さて、今回は 亀水中央公園の桜 について書いておこうと思います。
もう少し(あと3つほど…)桜のお話が続きますので、よろしければお付き合いください。
実は今回こうしてその場所の名を書けるのが、僕は少し嬉しい気持ちです。
ここは以前暫定的に「亀水バラ園」と呼んでいた場所ですが、この度「亀水中央公園」という名前が付きました!
さらに「マンモスプレイパークTARUMI」という愛称(ネーミングライツ)もついたので、名もなきバラ園ではなくなりました。
2022年3月にオープンしたマンモスプレイパークTARUMIや、桜やバラ花壇の様子、芝生広場やフランス製遊具のことなどに、ご興味やご関心がおありの方の参考になれば幸いです。
※追記
何と亀水中央公園で「ばらまつり」が開催されることになりました!
どんなばらまつりになるのでしょうね。
ばらまつりin亀水中央公園のお知らせ
ばらまつりin亀水中央公園 のお知らせ | さぬきばら会公式サイト ばらまつりin亀水中央公園 のお知らせより引用
今年4月にオープンしました高松市の亀水中央公園(マンモスプレイパークTARUMI)で第1回ばらまつりを開催します。
日時:2022.5.7(土)~8(日)・2022.5.14(土)~15(日) の4日間
10:00~16:00 雨天中止
場所: 亀水中央公園 高松市亀水町458-3 マンモスプレイパーク TARUMI
※追記終わり
目次
- 亀水中央公園はどこに?
- 高松市亀水中央公園と亀水運動センター
- 駐車場
- マンモスプレイパークTARUMI(亀水中央公園)
- 亀水中央公園のバラ花壇
- 寄贈された記念オブジェ
- 遊具広場
- 芝生広場
- 大型遊具
- 亀水中央公園の桜
- バラ園の桜
- バラ園の桜並木
- マンモスプレイパークTARUMIの案内図
- スタジアム前の桜並木
- 桜の下を歩く
- 葛城神社の桜
亀水中央公園はどこに?
まずは場所から見て行きますね。
「亀水」というのは、香川の中でもなかなかの難読地名で「たるみ」と読みます。
はじめて高松に来た方に、地元のかがわさんが「何て読む?」と出題する確率が高いので、覚えておいてください。(とはいえ、地元の方でも読めない方が多いと思う)
香川県のちょうど真ん中あたり、高松市と坂出市の境、五色台にあります。
高松から行くと、車で約20分。
結構バスでも行けるようになっていまして、コトデンバス下笠井線で「弓弦羽」(これも難読地名…)行きに乗り「亀水」バス停が最寄りです。
野球場もあるし、運動センターもあるので、バスが比較的走っている場所です。
県営野球場の前の道の桜、昨年に続き綺麗だったので、今年は後半でご紹介します。
高松市亀水中央公園と亀水運動センター
細かいところですが、高松市亀水中央公園と運動センターの違いについても触れておきます。
高松市のサイトに施設案内図があったので、お借りしました。
実は亀水中央公園は、敷地内に二つの施設がありまして、もう一つは「亀水運動センター」です。
体育館やグラウンド、プールやテニスコートがあるのですが、同じ高松市でもスポーツ振興課の管理で、指定管理者が「公益財団法人高松市スポーツ協会」。
一方、亀水中央公園は、公園緑地課の管理で、指定管理者が香川県造園事業協同組合です。
運動センターの方がおられたんで、一応尋ねたら、「確かにそうなんですよね…、なかなか伝得にくいですけれど」とおっしゃっていました。
隣接した敷地にあるから、同じ施設だと思ってしまいますよね…。
駐車場
上記のように、厳密にいうと運動センターを利用する方は運動センターの駐車場を、公園を利用する方は公園の駐車場を利用してください、ということになります。
これまでのバラ園も、その辺りがとても微妙な感じでして、「ここに車停めたら良いですよ」と、なかなか書きにくい感じでした。
しかし、今回訪れて「やっとここなら大丈夫です」という駐車場があったので、ご紹介しておきますね。
図でブルーが運動センター、ピンクにしたところが亀水中央公園です。
僕が訪れた時期は、ちょうど公園の開園直後で、さらに桜の時期と重なっていたため、とても多くの方が訪れていました。
上図のように、実際の道路にはそれぞれに区切りがあるわけではありません。
概念なので…。
ピンクのゾーンの一番上、海側に臨時の駐車場が整備されています。
以前バラ園だった際も、こちらは臨時駐車場の扱いでしたが、張り紙があるだけで、今一つ確信がなかったのですが、今回案内図に「駐車場」とあるので、大丈夫だと思います。
十分な広さの駐車場がありますが、公園内にも数台置ける駐車場がありました。
障害者用も含めて数台、敷地内の駐車場に停められますので、混んでいない時にはここが便利だと思います。
マンモスプレイパークTARUMI(亀水中央公園)
では、新しくできた公園の中を見て行きますね。
冒頭で触れたように、「マンモスプレイパークTARUMI」というのは、愛称、ネーミングライツです。
長く使われる(数十年単位)は「亀水中央公園」だと思うので、この記事では亀水中央公園を使いますね。
マンモスプレイパークTARUMI、良い名前だけれど、ちょっと長いよね…。
わあ、春休みだからか、新しい公園だからか、子どもたちがたくさん来て賑わっています。
歓声があがるのを聞くのは、本当に久しぶりな気がします。
これまでは、僕も子どもを連れてきたりしたけれど、今回は一人。
写真を撮っている不審者にならないように気を付けねば、と気を引き締めます。
亀水中央公園のバラ花壇
僕が是非訪れて確かめたかったことの一つに、バラ園がどうなっているのかということがあります。
園内を見渡すと…、
おお、ありました、バラ園。
いや案内図では、バラ花壇と名前が付いています。
円形に植えられていて、アーチもセットされていました。
新しいバラ花壇ができたので、ここでもバラが楽しめそうです。
寄贈された記念オブジェ
花壇の奥に記念碑が設置されていました。先日、さぬきバラ会さんが公園のオープン記念に寄贈されたそうです。
このオブジェは、岡田憲一氏作「つなぐ」でした。岡田さんは伝統工芸士の方で、あじ竜王山公園にも作品があります。
曲線とか、地面からすっと上に伸びる感じとか、やはり似ていますね。
ずっと亀水バラ園の管理をされてきたさぬきばら会が「つなぐ」を寄贈された、というのもなかなか面白いところです。
是非訪れた際には、新しいオブジェもご覧になってください。
遊具広場
このバラ園の奥の方に幼い子用の遊具広場がありました。
小さな滑り台などがあって、小さい子たちが楽しく遊んでいたので、遠くから桜とともに撮りました。
シーソーやブランコなんかがあって、楽しそうに遊んでいました。
横には舗装された通路があって、ここでスケボーのようなので、遊んでいる子もいました。
おお、ここはさぬき空港公園同様、そういう遊びも可能な公園なのですね。
芝生広場
こんな感じで芝生の広場も整備されていました。
ボール遊びやバドミントンとかできそうです。
一輪車は掴まるところがないけれど、もしはじめて自転車に乗る練習をするなら、人が少ない時間には、ちょうどよいかもしれません。
芝生を取り囲むように、ぐるりと舗装された道が整備されていました。
この右側に大人の健康遊具が設置されていましたが、サンポートのスケートボード練習場がなくなってしまったので、そういうのを作ってあげた方がよかったのでは、とちょっと思いました。
大型遊具
この公園がオープンした際に、ちょっと話題になっていたのが、こちらの遊具です。
高松市と姉妹都市提携をしている、フランストゥール市近郊で作られている遊具なのだとか。
確かに、今までに見た大型遊具とは、どことなく違う雰囲気がありますね。
6-12才くらいの子向けで、出来たばかりだから、子どもたちも次々に滑り台を楽しんでいました。
ポストカードを模したパネルもありました。
トゥール市、パリの南西にあるのですね。
高松市の姉妹都市は、他にアメリカ・フロリダのセントピーターズバーグ、友好都市は南昌市、交流協定を台湾基隆市と結んでいます。
各都市とは、英語講師の派遣やホームステイなどの交流がありますよね。
亀水中央公園の桜
さて、ここからは公園内の桜を見ていきます。
実際には、以前書いた亀水バラ園の桜と場所や桜の風景は変わっていないので、さらりと書きますね。
変わったのは、亀水中央公園の周囲にフェンスが出来て、その中に桜が植えられてあることくらいでしょうかね。
この前に訪れたさぬき空港公園はほぼ満開だったのですが、亀水中央公園はまだ8分咲きという桜もありました。
場所によって違うのですね。
桜の木の下でお花見されている方もおられたので、きっと来年以降も皆さんの憩いの場所になりますね。
亀水中央公園 バラ園の桜
道を挟んだ向かいの敷地の同じ亀水中央公園になるのですが、そこが旧バラ園です。
こちらもどんな感じになっているのか、やはり見てみたいところです。
下の写真の左は亀水運動センターのテニスコートで、右が旧バラ園です。
旧バラ園の中に入って見て行きます。
旧バラ園側も、公園の一部として、以前と同じように散策できました。
桜も綺麗に咲いていますし、遊歩道も綺麗に整備されていました。
歓声が上がり、賑やかな笑い声が響く遊具の辺りとは対照的に、こちらは落ち着いた雰囲気です。
子どもは面白くないだろうけれど、大人はこちらでゆっくり見た方が落ち着いた府に気でお花見できそうです。
バラ園の花壇も、ほぼそのまま残っていました。
ちょうど業者の方達が視察のようなことをしていたので、これからどういう公園にするか構想を練っていたのかもしれません。
もし出来るなら、バラの時期だけでも水路を活用し水辺にしてほしいところです。
バラ園の桜並木
周囲の園路に沿って桜並木を見て行きますね。
やや開花が遅れているのか、それとも種類が少し違うのか、この後数日後が見頃、という感じでした。
広場の真ん中には新しい東屋が建てられていました。
小さいけれどもこちら側にも日除け、雨除けの屋根が出来てよかったです。
「早く、早く向こうに行こう!」
「待って、待って」
何て言いながら、親子が桜の下を歩いていました。
マンモスプレイパークTARUMIの案内図
バラ園を抜けると、車の出入口まで来ました。
僕が訪れた日も、次々と車が入ってくるので、なかなかタイミングが難しいところですが、案内図があったので、それを見てみます。
この案内板も新しく作ったのですね。
なるほど、ちょうど今見てきたバラ園の場所は「サクラ並木」と名付けたのですね。
僕はたまたま「桜並木」と漢字で書いたけれど、意味は同じです。
そう呼びたくなる通りですよね。
亀水中央公園に咲く桜は、大体こんな感じだったのですが、ちょうど歩いてきたら飲み物が欲しくなりました。
公園内に自販機がなかったので、スポーツセンターの管理棟「亀水荘」へ。
お手洗いや水飲み場は屋外にありましたが、やはり園内にも自販機が一台要ると思います。
夏場はもっと暑いだろうから、あった方がよいと思います。
高松市内中心部からも遠くないし、駐車場もあるので、行きやすい公園でした。
何より桜が綺麗な公園でした。
次はバラの時期、綺麗なバラが咲くと良いですね。
スタジアム前の桜並木
さて、ここからは少しおまけ的な内容です。
本当はここだけでも記事にすることは可能ではあるのですが、長くも短くもない記事になりそうなので、ここに書いておきます。
亀水に行く際に、浜街道を右折してこの道を通るのですが、いつも満開で、とても綺麗な通りだなあと思っていました。
この場所も適当な名前をなかなか見つけられず、何と呼ぼうか考えていましたが、スタジアム前の桜並木としました。
本当は香川県立総合運動公園とか、県営野球場とかレクザムスタジアムなど、様々な呼び方がありますが、どれも長いししっくりきません…。
高松で「スタジアム」と言えばここです。
「前」と言えば前、「桜並木」とすると並んでいることがわかりやすいかなあと思います。
公園に車を停めさせてもらい、交差点から正面の緩い斜面を上っていきますね。
桜の下を歩く
車の往来は時折あるのですが、歩いている方は見かけません。
まあ、誰が歩いて散策を楽しむというのか、という感じの道なのですが、桜が見えてきました。
わあ、道沿いにずっと桜が続いているのですね。
特に調べたわけではないけれど、93年に国体があっったので、それにあわせて植樹したのでしょうかね。
30年位経って、ちょうど見頃の桜になっている感じです。
車道側は少し切っているのか、歩道側に傾いているので、桜の木の下をずっと歩くような感じになっています。
車の運転席から見ていても綺麗でしたが、やはり歩いてみると別世界にいるような気持になります。
葛城神社の桜
向かい側の畑では、ご夫婦がAMラジオでニュースを聞きながらお昼ご飯を召し上がっておられました。
確かに、この景色を見ながら食べるお昼ご飯は最高だろうなあと思います。
お一人地元の方らしき方とすれ違いましたが、それ以外には、車の音と鳥の声のみ。
桜の花の匂いに包まれる、素敵な通りです。
しばらく行くと、歩道の下に大きなソメイヨシノを見つけました。
「めの神様 葛城神社」とありました。
知らなかったのですが、神社がこの下にあるのですね。
ご縁起を説明した看板がありました。
小さな社があったので、お参りをしてきました。
少し高台に上っているので、眼下には生島の街と瀬戸内海。
なかなか良い景色でした。
桜並木の歩道は、浜街道の交差点近くまで続いていました。
ちょうど試合に行く高校生が、遠足に行く子どもたちが、バスの中から目にするでしょうか。
それとも、この先の根来寺に行くお遍路さんの目にとまるでしょうか。
名もない通りの桜並木ですが、見ることが出来てよかったです。
亀水や総合運動公園にお出かけの際には、是非通ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。