簡単自分で作るスコーンとは言ってみたものの、そんなにスコーンに詳しくないし、何ならはじめて作りました。
しかし、スコーンは材料が少ないし、お菓子作りはじめて、という方でもつくりやすい気がするので、書いておこうと思います。
前半は高松市にある人気のスコーン専門店「grain.(グレイン)」さんのこと、後半は僕がスコーンを作ったお話です。
前半にご興味がある方は前半を、後半にご興味のある方は(いるのかな?)後半を、よろしければご覧ください。
高松のスコーン専門店 grain.
少し前の話になりますが、まだ瓦町に天満屋さんがあった頃、3階にアフタヌーンティーのティールームがありました。
奥さんも子どもも、そこの真ん丸の素朴なスコーンが好きで、よく食べていました。
天満屋が閉店して、しばらくスコーンを食べていなかったのですが、ある時期から道沿いに行列ができているお店がありまして、それがgrain.さんでした。
場所は高松の東側のエリア、ラウンドワンとかチシティのある辺りです。
当初は11時頃が開店で、そのころに行列ができていましたが、そのうち開店時間が徐々に遅くなり、現在は12:30開店となりました。
なので、12時過ぎくらいにここを通ると、営業日はたいてい列ができています。
(列がない日は雨の日かお休み)
駐車場もありますが、歩道に木があって、停めにくいです。
停められないということはないのだけれど、時間を問わず通行量の多い道なので、なかなかテクニックが要ります。
開店時には並ぶことが多いのですが、最初に並んだ方が買っていなくなると、少し落ち着いています。
予約や取り置きをしていないので、日ごとに売り切れるタイミングは違うけれど、たいてい「本日は完売しました」とインスタに出ています。
確かに朝から作って焼いてお店に出したら12時半くらいになりますよね。
コロナが流行って以降、店内には一度に3人までとなっているから、それが列になる一つの要因でもあります。
以前の写真ですが、そんなに変わっていないと思います。
レジ横にミニスコーンの詰め合わせがあって、値段も手頃だからか、人気なのですぐに売り切れてしまいます。
手前から「アールグレイ」「ミックスベリー」「メープル」「プレーン」「レーズン」「チョコチップ」「キャラメル」などが定番でいつも出ています。「オレンジ」とかもありましたが、季節によって種類が変わっていくようです。
(時期によって違うのも人気みたい)
コロナが流行る前には、店内で食べることもできましたが、今はテイクアウトのみです。
9割女性のお客さんで、お洒落な雰囲気だったので、お店で食べたことはありません…。(歩道からよく見える、というのもある)
いつも行列だし、ほかの方も「こんなに?!」というほど買われているから、何となく買いすぎてしまいます。
上の写真はどこかにお土産でも持って行った時のなので、自分たちで食べるときには3,4個です。
奥さんも子どもも好きなのだそうで、二人とも「キャラメル」が美味しいと言っています。
しかし「キャラメル」人気なのか、1個か売り切れの時が多いです。
その際には「メープル」と「プレーン」が良いのだそう。
僕もプレーンであれば、甘さが控えめでいいなあと思います。
メープル、おやつで食べると美味しいのだそうです。
WEBサイトでも販売していますが、こちらも売り切れのことが多いです。
日曜日と祝日はお休みで、月によって営業日が変わります。
詳しい営業日はインスタで確認してください。
スコーン自分で作れる?
まあ、もちろんお店のスコーンは美味しいのだけれど、「考えてみたらプレーンのだったら自分でも作れるのでは?」と奥さんが言います。
ムムム、スコーン、僕だけならば絶対に作らないと思います。
しかしながら、レシピを見ていると家の中の今ある材料でできそうな雰囲気です。
小麦粉はあるし、期限の近い「ベーキングパウダー」はあるし、何と言っても卵は使わず、「牛乳」だけ使うということらしい…。
ということで、はじめてですがスコーンを作ってみることにしました。
まずはスコーンについてChatGPTに尋ねます。
Q:焼き菓子スコーンについて教えてください。
A:スコーンはスコットランド発祥の焼き菓子の一種で、イギリスやオーストラリアなど世界各国で広く食べられています。 スコーンは、小麦粉、砂糖、バター、牛乳またはクリームで作られたペストリーの一種で、ドライ フルーツ、チョコレート チップ、ナッツなどのさまざまな材料で風味を付けることができます。
スコーンを作るには、最初に乾燥した材料を混ぜ合わせてから、粗いパン粉に似るまでバターを混合物に切り込みます. 次に、液体の材料を加え、生地を丸く成形し、くさび状にカットします。 次に、スコーンをオーブンで、外側がきつね色になり、内側が柔らかくなるまで焼きます。
スコーンは温かくても冷たくても提供でき、ジャム、バター、クロテッド クリームなどのトッピングを添えて楽しむことがよくあります。 それらは甘くても風味豊かでもよく、人気のあるフレーバーにはブルーベリー、クランベリー、チーズ、ベーコンなどがあります。
全体として、スコーンは、おやつ、朝食のアイテム、デザートとして楽しむことができる、美味しくて用途の広い焼き菓子です。
なるほど、甘いお菓子だけでなくて、チーズとかベーコンに合わせても良いのですね。
では、実際に作っていきますね。
左から時計回りにバター、ベーキングパウダー、小麦粉(薄力粉)、砂糖、塩、これに牛乳を加えるとできます。
いくつかのレシピを見たのだけれど、10個とか20個できても困ります。
ちょうど6個くらい、一人2個ずつ食べるとちょうどいいなあと半分くらいの分量で作りました。
もう一つはベーキングパウダーの小分け袋4gなので、それにあわせました。
その考え方だと、4g(6個),8g(12個)、12g(18個)…と食べたい数に合わせて作れますね。
牛乳以外の全ての材料をフードプロセッサーに入れて混ぜます。
バターが固いので、それを溶かさないように粉々にするのだそうです。
そこに牛乳を混ぜて、一つの塊にしていきます。
最初は粉々ですが、触って練っていると形ができてくるのが不思議なところ。
ついつい「うどん」のように足で踏み固めたくなりますが、スコーンに「こし」は不要なので、ほどほどにしました。
簡単自分で作るスコーン 切ってのばして折り重ねて
せっかくだからとセリアで「スケッパー」を買ってみたのだけれど、これはそんなに必要ではなかった…。見た目だけで、包丁で全く問題なかったです。
半分に切ったのを、少しのばして折り重ねてまた半分に切り、さらに少しのばし折り重ねてまた半分に切ったのが下の状態です。
なるほど、この「切ってのばして折り重ねて」の作業で、独特の層ができるのですね。
スコーンが作りやすいのは、どのレシピも「大体適当でいい」「大胆に作る方が味がある」というところです。
細かい作業が要らないので、子どもや男性でも作りやすいですよね。
ラップして冷蔵庫で1時間ほど置きます。
かがわのご家庭には一家に一つ「うどん棒」があるというので、僕も一本置いています。
この「ルーラー」もセリアにあったので均一になれば、と買ったのですが、ほぼ意味がなかった…。(これも見た目で、なくてもよかった)
しかし、これはあってよかった、と思うのが「型」です。
もちろん丸めてそのままでもかわいらしいのができると思いますが、何となくスコーンは型で抜くと、お菓子作ってる感が出ますよね。
奥の方から12345までは型で抜いて、最後は手で丸めました。
クッキングシートをケチっているわけではなく、使おうと思ったら5㎝出て切れましたので、こんな長細い感じになりました。
200度に余熱したオーブンで20分焼いてみます。
おお、良い焼き上がり、と一番手前のを割ってみたら、まだ中がもう少しだった…。
なかなか見た目どおり焼き具合にはならないものですね。
さらに10分。
ムムム、今度は少し焼きすぎた感が…。
しかしながら、もとには戻せないので、食べてみますね。
おお、表面は焼きすぎてやや硬かったものの、中はふんわりとして美味しいです。
子どもに食べてみて、というと「これはこれで普通に美味しいわ。ビスケットみたいな感触で」と言っていました。
簡単自分で作るスコーン レシピ(6個) 材料 ・薄力粉:100g ・バター(無塩):25g ・ベーキングパウダー:4g ・砂糖:20g ・塩:ひとつまみ ・牛乳:50cc
手順
1. 牛乳以外の材料をフードプロセッサーでバターの塊がなくなる程度混ぜる。
2. 牛乳を加えながら混ぜ、まとまったら四角に整える。
3. スケッパーなどで半分に切りのばして重ねてを3回繰り返し、ラップをして冷蔵庫で1時間冷やす。
4. 綿棒などで平らにのばし、型を抜く。
5. 200度のオーブンで25分焼く。
レーズン入れたり、チョコ入れたり、まあ、何度か失敗しながらやればできるかも、という気になりました。
お店でも、自宅でも、美味しいスコーン食べると、元気になりますね。
ぜひどちらも試してみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。