直島新美術館のカフェへ行ったことを書いておこうと思います。
何もカフェに行ったわけではなくて、2025年5月31日にオープンした直島新美術館へ行ったのですが、カフェにも立ち寄りました。
この記事では、直島宮浦(みやのうら)港から、バスに乗って直島新美術館への行き方と、新しくできた直島新美術館のカフェへ行ったことを書いています。
ご興味のある方、これから直島へ行こうと考えている方の参考になれば幸いです。
目次
- 高松から直島へはフェリーで
- 宮浦港からバスで「桃山」バス停へ
- 桃山バス停から直島新美術館へ歩く
- 直島新美術館のエントランス
- 直島新美術館のカフェ「&CAFE」
- 直島新美術館のカフェ店内
- 直島新美術館のカフェ店内のアート作品
- 直島新美術館のカフェのドリンクとデザート
高松から直島へはフェリーで
4月に桜の迷宮へ行ったばかりなので、また直島に、という気持ちもありますが、仕方がありません。
2025年は瀬戸芸が開催されましたが、春会期は直島、豊島はとても混雑していました。
その混雑を避けるように、春会期終了後、5/31に直島新美術館がオープンしました。
初日はレセプションや講演、島民方向けという感じでしたので、避けて2日目に行きました。
まず大事なのは入場には予約がいるところです。
他のベネッセの美術館もそうですが、公式サイトで予約が要ります。
ベネッセアートサイト直島
時間指定は特にないので、混雑を避け、12:40の高松発フェリーに乗りました。

高松港から直島まではフェリーで約50分です。

この便を使うのははじめてですが、とても空いていました。(帰りは17時で激混みです)
宮浦港からバスで「桃山」バス停へ
直島の宮浦港で下船し、町営バス乗り場へ向かいます。

僕は普段直島では歩いて巡るのでバスは使いませんが、今回は奥さんが一緒なので、バスに乗りました。

13:30出発のバスに乗りました。
車内はぎゅうぎゅう、奥につめてください、と行っても8割以上海外の方なので、意味が通じません。
「プリーズプッシュイン Please push it in」
バスの運転手さんも慣れているのか、流ちょうに英語で説明していました。
さて、注目の直島新美術館、どの場所にあるのか、知りたいですよね。

4月に訪れた際に、何となくこの辺かな、と下見していたので、僕はすぐにわかりました。
しかし、はじめてだとわからないだろうから(もちろん他の方も誰も知らない)、周りの方に聞いたらいいですよ。
直島新美術館の最寄りバス停は「桃山(ももやま)」でした。
バスの運転手さんも「直島新美術館は桃山で降りてください」と言っていました。
町営バスの運賃は100円。
1000円は両替できますが、必ず人数分の小銭を用意しておいてください。キャッシュレスは全てダメ、現金、硬貨のみ利用できます。(2025年6月)

桃山バス停から直島新美術館へ歩く
「桃山」のバス停についたら、3組くらいの方が降りました。
もちろん誰も場所や行き方を知りません。

もし皆さんもここに降りて、どっちに行けばよいかわからなくなったら、
「バスで来た方向と反対側」へ歩いて下さい。


バス停にこんな感じの地図がありましたが、小さいのでわかりにくいですよね。

僕も一応地図をつくりましたが、どうにもわかりにくい…
バスが来た方向へ戻って、陸地側(海と反対側)へ歩いて行きます。

もしかしたら、ここが一番難しいかもしれません。
角まで行くと誘導係(立入禁止のガードマン)がいるので、こっちですよ、と言ってくれますが、逆に行ったら、到着しません。
新しい美術館なので、地図アプリを使うなどして、皆さん協力して行ってください。
直島新美術館のエントランス
駐車場があり、その奥に進むとエントランスに続く道があります。

おお、ここにできたのですね。
直島新美術館は安藤忠雄氏の設計する直島で10番目の美術館だそうです。
平成元年 直島国際キャンプ場完成(監修)
平成4年 ベネッセハウス ミュージアム完成
平成7年 ベネッセハウス オーバル完成
平成11年 家プロジェクト「南寺」完成
平成16年 地中美術館完成
平成18年 ベネッセハウス パーク/ビーチ完成
平成22年 李禹煥美術館完成
平成25年 ANDO MUSEUM完成
令和4年 ヴァレーギャラリー完成
令和7年 直島新美術館完成
(参考にしたサイト:安藤 忠雄 | 直島町の紹介 | 直島町https://www.town.naoshima.lg.jp/about/meiyo/ando.html)
結構「10番目」とかは使われていますが、どれが1で2で、という紹介はないので、たぶんこんな感じだと思います。

エントランス前には長い階段があり、風鈴が鳴っています。
豊島にある「ささやきの森」を思い出しました。


わあ、今は全体が見えていますが、木々が成長すると、建物がその中に埋まっていく、そんな感じの美術館です。
そして、想像した以上に大きいです。


正面に立ち、左に行けば美術館。
美術館の作品は「直島新美術館の作品」で書いています。
直島新美術館のカフェ「&CAFE」
左に行けばカフェです。
美術館も見て来たけれど、この記事ではカフェの方へ行ったお話を書いておきます。

店名があるのかな、と思って見たら「&CAFE」が名称の様です。
小さくガラスのドアの下に書いてあります。
デザートメニューとドリンクがあります。

メニュー、たぶん今後また変わっていくと思うので、参考程度にみてください。
「うどんパン」とかは、たぶんかがわさんはあまり食べない…

キャッシュレスに対応したレジでした。
コーヒーショップの協力店にアカイトさんやフランコイルさんなど、直島を代表するコーヒーショップが名を連ねていました。
そして、なんと男木島の昭和40年会で話題沸騰?の「PULPO BEER(プルポビール)」も!

ダモンテ商会とはやや値段が違いますが、インバウンド価格ですね。
直島新美術館のカフェ店内
全体の雰囲気も開放的でとても気持ちがよかったです。


高台にあるし、海は見えるし、風は爽やか、この日は言うことなし。

直島新美術館のカフェ店内のアート作品
壁面には、アート作品が展示されています。




直島新美術館のカフェのドリンクとデザート
ドリンクは番号札で、デザートはブザー式の呼び出しで、セルフで取りに行きます。

僕はアイスコーヒー、奥さんは瀬戸内みかんのジュースにしました。
そしてデザートは、スパイスのかかった和三盆アイス。

これはなかなか変わった味で、奥さん普通のアイスだと思ってパウダーごと食べたら、カレーみたいな味でむせていました…
なかなかスパイシーな味で、和三盆アイスとの組み合わせは好みが分かれると思います。
面白いから食べてみて、という感じです。

椅子の座面と背もたれが、フニャフニャとした柔らかめの素材で面白かったです。
直島新美術館のカフェ、美術館に入らなくても入店できるので、アート作品を観て疲れたら、立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。