カフェパール

エントランスで見えた丸い球は、このカフェパールの丸だったのですね。
そして、ご覧の通り、奥の海豚プールはすごい人出です。

夕暮れの四国水族館海豚プール

四国水族館 サンセットデッキ
四国水族館 サンセットデッキ

今年の3月に栗林公園で見たライトアップ依頼、半年ぶりの人の数。
そこらかしこで、「すごい人、大丈夫?」「これは密」なんて声が聞こえてきます。
まあ、屋外だし、大声出すわけでもないからね。
どうやらイルカのショーが始まるタイミングだったみたいで、夕陽がちょうど正面に来ているから、皆さんそれを目当てに来ていたようです。

四国水族館 海豚プール
四国水族館 海豚プール マダライルカ

すごい人ですが、その間を縫うように客席へ。
一枚くらいは撮らないとブログにならないものね。

四国水族館 海豚プール
夕暮れの四国水族館 海豚プール


イルカは比較的小型のイルカで、ジャンプも綺麗に飛べたり、そうでもなかったり、という若い印象を受けました。
マダライルカという種類だそうです。
毎年訪れている日本ドルフィンセンターのイルカに比べると、動きは早いけれど、小型でした。
ドルフィンセンターの方からもアドバイスを受けて、日々訓練を続けているそうです。

四国水族館 サンセットデッキから見る瀬戸内海
夕暮れの四国水族館 サンセットデッキから見る瀬戸内海

プールの位置が西側に向いているので、ちょうど海に夕陽が沈む方向を見ることになります。
島影を見ると、左から高見島、讃岐広島、手前が上真島、本島。
奥の岡山の方には雨雲が発達していました。(この後雷も)
奥さんと子どもは少し離れた場所で見るとのことでしたが、僕はショーにはあまり興味がないので、また階段を下りていきます。

四国水族館とゴールドタワー
夕暮れの四国水族館とゴールドタワー

どちらかというと、皆さんがショーを見ている間に、館内を見てみたいです。

四国水族館海豚プールの案内
四国水族館海豚プールの案内

水遊ゾーンというところへ向かってみます。
「海驢の景」と名付けられたエリアには、アシカがいました。
しかし暑いのか、ぐったり。
秋冬には、もしかしたら元気いっぱいに動き回るのかもしれません。

四国水族館 海驢の景
四国水族館 海驢の景
四国水族館 海驢の景
四国水族館 海驢の景

アシカさん、夏はちょっとお休みだよね。
もう少し涼しくなった秋冬には、元気な姿が見られるといいなあと思います。

その隣には「人鳥の景」。
何となく四国水族館は漢字や和名で表すのがお好きな様です。
わからなくもないけれど、人鳥がペンギンとは、あまり思わないですよね。

四国水族館 ペンギン
夕暮れの四国水族館 ペンギン
四国水族館 ペンギン
夕暮れの四国水族館 ペンギン

こちらも暑さのせいか、あまり動きはなく、じっとしている感じです。
水の中に飛び込んだり、餌を食べているイメージでしたが、この日はほとんど動きませんでした。(写真は撮りやすかったけれど)

四国水族館 ペンギン
夕暮れの四国水族館 ペンギン

この奥にもう一つエリアがあったのですが、この日は入れませんでした。
※この後秋に香川では鳥インフルが猛威を振るい、餌やりやペンギンの展示もいろいろ控えられていた時期があったようです。
お出かけの際には四国水族館のHPなどで確認してみてください。

海豚ホール

さて、そのままエントランスの方へ戻り、海豚ホールというところへ行ってみます。

四国水族館 海豚ホール
四国水族館 海豚ホール
四国水族館 海豚ホール
四国水族館 海豚ホール

ここにインフォメーションというか、案内の方がおられて、館内のマップをもらいました。
チケット売り場やエントランスでは配布していなかったので、もしはじめて訪れるのであれば、尋ねてみてください。

四国水族館 海豚ホール
四国水族館 海豚ホール

民間の水族館だからか、結構スポンサー企業のPRみたいなロゴがあり、ここはエアウォーターグループ日本海水とありました。
水槽が三つ設置されていました。

四国水族館 海豚ホール プテラポゴン・カウデルニィー
四国水族館 海豚ホール プテラポゴン・カウデルニィー

「プテラポゴン・カウデルニィー」という説明がありました。
小さくて可愛らしい感じ。

四国水族館 海豚ホールのカリビアンシーホース
四国水族館 海豚ホールのカリビアンシーホース

「カリビアン・シーホース」と説明がありました。タツノオトシゴの仲間だそうです。
もう一つは小さなフグ「ミナミハコフグ」と書いてありました。

ミナミハコフグ
四国水族館 ミナミハコフグ

個人的には、オーソドックスだけれど、こんな感じで一つ一つの水槽に説明があると良いと思います。やはりぱっと見て説明版があると、わかりやすいし覚えやすいです。

さらに先に進むと、海豚プールの下が見えるようになっていました。

四国水族館 海豚ホール
四国水族館 海豚ホール

ジャブンジャブンとイルカが次々に出たり入ったり。
上でジャンプしている様子をモニターで見ることが出来るので、上の様子、そこから水に潜っていくイルカの様子が目の前で見ることが出来ました。

四国水族館 海豚ホールのモニター
四国水族館 海豚ホールのモニター

頑張って撮るのですが、ショーが始まり、イルカの動きがとても早いので、なかなかうまく撮れませんでした。
写真の上手な方が撮ったら、また綺麗にとれるのだろうなあと思います。

四国水族館 海豚ホール
四国水族館 海豚ホール
四国水族館(2020年8月)

夕陽が綺麗と聞いていたので、行ってみたら、やはり正面に夕陽が来るので、サンセットデッキからの景色はよかったです。
僕はフェリーや港などで少し見慣れてしまった感がありますが、はじめて瀬戸内海を見る方は、きっと楽しく見られると思います。
また、平日や夏休みでなかったら、もう少し空いていたかな、という気もします。

さて、ここから本館棟の方へ入って行ったのですが、ここに入ると、また長くなってしまいますので、もし区切るとしたらここです。ここまでは大体の下の図のように歩いてきました。

四国水族館の館内図

後編では、本館棟の水槽を中心に見ていきますので、またご興味がありましたらご覧ください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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