奈良で宿泊したことを書いておこうと思います。
一日目は明日香村の石舞台古墳、飛鳥宮跡、橘寺、高松塚古墳、キトラ古墳を巡りました。
どこに泊まろうか悩んだ末に、奈良市内に泊まることにしました。
もし車で奈良への旅行をお考えの方や、奈良市内のホテルをお探しの方の参考になれば幸いです。
目次
キトラ古墳から奈良で宿泊
キトラ古墳の駐車場を17時に出て、奈良市内へ向かいます。
この日の宿泊は天然温泉 奈良若草の湯 ダイワロイネットホテル奈良 。
予約が直前だったので、困った時にダイワロイネットです。
奥さんの「大浴場があるのが良い」というリクエストがありました。
キトラ古墳の明日香村から奈良市内への道は、日曜日で雨だったので渋滞していました。
このマップでは1時間とありますが、実際に到着は18:30前でしたので、1.5時間ほどかかりました。
もう一つダイワロイネット奈良にした理由は、場所がわかりやすかったところです。
JR奈良駅の前の道を左折すれば駐車場になっており、係の方が「お泊りの方は立体駐車場へ」と教えてくれました。(平面に停める場合には、ホテルに尋ねて下さい。)
そうかな、とは思いましたが、海外からのお客さんが大勢でした。
しかし、西新宿とは違い、フロントは日本の方でした。
(浴衣のサイズが小さかったので、交換してもらえてよかった)
これは翌朝に撮ったのですが、ちょうど夕連れでわかりにくいかな、と思っていましたが、そうでもなかったです。
JAの産直市場みたいな建物が向かいにありました。
スタンダードツインのお部屋。
どこでも素泊まり1万円くらいでお部屋が空いていることが多いので、助かります。
場所もわかりやすいし、お部屋も綺麗なのですよね。
奈良で宿泊した日の夕食 やまと庵本店
雨でもあったし、ちょっと疲れたというので、先にお風呂に入りました。
そのうち、下の階のレストランで良いかも、という話になってきましたが、何と「本日予約で満席」とのこと。
そうですよね、一日観光していたら、外に出るのが億劫になりますよね…。
折角なので、と気を取り直し、奈良駅の西側の方へ歩いてみることにしました。
最初は別のお店を見つけて入ってみたのですが、満席で「カウンターのお席になります」とのこと。
喫煙可能なお店で、隣の方がおタバコ吸っておられたので、やめました。
疲れていたのか奥さん「なんで今の店やめたんよ!」と言っていました。
ごめん、喫煙のお店、できれば入らないことにしています。
三条通りという通りに来ると、海外の方も含めて、多くの観光客がいました。
「ここは?」と最初に立ち止まったお店がやまと庵本店さんでした。
訪れる方が、メニューをちらっと見て、一組、また一組と入って行きます。
(全て海外の方でした)
「ジビエ」とあったのですが、お魚や一品料理もたくさんあったので、ここにすることにしました。
「すみません、満席で…少しお待ちいただくのですが…」
先ほどのことがあったので、ここは待つことにしました。
そして、僕はちらりと店内を見た時に見つけてしまいました。
たくさんの芸能人の方のサインが貼られていましたが、その一番手前。
わあ、最近ではないですか!
ちょうど一昨日、ツアーで奈良を訪れていたみたいです。
「フミヤ、来てたみたい」
「え、マジで、どこどこ?」
と奥さん興奮していましたが、先週とわかると安心&がっかりしていたみたい。
もう1時間でも、2時間でも待つ、という感じになりました。
実際には15分くらいでしたが、アジア系の男性二人組、欧米のご家族など、2~3組ほど待たれていました。
しかし、ちょっと待つのが苦手なのか、数分すると、いなくなってしまいます。
英語で「何分くらいかかるのか?」とか「どんな食べ物なのだ」と会話していましたが、確かに、メニューが日本語だと、写真しかないものね。
やまと庵本店のメニュー
しばらく待っていると、名前を呼ばれ、店内に入れました。
奈良の食材を使ったメニューや、
地酒など、お料理も飲み物もメニューが豊富でした。
最初はビールで乾杯です。
古代のチーズ「蘇(そ)」がメニューにありました。
食べたことなかったので、一度食べてみたかったのですよね。
牛乳をそのまま固めたような味でした。(そういえばどこかで同じように思って食べたことのある味でした)
もうそれぞれ好きなものを食べようと、注文しましたら、結構な量になりました。
「フミヤさん来られたんですか?」
「来ました!シフトが入ってて会いました。めっちゃ緊張しました」
係の方も、お料理出すときとか、ちょっと緊張しますよね
とりとめのない?組み合わせでしたが、最後に奈良漬けを食べました。
「わあ、この奈良うまい!」というので、食べてみると、確かに美味しいです。
何と言うか、奥深い味わいのする酒粕でした。
「これは白いご飯だね」と白いご飯を頼むほど。
お腹が空いていたのと、たくさん珍しいものを食べたので、宿泊代と同じくらいの値段でしたが、食べれてよかったです。
ご馳走様でした。
帰り際、雨が上がっていたので、三条通りをそのまま歩き、興福寺の三重塔を見ました。
しかし、さすがに歩き疲れたので、引き返し、ホテルに戻ります。
お部屋に戻り、僕は見たかった卑弥呼の番組を見ていたのですが、ちょうど奈良の箸墓古墳のことを取り上げていました。
ムムム、これは明日近くに行くので、こそっと行かなければ、と思いました。
奈良のモーニング
ぐっすり眠り、翌日、外へモーニングを食べに出ました。
ホテルから近いところで、モーニングを食べられそうなお店を探します。
奈良駅から徒歩で約5分、喫茶Richというお店にきました。
これは、喫煙可かもしれない…と思いつつ、入ります。(結局喫煙されていた方もいた)
パンとコーヒー、朝ごはんはこの位がちょうど良いね、という感じで頂きました。
お隣の席では、若いカップルが今後についてのお話をしていまして、そうだよな、普通はそういう風に考えるよなあと妙に納得してしまいました。
朝食後に、その話を奥さんにしたら、奥さんは全然耳に入って来なかったとのこと。
ウムム、これは少し驚いたことで、あんなに声が聞こえていたのに、聞こえなかった?と聞くと「聞こえて来ても、意識していない」のだそう。
「え、そういうことができるの?」と不思議に思いました。
僕は大体周りの声や音を「聞こえないようにする」ということは難しくて、モノなんかにも気をとられてしまいがちです。
「情報量が多いと疲れるやろ?」と言うので、そういえば、心当たりがある、と妙に納得しました。
カフェやレストランとかで、人の出入りの多い方を向くと、注意が散漫になってしまうので、時折人の移動が見えない席に変わってもらうことがありました。
自分では今まで全く気が付かなったことですが、この日のやり取りを話すうちに、それに気が付きました。
普段は平気なのですが、確かに、ぽわんとしてしまい、お話や置いている物に、気をとられすぎてしまうところがあるのですよね。
情報量の多いところ、今後はちょっと気を付けたいと思います。
さて、そのままホテルをチェックアウトして、平城宮跡に向かいます。
春日神社や興福寺は、何度か訪れていますが、平城宮跡には、行ったことがなかったので、行ってみたかったところです。
そのお話はまた次回に。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。