レオマのばら園へ行ったことを書いておこうと思います。
2015年にレオマのオリエンタルトリップがリニューアルオープンし、その後2018年にアリスイングリッシュガーデンがオープン、大バラ庭園とバラのエリアが拡張されて行きました。
昨年はこの時期に瀬戸芸に行ってしまい、見逃したのですが、今年は見てみようと出かけて見ました。
レオマのばら園では、今年2023年はベルサイユのばらのコーナーが登場しましたので、ご興味のある方の参考になれば幸いです。
※2024年11月追記
秋バラを見に行ったのですが、オリエンタルトリップへのエスカレータ「マジックストロー」の下りのみ「メンテナンス中」とのことで、利用できませんでした。
上りはエスカレータ、帰りは全員「マイクロバス」となり、バス待ちに長い列ができています。
1ヶ月ほど同じ状態だそうで、僕も行ってから知りました。
レオマのバラ園へ行く予定の方はご注意ください。
レオマのバラ園は5月中旬から下旬が最も見頃
最初は場所などを書くのですが、早めに書いておかないといけないのは、5月中旬から下旬が見頃ということです。
かがわの他のバラ園はゴールデンウィークくらいが見頃のところも多かったのですが、レオマは今が見頃です。
係の方に尋ねると、「最初のバラは終わりましたが、大バラ庭園の方は今ですね」とおしゃっていました。
もし、行かれるのであれば、5月末くらいまでがお勧めです。
※2024年新たに屋根がついた駐車場の様子はこちらでどうぞ。
10万本のばらが見頃「レオマ大バラまつり」
レオマのばら園 入園割引チケット
何度も場所は書いているのですが、訪れる方の話を聞くと、
「知らなかった」
「始めて来たけど、ここすごいね」
というお声を耳にしました。
なるほど、皆さん、はじめて来られる方が多いのですね。
となりのかがわさんをお読みの方へのお得情報を一つ載せておきます。
地元の方はよくご存知かと思いますが、レオマの入園チケットを買う方法はいくつかあります。
なかなか忙しいと、コンビニなんかによる余裕はないとは思うのですが、もし入園のチケットをまだ購入していなかったら、「ローソン 丸亀綾歌町レオマ前店」に立ち寄ってみてください。(他のローソンではなく、このローソンです)
入口の傍に「レオマの前売り券販売中」と表示があります。
ロッピとかの機械ではなく、そのままレジに行くと、当日でも前売り券が購入できます。(クレジットは使えません、現金支払いのみ)
僕らはこれまで「入園ワイド」で買っていましたが、この春から料金体系が変わり、入園料だけでオリエンタルトリップも行けるようになりました。入園のみ大人一人2000円が600円割引にあって、1400円でした。
だいたい500円までの割引が多いのですが、こちらは600円の割引です。
ホテルに泊まったり、ランチのセット、団体・企業の優待などは別にして、個人で当日チケットを購入して入園するのであれば、この綾歌レオマローソン前売り券がおそらく最安です。(今後変更になる場合もあるのでご自身で確かめてください。2024年5月確認済です。現金のみ)
駐車場から自販機の値段も上がるので、毎回ここで飲み物も買っていくようにしています。(レオマの自販機1本220円です※2024年5月)
まあ、数百円の差だから気にならない方は、どうぞそのまま駐車場へお進みください。
レオマの無料駐車場
レオマの駐車場、5月なので普段よりも混雑していました。
お昼前までに、ここが半分ほど埋まっていたので、満車という感じではなかったのですが、経験上、半分埋まるとアトラクションは1時間待ちとかが出てくる混雑具合です。
※2024年5月追記
無料駐車場に太陽光パネルが設置されました。
レオマの駐車場はホテル側にもあるのですが、僕はつるバラロードを見るので、毎回こちらに停めます。
ここからオリエンタルトリップまでは約2㎞徒歩約20分かかります。
次々と車が入って来ていて、県外から小さい子どもさん連れの家族の方が多かった印象です。
確かに、小さい子を連れてはじめて遊園地に行くのであれば、レオマやおもちゃ王国が行きやすいですよね。
青空の広がる、良い天気で、正面の讃岐富士も綺麗に見えました。
チケットをあらかじめ持っていると、ここでも時間を短縮できます。
この列だと15分くらいかかるから、子どもが入る前から飽きちゃうんですよね。
コンビニでチケット買っておくと、そのままエントランスへ向かえます。
そろそろ紙チケットはやめて電子チケットにしたら、と書きたいところですが、コンビニ前売りがなくなったらいけないので、今のままでよいと思います…。
わあ、ウェルカムゲートの改修工事が終わり、綺麗になっていました。
ウェルカムゲート
エントランスの奥ではレオマのキャラクター、ペディ―とポーリーが迎えてくれます。
30周年を過ぎて、徐々に可愛い感じに見えて来るのは気のせいでしょうか…。
オリジナルのキャラクター、年月が愛着を育てるのですね。
がんばれ、ペディ―&ポーリー!
これもどこかで見た雰囲気ですが、人気があって、次々に皆さん写真を撮られていました。
Peddy, Polly and Birdland friends are surrounded by lots of fun and smiles in the world full of joy, dreams and adventures.
The story of the Reoma Resort continues here a century from now.
ペディ、ポリー、バードランドの友達は、喜び、夢、冒険に満ちた世界で、たくさんの楽しみと笑顔に囲まれています。
レオマリゾートの物語は、今から1世紀後もここに続きます。
いつだったか、コロナの影響でウェルカムゲートのお土産屋さんが閑散としていました。お土産のお菓子が期限間近で割引になっていて、これはまずい、と思っていました。
しかし、以前のように賑わいが戻っていて、本当によかったです。
この看板を抜けて、つるバラロードに向かいます。
レオマのプール、6月に毎年始まりますが、今年も賑わうと良いですね。
奥さんはボートに乗って行けばよかった、などと言っていますが、僕はここの道を歩くのが好きなのですよね。
この看板が見えると、もうひと息です。
つるバラロードのバラ
さて、駐車場からウェルカムゲートを抜け、風の道、つるバラロードに到着です。
つるバラロード、普段はこの時期既にバラが終わってしまっていることが多かったけれど、今年はどうでしょうか。
おお、綺麗に咲いていますね!
これまでは、このつるバラロードのバラが早くに咲いて、連休中が見頃でした。
しかし、今年は5月中旬でも綺麗に咲いていました。
「わあ、綺麗に咲いてる!」
「バラ、いい匂い」
など、皆さん喜んでいる雰囲気が伝わってきます。
そうなんですよ、レオマのバラ、綺麗なのですが、ここはまだほんの入り口です。
しばらくアリスのオブジェがありましたが、今回はつるバラロードでは見かけませんでした。
しばらく置いていたものね、ちょうど入れ替えの時期です。
ホテルからオリエンタルトリップに来ている方も、大勢いたので、今の時期泊って、バラも見頃でちょうどよかったでしょうね。
こちらがオリエンタルトリップのエントランスです。
これまでは+500円払うか、ワイド入園チケットが必要でしたが、入園券だけでオリエンタルトリップへ行けるようになりました。
そのせいか、大勢の方が来ていたように思います。
この方がたくさんの方が見ることができて、いいですよね。
レオマのばら園 オリエンタルトリップ
日本一長いエスカレータで上に行きます。
僕は昔撮った写真を持っていますが、今は撮影禁止になっているので、掲載するのはやめておきますね。
わあ、エスカレータを上がったところからバラがまたたくさんあります。
場所としては地味なところですが、このお土産コーナーのとなりのバラは、毎年勢いがあって、綺麗なのですよね。
わあ、どの花も今とばかりに咲いています。
ちょうど見頃なのですね。
※2024年5月追記
レオマオリエンタルトリップ園内シャトルバス乗り場
この入り口にバスの乗り場があります。たくさんの方が待っておられました。
30分間隔で運行しているのですね。
お土産コーナーの一角にはアジア雑貨コーナーが出来ていました。
そうそう、この奥にかけられている曼荼羅の、大きな掛け軸が、レオマのお宝としてタシチョ・ゾンの二階にあります。
オリエンタルトリップのことを書くたびにこれも書いておきますが、ブータンの国王と、レオマ創設者の大西氏が懇意にされていて、ブータンの発展に寄与したということで、国宝級の大きな曼荼羅図を譲り受けています。
レオマオープン当時はレオマ美術館の入口に飾られていましたが、閉鎖し、今はタシチョ・ゾンの二階に格納されている、というところまではわかりました。
レオマの皆様、是非一度曼荼羅図を一般公開をしてください!
アジア雑貨のお隣には、今回のテーマ、ベルサイユのばらコーナーもありました。
その奥にはフォトスポット。
「オスカルと並んで撮るんではないの?」
と皆さん言っておられました。
確かに、その通り…。
しかし、お土産コーナー賑わっていて、皆さん列を作ってお土産購入されていました。
ここも賑わいが戻ってよかったです!
あとは、世界観が分断されるので、ここを通らなくても正面から(先ほどのばらと車のモスク入口)入れるようになればいいなあと思います。売店には、寄りたい人は必ず寄るものですよ。
展示即売コーナーがあり(これも少し別の場所でも、という気もします…)そこを抜けると広場です。
ブルーモスク広場のばら
本当は「モスクを模した瑠璃色のドーム」というべきなんだろうけれど、ブルーモスクの広場と呼ぶことにします。
ベルサイユのばらシリーズのバラが展示されていました。
こちらは展示販売用でした。
なんだかいろいろ趣向が凝らされていますが、最も面白かったのは、赤い服を来たイケメンお兄さんが写真を撮ってくれるところです。
最初は「1、2。3」と言うのだけれど、二回目は「Un, deux, trois」と掛け声。
奥さんはのりのりで「撮ってもらおう!」と一緒に撮りました。
これは意外とこの若いお兄さんと一緒に皆さん撮りたいのでは、という気もしました。日影がないので、暑い中帽子もなく大変だね、と労いました。
レオマのバラ園 ベルばらコーナー
2023年は、ベルばらコーナーが出来ていました。
バラまつりが始まる際に、作者の池田利代子さんが来られて、コンサートも開かれたそう。
わあ、香川県の「曽祖父が第24代香川県知事」とあります。
24代は伊藤知事という方で、縁がある方なのですね。
何度もここに訪れている者としては、ブルーモスクに、小トリアノン宮殿、そしてその先にはブータン展とイングリッシュガーデン、という違和感を思わずにはおられない訳ですが、そうした節操のなさとか、一貫性のなさみたいのが、オリエンタルトリップの良さだと思うことにいたします。
ベルサイユのばらたち
主な登場人物のバラも植えられていましたので、見て行きますね。
(バラが小さくて申し訳ない)
オスカルさんにフェルゼン伯爵。
王妃アントワネット、
アンドレに、ロザリーのバラがありました。
僕はコミックでは読んだことはないのですが、アニメの再放送を見ていました。
その他にもポスターの原画コーナーなどがありました。
奥さんは「ベルばらのコミック買おうかな」と言っていましたので、今でも人気があるのですね。
ホワイトガーデン
さて、続いていつものホワイトガーデンに進みます。
白い花で覆われた小さな庭ですが、ここも綺麗なところです。
当初は、アジア、中東地域のオアシスっぽい印象のある場所でしたが、徐々にイングリッシュガーデンへの入口という感じになってきました。
特に何がある、という訳ではないのですが、水辺と白い花が綺麗で落ち着いた雰囲気のお庭です。(僕は一番ここがお気に入り)
アリスイングリッシュローズガーデン
ひんやりとした休憩所を抜けると、アリスイングリッシュローズガーデンがあります。
ここの見どころは、バラのアーチとアリスの家です。
バラのアーチ、この時期は半分ほど埋まっていました。
この辺りもバラがたくさん咲いていて、素敵なところです。
カメラを持った方がたくさん写真を撮られていました。
アリスの家は人気があり、次々に中に入っていきます。
レオマローズガーデン
なかなかその境を理解するのは難しいのですが、この先アーチの先がレオマローズガーデンとなります。
咲き終わった花弁を係の方が丁寧に取り除いていました。
常に綺麗に咲いているように見せるのは、なかなか大変ですよね。
レオマローズガーデンの入口です。
どこを見てもバラの花がたくさんあるので、どこを撮ろうか迷うほど。
園路を歩くと、バラの香りがあちこちからしてきます。
レオマのローズガーデン、ちょうど見頃で素晴らしいバラ園でした。
フラワーガーデン
僕はレオマのばら園と思ってきていますが、実はバラ以外の時期にもいろんな花が咲いています。
これからの時期はアジサイですが、すでに色鮮やかなアジサイが咲いていました。
その奥には、綺麗なフラワーガーデンがあります。
僕は知らなかったのですが、「ペディ―&ポーリーの庭」という名前が付いているのですね。
こちらも綺麗なオレンジと黄色の花が咲いていました。
ばらも綺麗ですが、皆さん楽しそうに階段やスロープを上がっていました。
レオマのばら園 プラサット・ヒン・アルンの大バラ庭園
さて、階段を上がっていくと、もっとも広いバラ園「大バラ庭園」に到着です。
このバラ園は、プラサット・ヒン・アルンは、アンコール王朝の寺院を忠実に再現した寺院建築で、その周辺に6万本のばらが咲いています。
わあ、ちょうどこの大バラ庭園のばらが見頃で、どこを見てもバラだらけでした。
最初は「アンコールワットの周りにバラ?」という気もしていましたが、数年経ち、見慣れてきました。
そして何よりバラが成長し、寺院全体を取り囲むように咲いています。
いつだったか「来年は寺院の壁にバラを」と係の方が言っていましたが、綺麗に壁に沿って咲いています。
以前(レオマが出来た当時や2000年代)は、中に入ることができましたが、今は崩れる可能性があるため、中には入れません。
電気がないから、結構暗いのですよね。
北側にまわります。
いつだったか、この寺院の写真が「日本じゃないみたい」と言って話題になっていましたが、僕はブルーモスク、アンコールワット王朝とブータンの建物があるここが、レオマオリエンタルトリップ以外にしか見えませんでした。
これも個人的な感想ですが、レオマのばら園で、この時期最も綺麗に咲く場所は、と言われれば、ここをお勧めしたいです。
正面から見ると、ちょうど反対側、プラサット・ヒン・アルンの西側です。
陽当たりなのか、人の往来が少ないからなのか、この場所のバラが毎回一番綺麗に見えます。
僕もこれまで来た中では、最も見事な感じで咲いていました。
他のエリアに行ったことがないけれど、香川の中ではナンバーワンのバラ園はレオマのばら園です。
「こんなにすごいとは知らなかった」
「びっくりした」
なんて声があちこちから聞こえてきます。
レオマのばら園が出来てから5、6年になりますが、一つの定番観光スポットになりつつあります。
レオマのばら園はいつが一番の見頃?と聞かれれば、この5月中旬から下旬をお勧めしますが、秋のバラもまた静かで良いのですよね。
華やかで、わあっとしたのが好みの方は、是非春に訪れてみて下さい。
アイスとばらのソーダ水
さて、ばらを見終わったので、可愛らしいワゴンでアイスを買います。
フランス風なのに、ベルギーのチョコアイス、という気もしますが(そんなのばっかり)、せっかくなので、食べてみます。
2015年、オリエンタルトリップがリニューアルした際には、ホワイトガーデンの休憩所に、ちょっとしたカフェがあったんですよ、とお伝えしました。
こういうのが少しあると、雰囲気が違いますよね。
奥さんは抹茶の、僕はバニラのにしました。
お土産コーナーに戻り、定番のバラのソーダ水も購入。
(これも外にあると良いのにね)
ばらの形の氷が綺麗です。
まあ、味はほんのりとバラの風味がするかな、くらいですが、雰囲気ですよ、雰囲気。
レオマに来る予定のある方、またバラがお好きな方、是非春にレオマのばら園に足を運んでみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。