チーズハットグ という食べ物が流行っていると、子どもが言い出した2018年の夏頃のことでした。
恵方巻にしっぽくと、食べ物の話題が続くのは、お出かけしていないからです。
「つくり方」なんていうのも出ていて、ホットケーキミックスと「さけるチーズ」を棒に刺して、揚げる、というのでこれは暑いし、面倒だからと、作らなかった記憶があります。
まあ、見たことも聞いたこともない料理を子どもからの断片的な情報で作るのも難しいので、一度くらいそれを食べてみないことには、と思っていたところ、はじめて見かけたのは、こんぴらさんの参道です。(このくらいしか今回は香川にかかる話題はありません…)
棒にチーズを巻き付けて、ドーナツみたいに揚げてあり、砂糖とケチャップをかけて食べるというものでした。
まあ、僕は好きでも嫌いでもないのですが、これを自宅で作ってほしいとずっと言い続けていました。
材料とか揚げるところなどが結構面倒で、していなかったのですが、ホットケーキミックスを買ったので、作ってみることにします。
(本当のことを言えば流行っている時には作りたくなかっただけですが…)
検索すればいくつか作り方のレシピは出てきますが、今回はチーズ ハットグ by市瀬悦子さんの料理レシピ – レタスクラブを参考に作ってみます。
まず材料ですが、
ウインナソーセージ 2本
さけるチーズ 2本
ホットケーキミックス 100g
白玉粉 40g
牛乳 1/2
薄力粉 適量
パン粉 適量
揚げ油 適量
砂糖 適量
トマトケチャップ 適量
マスタード 適量
大体スーパーに行けば調達できる材料ばかりですが、「白玉粉」だけわかりませんでした。
マルナカに行きますと、粒の大きな「白玉粉」はあるのですが、それで大丈夫なのかわからなかったので、さらさらの「上新粉」を使用しました。
後から調べたら「白玉粉」と「上新粉」は、それぞれ違うものでしたが、チーズ ハットグを作るという点においては大丈夫でした。
子どもに聞いたら、砂糖とマスタードは要らない、というので用意しませんでした。
まずは、「ウインナー」と「さけるチーズ」を切って、棒に刺します。
僕が作るのを躊躇した理由の一つが、この「棒」です。
何か適当なものはないか、と探していたら、お正月に使う祝箸の残りがありました。
まあ、あとから考えると、普通の割りばしでもよかったところ。
こんな感じかな、と子どもに見せると、
「チーズさけてるし、ウインナーは大ずぎ」
などと細かいことを言っていました。
その時には、たいして違わないのでは、と思っていたけれど、これは子どもが言う方が正しくて、ウインナーとチーズの割合は同じ方がよかったです。
薄力粉を薄くまぶしておきます。
続けて生地をつくっていきます。
全体的に粉を混ぜて行くだけですが、まずは白玉粉に牛乳(分量の半量1/4カップ)を入れ混ぜます。
上の画像と下の画像で何が違うのかというと、牛乳が入っています。
なかなかハットグづくりのために「上新粉に牛乳を混ぜる」画像なんてないだろうから、載せておきます。
結構簡単にさらさらと混ざっていきました。
だまがなくなったら、続けてホットケーキミックスと残りの牛乳カップ1/4を混ぜます。
もちもちとした感じになってくると生地は完成です。
上新粉に牛乳、ホットケーキミックスだけだからとても簡単です。
今回は4本作るので、4つにわけました。
先ほどウインナーを増やした方は、生地が最後まで包めなかったので、やはり短めの方がよかった、と思います。
生地にパン粉をつけます。
これで本当にできるだろうか、とやや心配しましたが、心配してもハットグはできないので、油で揚げていきます。
生地が浸るくらいの油を160度(低温)に熱します。
辺りにふんわりとドーナツというかホットケーキというか、甘い匂いが充満します。
ウムム、ここが僕のやや苦手なところ…。
2分くらいで生地が膨らみ、こんがりとした感じになってきました。
ああ、これならハットグという感じ。
チーズ ハットグを揚げる
もちろん生地がはみ出たところは、そのままはみ出ますので、ご注意ください。
両面がこんがりとしたら出来上がり。
ケチャップだけが良いんだよね、と言いながら子どもは食べていました。
「おいしいよ、おいしい、普通の チーズハットグ 」
と言っていました。
食べながらチーズをのばすのがお約束のようで、びろーんとのばして食べていました。
僕は意外とケチャップやソースを好まないので、何もつけずに食べてみます。
なるほど、ホットケーキの中にチーズとウィンナーが入っている感じです。
(まあ、材料そのままだが…)
三人家族で4本つくると、1本余るわけですが、子どもが2本食べていました。
「なかなかおいしかった」と好評でした。
奥さんも食べて「昔こんな感じでツイストした揚げドーナツ食べてた」と言っていました。
もし子どもが大人になったら、是非「昔これ作ってくれて美味しかった」と思い出してください。
もしホットケーキミックスがご自宅にありましたら、どうぞお試しください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。