分身ロボットカフェDAWN

分身ロボットカフェDAWN。いつか訪れたいと思っていたカフェで、初めて体験する、期待を大きく上回る素晴らしい時間を過ごせました。

分身ロボットカフェDAWN OriHime 手を広げるポーズ

分身ロボットカフェDAWNに行ったことを書いておこうと思います。
東京への旅、ランチをどこにしようかな、と考えていて、そう言えば、と思いついたのが分身ロボットカフェDAWN(https://dawn2021.orylab.com/)です。
初めて体験することがたくさんで、とても良いカフェ体験ができました。
東京観光で訪れようと考えている方の参考になれば幸いです。

目次

  1. 分身ロボットカフェDAWNとは?
  2. 分身ロボットカフェDAWNの場所
  3. 分身ロボットカフェDAWNの外観
  4. DAWNの店内・受付
  5. DAWN店内の様子
  6. 分身ロボットOriHime
  7. 分身ロボットカフェDAWNでランチ
  8. テーブルでOriHimeと会話
  9. デザート
  10. OriHime操作体験

分身ロボットカフェDAWNとは?

もう出来てしばらく経つので、今更という感じもしますが、ご存知ない方もいると思うので、ご紹介しておきます。

『分身ロボットカフェ DAWN ver.β』とは、株式会社オリィ研究所が運営する、さまざまな理由で外出することが困難な方々が分身ロボット『OriHime』&『OriHime-D』を遠隔操作しサービスを提供している常設実験カフェです。
私たちはテクノロジーによって、人々の新しい社会参加の形の実現を目指しています。
ぜひ、少し先の未来を体験しに来てください!

分身ロボットカフェ DAWN 2021 - BUNSHIN ROBOT CAFE DAWNの公式サイトより引用

分身ロボットカフェDAWNは、ロボット研究者の吉藤オリィさん、本名吉藤健太朗さんが、2021年に設立したカフェです。
外出困難な方が「OriHime(オリヒメ)」というロボットを使って、カフェの接客を行っています。
テレビのドキュメンタリーや本(教科書にも載っている)などで、何度か拝見し、一度実際に体験してみたいなあと思っていました。
(ちなみに、吉藤オリィさん、一時紫雲出山近く、香川・三豊の詫間高専にいていたそうで、少し香川繋がりがあります。)

分身ロボットカフェDAWNの場所

カフェの場所は東京・日本橋にあります。

分身ロボットカフェDAWNの場所
分身ロボットカフェDAWNの場所

よく行くか行かないか、という点では、あまり行かない場所です。
どちらかというとオフィス街っぽいところです。

分身ロボットカフェDAWNの場所
分身ロボットカフェDAWNの場所

[住所]〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-8­-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 (1F)
電話番号:03-3527-2136

最寄り駅は新日本橋、小伝馬町、三越前、神田などが近いです。

[最寄駅]
東京メトロ日比谷線 : 小伝馬町駅 徒歩4分
JR総武線 : 新日本橋駅 5番出口すぐ
東京メトロ銀座線 : 三越前駅 徒歩7分
JR山手線 : 神田駅 徒歩10分

僕は小伝馬町から行ったのですが、最初反対側を向いて行ってしまいました。
似たようなビル、交差点が続くので、初めてだとわかりにくいです。

分身ロボットカフェDAWNの場所
分身ロボットカフェDAWNの場所

初めて行くと、なかなか苦労するかもしれませんが、ここに住んでいたり、働いている人以外は、誰でも皆同じようなものなので、頑張って探して行ってみてください。

分身ロボットカフェDAWNの外観

お店のあるビルの角には「分身ロボットカフェDAWN」の看板がありました。

分身ロボットカフェDAWNの外観
分身ロボットカフェDAWNの外観
分身ロボットカフェDAWNのOriHime
分身ロボットカフェDAWNのOriHime

こちらがカフェの入口。
DAWNは、「夜明け」です。
「dôn」ドーン、ダーン、ドとダの間の発音、日本語では表現し難いですね。

分身ロボットカフェDAWNの外観
分身ロボットカフェDAWNの外観

店内に入ってみます。

DAWNの店内・受付

お店に入ると、早速ロボットが挨拶してくれます。

「ハロー、こんにちは。こちらが受付です」

分身ロボットカフェDAWNの店内 受付
分身ロボットカフェDAWNの店内 受付

思い込みというのは強いもので、最初は奥にいる店員さんが、マイクで喋っていると思ってしまいました。
しかし、よく見ていると、前のロボットが身振り手振りを交えて挨拶してくれていました。
他の方も、最初は半信半疑、それはちょっと衝撃的ですよね。

奥に店員さんはいますが、それぞれお料理の準備をしていますので、受付は、ロボットの方がされています。
「日本語は大丈夫ですか?」
「はい」
「予約はされていますか?」
「いいえ、していません」
「それでは、奥でご注文をどうぞ!」
という感じの流れです。

分身ロボットカフェDAWNの店内図
分身ロボットカフェDAWNの店内図

AIではなく、ロボットの向こうに人がいて、その場の状況を把握しながら受付されていました。
すぐに入って来た次のお客さんは海外の方。
「ハロー!」
と英語で案内していました。
わあ、これはすごい、なんかよくわからないけど、すごい!

分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWNの店内

次に驚いたのは、ほぼ満席で、その大半が海外のお客さんであったことです。
ホテルを除いて、日本国内の他の観光地でも、半々くらいはあったとしても、ほぼというのは初めてかもしれません。
分身ロボットカフェ、海外の方に人気があるのですね。

DAWN店内の様子

受付はカウンターにいる店員さんがしてくれました。
完全キャッシュレスで、ワンドリンク付で大人一人2500円(春季期間料金3/20~5/6、それ以外は2200円)です。
この日は3名で行き、ランチを一緒に注文しました。
レシートが要る場合には、メールかSMSで送ってくれます。

分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWNの店内

レシートのSMS送信、電話番号をタブレットに入れると送られてきました。

店内では、様々な言語で、OriHime(ロボット)との会話が行われていました。
そして、テーブルの間をOriHime-Dが行き来しています。

分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットOriHimeが配膳
分身ロボットOriHimeが配膳

店内で体験できることは6つでした。
・OriHime-Dによる配膳
・OriHime操作体験
・ハンドジェスチャーカプセルトイ
・テレバリスタ
・車椅子試乗体験
・店舗限定物販エリア

分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWNの店内

欧米の方がやや多いかな、という印象ですが、僕ら以外で日本の方は1組か2組でした。
ほぼ英語でやり取りしているようです。
これは来てみてびっくり、すごいです。

分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWNの店内

分身ロボットOriHime

それぞれのテーブルには、着物を着たOriHimeがいます。

分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWNの店内

会話している時は、顔の瞳の部分がグリーンに光っています。
ピンクになっている時もありましたので、時折変わるのでしょうかね。
そうでない時にはグレーです。

分身ロボットカフェDAWN テーブルのOriHime
分身ロボットカフェDAWN テーブルのOriHime

大きさは、隣にiPadがあるので、ノートよりやや大きいくらいです。

店内を眺めつつ、「すごいね~」「感動だね」などと話していると、一台のOriHimeがテーブルにやってきました。

分身ロボットカフェDAWN OriHime-D
分身ロボットカフェDAWN OriHime-D

「こんにちは。ご来店ありがとうございます。お飲み物をお取りください」

という感じで会話ができます。
おでこのところにカメラが付いていて、それでこちらの様子が向こうでもわかるのだそうです。

操作するお店の方を「OriHimeパイロット」と呼ぶのだそうです。
今回は奈良にお住まいのOriHimeパイロットさん。
「どちらから来られたのですか?」
「今朝、四国、高松から来ました。奈良の上も飛んできましたよ」

何往復か会話をして、「ゆっくりして行ってくださいね」と戻って行きました。
わあ、これは初めての体験です。
まずは、OriHimeとの会話。
ファミレスとかに配膳ロボット(にゃんにゃんの声の)はあるけれど、毎回同じ声で、親しみはあるけど、体温を感じないのですよね。
それに比べてOriHimeには「人との会話」という「温かさ」のようなものを感じました。
そして、東京のお店で、香川の旅人が、奈良の店員と会話する、というとても不思議な感覚でした。
東京のお店だと、リアル店員さんは関東にお住まいの方が多いですよね。
でも、その場で奈良の天気とか聞いてしまいました。

分身ロボットカフェDAWN OriHime-D
分身ロボットカフェDAWN OriHime-D

OriHimeどうしでも会話をしていました。

分身ロボットOriHimeどうしで会話
分身ロボットOriHimeどうしで会話

分身ロボットカフェDAWNでランチ

「面白いね」「なかなかできない経験だね」と言いながら、食事をしました。
お食事はリアル店員さんが運んできてくれるのですが、「OriHimeじゃないんだ…」という気持ちになりました。
おお、この気持ちは、きっとOriHimeに接客してもらいたかったんだ、と気が付きます。(にゃんにゃんが初めての時もそんな心境だったかも)
普通のことなのに、ほんの少しの時間で心境の変化があったことに驚きます。

頼んだ料理は3つ、まずはベジタブルキーマカレー。

分身ロボットカフェDAWN ベジタブルキーマカレー(中辛)
分身ロボットカフェDAWN ベジタブルキーマカレー(中辛)

奥さんは少し辛め、と言っていました。
[中辛]という表示でしたが、僕にはそんなに辛さは気になりませんでした。

エビとアボカド‒バジルソースのサンドと、

分身ロボットカフェDAWN エビとアボカド‒バジルソースSANDWICH
分身ロボットカフェDAWN エビとアボカド‒バジルソースSANDWICH

B.C.C.B.‒ベーコン・キャベツ・チーズのサンド。

分身ロボットカフェDAWN B.C.C.B.‒ベーコン・キャベツ・チーズのサンド
分身ロボットカフェDAWN B.C.C.B.‒ベーコン・キャベツ・チーズのサンド

それぞれ美味しくいただきました。

テーブルでOriHimeと会話

食事を終えようかというタイミングで、僕らのテーブルのOriHimeの目が光りました。

「こんにちは。はじめまして~」

分身ロボットカフェDAWN OriHime 手を上げるポーズ
分身ロボットカフェDAWN OriHime 手を上げるポーズ

わあ、テーブルのOriHimeでも会話ができるのですね。

テーブルのOriHimeパイロットさんは神奈川の方でした。
5年程されている方で、お話や間の取り方もとても上手でした。

それぞれ聞きたかったことを尋ねてみました。
Q.海外の方が多い?
A.多いです。英語が苦手なので、翻訳アプリ使って会話しています。
Q.海外の方はどうやってここを調べて来るの?
A.SNSやYouTubeが多いです。
Q.どう見えてるの?
A.実際にタブレット画面を共有して見せてくれました。

僕らもテレビや本で見かけて来たことを伝えます。
今回のパイロットさんは、愛知県の小学校でも活躍中で、朝の登校時間に「おはよう!」と声掛けをされているのだそうです。
わあ、すごい、いろんなアイデアが出てきますね。

OriHimeのいろいろな動きも見せてくれました。

分身ロボットカフェDAWN OriHime 手を広げるポーズ
分身ロボットカフェDAWN OriHime 手を広げるポーズ

手を広げて、パタパタと振ると「拍手👏」のポーズ。

手で頭を抱えるようなとても愛らしい仕草は「困った」のポーズです。

分身ロボットカフェDAWN OriHime
分身ロボットカフェDAWN OriHime 困ったポーズ

これを見た時に、ふっと思い出したのはあのネコ型ロボット。
実際には、人が操作しているけれど、ドラえもんってこんな感じかもと思いました。

「これ、わかりますか?」

分身ロボットカフェDAWN OriHime
分身ロボットカフェDAWN OriHime なんでやねんのポーズ

「なんでやねん」のつっこみポーズだそうです。
使うタイミングが難しいと言っていました。
確かに、関西の方とかだとうまいことできそうですね。

記念撮影をして会話はひと区切り。
とても良い体験でした。

デザート

OriHimeとの会話で、ややテンション高めになってしまったので、デザートをいただいてひと息つきます。

濃厚クリームチーズケーキ。
OriHimeのクッキーがついていました。

分身ロボットカフェDAWN 濃厚クリームチーズケーキ
分身ロボットカフェDAWN 濃厚クリームチーズケーキ

カシスのアイスと、バニラのアイス。

分身ロボットカフェDAWN カシスアイス
分身ロボットカフェDAWN カシスアイス
分身ロボットカフェDAWN バニラアイス
分身ロボットカフェDAWN バニラアイス

あまり目立たないようにされていましたが、リアル店員さんも大変だと思います。
実際には、いろんなお客さんが来るだろうし、荒天や通信機器のトラブルなど、カフェ業務をしながら対応する必要があります。
食事もデザートも美味しくいただきました。

OriHime操作体験

会計するカウンターの横に、OriHimeの操作体験コーナーがありました。

分身ロボットカフェDAWN OriHime操作体験コーナー
分身ロボットカフェDAWN OriHime操作体験コーナー

タブレットをタッチすることで、手を動かしたり、首を振ったりできる仕組みです。

先ほども思ったことですが、OriHimeは実物を見ると「ちっちゃくて可愛い」です。
今回お話したOriHimeパイロットさんは二人とも女性の方でしたが、男性だと、また違った雰囲気になるのでしょうかね。

普段、香川でもはじめて入るカフェでは、そんなに親しく話すことはありません。
2回、3回と行くと、ああ、また来てくれた、という感じで、店員さんと会話することがあります。
しかし、はじめて入った東京のカフェで、遠いところにいる方と実際に言葉を交わすというのは、なかなかできない体験で、よかったです。

分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWNの店内
分身ロボットカフェDAWN OriHime-D
分身ロボットカフェDAWN OriHime-D

大阪・関西万博や、デンマークにも出店したのだそうですが、今のところ常設は日本橋のみだそうです。
いつか、高松にも来てくれたらいいなあと思います。
その時には、今回お話したOriHimeパイロットさんと、またお話が出来たらいいなあと思います。
分身ロボットカフェDAWN、2026年で、今のところ最高のカフェ体験となりました。

それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

error: Content is protected !!