大串半島時の納屋が2024年の6月にオープンしました。
随分前から大串半島の活性化案が出ていて、数年前からの構想、建設を経ての街に待ったオープンです。
僕もオープンしたら行ってみたいな、と思っていましたが、開業当初はとても混んでいる、というので、少し時間をおいて8月に行きました。
さぬき市の大串半島にできたカフェ「時の納屋(ときのなや)」ことについて、ご興味のある方の参考になれば幸いです。
目次
大串半島時の納屋へのアクセス
大串半島へ行くには、今のところ車以外の選択肢はありません。
イベントやツアーなどのバスを除き、定期便は走っていません。
どうしても列車と徒歩で行く場合、JR志度駅(或いはコトデン志度駅)から大串半島までは、約8キロ、徒歩約2時間です。
僕は車で行ったけれど、もしかして歩いて、或いは自転車で行く方もいるかもしれないので、載せておきます。夏はやめておいた方がよいけれど、秋や春の気候の良い時期はいけるかもしれません。
標準的に車で行くと、こんな道順になります。
11号のムーミー(9月で閉店するというので寂しいですね)を左折して、川沿いの鴨庄郵便局を右折していきます。
僕は何度かセシールの工場の方からナビに案内され、その道を通りましたが、狭い道があるので、要注意です。
キャンプ場のシーサイドコリドールやワイナリーを抜け、広場の方へ向かいます。
大串半島時の納屋の駐車場
ほぼ全員が車で来るので、広い駐車場があります。
僕が訪れた際には、駐車場に停められましたが、「臨時駐車場」の看板も見かけました。
週末は多くの方が来られていたのでしょうね。
近い方が「第一駐車場」で、少し離れたところに第二駐車場があります。
もう何度も行かれたことのある方は第一駐車場が近くてよいけれど、もしはじめて行くのであれば、第二駐車場がお勧めです。
少しだけ遠いけれど(50mくらい)、そこから歩くことで、大串岬に向かう感じがでますよ。
「アプローチ=その場所に至る(小)道。」という意味があるそうです。
時の納屋に向かうアプローチ、第二駐車場からでないと見られないので、お勧めです。
大串半島時の納屋へのアプローチと第一駐車場
時の納屋へ近づいていくと、正面に小豆島、続いて瀬戸内海が見えてきます。
わあ、これは良いですね!
そして、完成した時の納屋、なんだか随分前からあったように景観に馴染んでいます。
建築家の堀部安嗣氏が設計したのだそうです。
三豊市に「讃岐緑想」という一棟貸別荘がありますが、公共建築としてははじめて手掛けたのだそうです。
ちょうど広場の奥のところ、以前はグリーンヒル大串という温浴施設があった場所です。
大串岬、あとで見ることにして、反対側の第一駐車場を見てみます。
建物の脇を抜けると、その奥に出ることができます。
すぐ建物の隣に第一駐車場があるので、次回は僕もこちらに停めようと思います。
第二駐車場からのアプローチ
折角なので、第二駐車場からも上がってみますね。
建物の南側の芝生から上がることもできますが、少し遠回りの北側、海側からの小径を上がることもできます。
少し上がると、建物の全体が見えました。
なるほど、第二駐車場の側を低くして、半地下のようにして繋いでいるのですね。
少し上がると、その下の方が芝生に隠れるので、また違った印象になります。
人がいる辺りがカフェになっているようです。
時の納屋の店内へ
ぐるりと一周したので、中に入ってみますね。
最初はどこがエントランスかわからず、ここかな?と探してしまいました。
最も入口っぽいところから入ってください。
わあ、全体が木の雰囲気で、やさしい感じがします。
そして、すっと涼しい風が吹いてきます。
先に注文をして会計して席に着く、というスタイルです。
人気のスイーツプレートは売り切れていて、バスクチーズケーキがありました。
奥さんはスモモジュース、僕はアイスコーヒーにしました。
時の納屋 驚きの眺望
テラスに面した席が人気で、こちらはいっぱいでした。
僕らは二列目に座ったのですが、結局写真や動画を撮るから、こちらの方で都合がよかったです。
わあ、北側、海の面した席は、絶景ですね!
庭があって、その向こうに海と島を見ながら食事ができるなんて、とても良いですよね。
そして、ちょっと涼しいね、なんて言っていたのですが、もしかして、と思って席を立ち、テラスに近づいてみると…
いやあ、これは驚きました!
全面窓だと思っていましたが、吹き抜けになって、自然の風が入ってきています。
高松の外気温は33~34度ありましたが、この部屋の中は汗をかくことのない涼しさです。
「窓開けてても涼しいですね!」
「そうなんですよ、自然との調和をコンセプトにしてらして…」
「空調はないのですか?」
「一応厨房と奥の部屋にはあります」
なるほど、自然の風を取り入れつつ、風の抜けないところは空調で補っているのですね。
さすがに真夏は暑かった、ということですが、この日は涼しいと言っていました。
別の方が冬は窓閉めるん?と尋ねていて、季節によって開け閉めする予定と言っていました。
確かに、冬は少し寒いかもしれませんね。
先ほどの低いところから、高い天井へ抜ける空気が、涼しさの秘密なのでしょうかね。
確かに大串半島の先にあって、風はいつも吹いている場所だから、うまく利用されているのだなあと感心しました。
こちらが奥の部屋。
確かに空調が側面に見えました。
こちらが南側。
長いベンチが置かれていました。
すぐにベイクドチーズケーキとすももジュース、
アイスコーヒーが運ばれてきました。
普通に美味しい感じです。
テラスから外へ
食べ終えて、帰る際には、テラスの方から外にでてみました。
本当だ、窓もしっかり閉まるようになっていました。
最後に大串岬へ。
ちょうどこの場所が小豆島の三都半島と向かい合わせになっています。
瀬戸芸、また来年もあるので、楽しみです。
そして、この時の納屋も、作品になるといいなあと思います。
大串半島時の納屋、近くの来られた際には、是非立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。