女木島・男木島の夏会期 のことを書いておこうと思います。
先に行き方や場所のことをさらっと書いたのですが、一つ一つの作品については後から、と思っていて、今回はじっくり書くバージョンです。
一度書いてしまったら、なかなかその後書く気にならないのではと思っていましたが、そんなことはなくて、書かないといけないような気持になるほど。
瀬戸内国際芸術祭2022 女木島、男木島の夏会期 へ行ったことや、男木島でランチを食べたことなどについて、ご興味のある方の参考になれば幸いです。
女木島・男木島の夏会期 高松港食のテラス
8月に夏会期が始まり、まず訪れたのは女木、男木でした。
すでに報道発表で夏会期の来場者数が出ていましたが、概ね前回の5~6割の来場者だったそうです。
海外からのお客さんがいなかったので、春会期と同じような傾向ですね。
瀬戸内国際芸術祭 2022 夏会期の来場者数について
瀬戸内国際芸術祭 2022 の夏会期(8/5~9/4)の来場者数は、下記のとおりです。
(8/5~9/4:31 日間)【参考】芸術祭 2019(7/19~8/25:38 日間)
直 島 50,962 【96,199】
豊 島 29,452【 45,842】
女木島 12,633 【23,880】
男木島 11,344 【21,908】
小豆島 43,523 【59,913】
大 島 1,557 【4,322】
犬 島 9,153 【17,074】
高松港周辺 18,618 【32,475】
宇野港周辺 10,241 【17,306】
合 計 187,483 【318,919】
本当は大島も検討していましたが、感染の状況から会期後半に開始となったので、男木女木の新作を見ることにしました。
サンポートの地下駐車場へ車を停め、高松コリドーを通り高松港へ向かいます。
高松コリドー、普段は口にしませんが意外と良い名前ですよね。
夏の高松港、さあこれから島に行くよ!という感じがします。
手前のパラソルとシマシマのテントは高松港食のテラスです。
2022年の春会期から設置されていて、お弁当や軽食、飲み物などが販売されていました。
春会期は時間を限って運営されていましたが、夏会期は全日営業していたようです。
一角にウォーターサーバーが設置されていて、船がつくと皆さん並んでお水を飲まれていました。
帰りには船の自販機で水やお茶は売り切れていたから、このウォーターサーバーはとても役に立ちました。
奥の日陰の場所で飲食できますが、夏はとても暑かったです。
僕らはまた帰りに寄りました。
この日は男木島でランチを食べる予定にしていたので、買いませんでしたが、予約していない方はここでお弁当などを買って行ってもよいかもしれません。
(僕はどちらかというと次に行った小豆島の際に利用したかった)
女木島・男木島の夏会期 めおん2に乗って
この日は8月の繁忙期ということで、女木島までの臨時便がでていました。
そのためシマシマの「めおん」ではなく、赤白の「めおん2」に乗りました。
先に乗船券を窓口で購入します。
その際に検温もしましたが、今回は係の方も慣れてきていました。
今回は高松-女木-男木-高松という行程なので、全て片道ずつの購入となりました。
そして、女木から男木への切符、男木から高松への切符はそれぞれで購入してください、とのこと。
毎回買うのはとても煩わしかったので、女木男木一日フリー乗船券のようなものがあるといいのになあと思います。
めおん2に乗ると、すでに船内は満員でした。
女木だけでこんなに乗るの?というほどですが、やはり賑わいがないよりあった方が良いですね。
西側には小豆島池田港へ向かうパンダが見えました。
この後、小豆島に行く際にまた乗ることになったのですが、向こうからもやはり同じように見えました。
これはなかなか言葉にするのは難しいのだけれど、やはり高松港から船に乗って、その船の様子や港に到着、ということを書くと、記憶というか、頭の整理がつくというか、すっきりしてくる気がします。
瀬戸芸の記事ではこの部分が長くなるので、飛ばしたい時もあるけれど、僕にとってはここが一つの面白さなのだなあと思います。
高松港を出航し、港がどんどん遠ざかっていきます。
雲が地上から大きくわき出しているような、盛夏の出航です。
とはいえ、船が動いている時間は約20分。
そして今年に入って4回目の女木航路です。
夏の瀬戸芸では、飲料の自販機のことを書いておかねばなりません。
めおん2にも自販機があるのですが、行きは「売り切れ」とはなっていませんでした。
しかし、帰りの「めおん」では、お茶や水、スポーツドリンクなどは全て売り切れていて、甘い紅茶やコーヒー、ミルクティーなどしか残っていませんでした。
他の島ではそうでもないけれど、島の自販機も同じような状態(お茶や水、スポーツドリンク売り切れ)だったから、水筒持参するか港で買って持っていくことをお勧めします。
春よりもくっきりと、青や緑が濃い夏のフェリー。
その時にはそうは思わなかったけれど、後から見ると3年に1度の瀬戸芸だったという雰囲気を感じます。
めおん2に乗っていると、めおんが女木から高松港へ向かうところとすれ違うのもよいところ。
今高松港へ向かっためおんが、次に戻って来る便で、今度は男木島へ向かいます。
風景を眺め、写真を撮ったりしているちに女木港に到着です。
女木島・男木島の夏会期 こんぼうや 公開制作
今回女木島で見る作品は2つ。
夏会期に公開の「こんぼうや」と「ナビゲーションルーム」です。
女木港から、まず向かったのが、「こんぼうや」です。
あんなに船には人がいたのに、ほとんど人がいなくて、ここに作品があるのだろうか、という気持ちになります。
ムムム、何かつくってる!と思ったら、秋会期に向けて棍棒を制作中ということでした。
真木島には春、夏と来たけれど、秋もくることが決定…。
大きな棍棒だったから、きっと秋には面白い作品になっていると期待しています。
(どちらにしても鬼ヶ島の洞窟には秋に行くつもり)
ナビゲーションルームへ
女木にいる時間は約1時間なので、続いての作品に向かいます。
途中女木島名画座の手前で、可愛らしい壁画アートがありました。
確か女木島の地域おこし協力隊の方が書いたのではなかったかと思います。
こうしたイラストが残ることは、一つの財産ですよね。
春に外観と案内板を撮り忘れていたので、女木島名画座の写真も撮りました。
僕は夢中になって撮っているから気にならないけれど、一緒に来た奥さんは暑くて暑くて、と言っていました。
確かに、中に入らなければ陽を遮るものがなにもないものね。
途中鬼ヶ島倶楽部の前を通りましたが、この日はお休みでした。
春に訪れた時のランチやコーヒー、とても美味しかったので、また来たいね、と言っていました。
こちらもまた秋会期のお楽しみです。
海のシーズンなので、道沿いには海で遊ぶ方と瀬戸芸を巡る方が交錯しています。
暑いなあ、と思いながら道を歩いたのですが、時折濡れたサーフボードを運んで歩いている方を見ると、少し羨ましい気にもなります。
女木島・男木島の夏会期 ナビゲーションルーム
龍潜荘の隣の一角に、ナビゲーションルームがありました。
奥さんから「ここ?これ?」と二度聞かれたので、遠くから見たらわかりにくかったのかもしれません。
受付でパスポートを提示し、靴を脱いで中へ入ります。
航海に使うための「六分儀」や「スティックマップ」に着想を得た作品だそうです。
「六分儀」、言葉を聞くだけでロマンを感じます。
わあ、これはなかなか面白い!
一つ一つが何か、というのはわからないけれど、フワフワと揺れたり、動いたりしています。
そして、何かオルゴールの音楽のようなものも聞こえてきます。
冷房はなく、夏なので室内は暑いのですが、それを忘れるほど見入ってしまいました。
静かな室内からは窓越しに屋島や大島など、瀬戸内海の景色が広がっています。
そして、オルゴールの音の正体は、この装置からだったようです。
定期的にポロンポロンと心地よい音が聞こえてきました。
海辺、揺れる道具、素朴なオルゴール音。
これはなかなか素敵な作品が女木島にできたなあという感じです。
ずっとここにいたい気もしますが、次の方が入ってきますので、再び港へ戻ります。
女木港からめおんに乗って男木島へ
海水浴の方々が、はしゃぎながら楽しんでいるのを横目に海岸を歩いて行きました。
日傘を差しましたが、さすがにここを歩くのは暑かったです。
もう一つ小豆島でも暑いなあと感じた場所がありましたが、ここも瀬戸芸夏会期暑かったランキング上位の場所となりました。
フェリーの人数に比べて、海の中や浜辺にいる方はそれほど多くないな、と思っていたら皆さん日影に集まっていました。
それはそうだよね、この日差しでは…。
こちらのカフェでも、今回見たいことが一つありました。
可愛らしいメニューの写真の壁は薄いグリーンですが、下の写真のように春に来た際は雨だったので黄色でした。
しかし今回はこの上なく晴れているので、
テーブルの色はブルー、壁はメニューにあるような薄い緑に見えました。
訪れた時に壁の色が何色だったかによって、またその印象が変わりますね。
こちらも前回は雨で今ひとつだった20世紀の回想。
やはりこの作品は白い帆が、青い空に映えますね。
12:20に女木から男木に向かうフェリーに乗ろうと女木港へ着くと、もう既に結構な行列が出来ていました。
間違いやすいところですが、「鬼の館」内の窓口では販売していおらず、列の先頭で、男木行の乗船券を売っています。(現金のみ)
12時に高松港へ戻るめおん2に手を振る見送り隊の方がいました。
夏休みだから学生さんなのでしょうかね。
小えび隊やお手伝いと思われる方に若い方もたくさんおられました。
やがて、「ブォオオン」という変わった低音の汽笛を鳴らし、めおんが港に入ってきました。
賑やかな赤白の船体。
撮った時にはどうということもなったのですが、今こうして見ると夏らしい写真になっていました。
乗船すると、すぐにフェリーは動きだしました。
途中女木島の海水浴場が見えました。
この時間の便にも多くの方が乗っていました。
ただ、先ほどの行きの便に比べると落ち着いているというか、少し暑さで疲れが見える船内でした。
男木島の南側、女木島との間を通過し、男木港が見えてきました。
男木に来るのは春に続いて三度目。秋は来る予定がないので、今年は最後になるはずです。
女木島・男木島の夏会期 学校の先生
男木港に到着し、まず近くの学校の先生へ向かったのですが、このルートは失敗でした。
ちょうどフェリーから下りた方が、一番に来るのがここでした。
近くて、新作だから、仕方がないのだけれど、一時大混雑になりました。
受付の前で学生がアンケートをされていました。
暑い中ですが、若さがあるからできるのだろうなあと思います。
エカテリーナ・ムロムツェワさんの「学校の先生」という作品です。
ムロムツェワさん、新潟の大地の芸術祭や東京で夏に個展をされていたようで、SNSでも何度かお名前を見聞きしました。
アートは自由や平和な場所で育つと思うので、紛争当事国のアーティストの皆さんは、とても苦しい立場にあると思います。
沙弥島のチシコフさんや本島のポノマリョフさんなど、きちんとその場所へ行き、作品を観ることで、ささやかながらアーティストの皆さんを応援したいと思います。
靴を脱いで古民家の中へ入ります。
男木でワークショップを事前に開いて、子どもたちと絵を描いたドキュメンタリーがありました。
ムロムツェワさんのワークショップを受けられる、これは男木の子ならではですね。
瀬戸芸のたびに、それぞれの島でイベントがあるけれど、僕らが参加できないものもたくさんあって、そうした下地が次の世代に受け継がれていくといいなあとも思います。
いろんな方の「学校の先生」のイメージを描いたものだそうです。
意外といろんなイメージがあって、面白かったです。
玄関から入り、右側に部屋が4つあり、その奥に大きな部屋と休憩室がありました。
しかし、ちょっと人数が入りすぎているのか、廊下ですれ違えるだろうか、というほど混雑してしまいました。
廊下を行って、そのまま戻るので、そこで人が詰まってしまい身動きが取れず、という室内でした。
一番奥の部屋に、大きくて綺麗な絵があります。
その向かいには休憩室があり、古いピアノがありました。
このピアノがいろんな方の(特に女性の)印象に残ったみたいです。
4、5名の方のブログやSNSで拝見しました。
アップライトのピアノには、何か共通の思い出があるのでしょうね。
一番奥に広い部屋があり、ボードゲームのような作品が置いてありました。
これが何か、と言われると、それはそれでとても困るけれども、サイコロを使ったスゴロクみたいなものだったと思います。
女木島・男木島の夏会期 男木島パビリオン
「学校の先生」から少し山側へ入り(ogijimaゆくるへ行く時に間違って入る道だ)、豊玉姫神社の方へ向かいます。
少し上り坂が続きますが、暑くなければ猫なんかもいて楽しい路地です。
(この日は一匹も姿は見えませんでした)
3分ほどで着きました、男木島パビリオン!
わあ、春には影も形もなかったのに、鳥居の傍に建物が出来ています。
オスカールさんの作品、ちょっと楽しみにしていました。
急な階段を上ると、眼下には男木港、
そして上には豊玉姫神社があります。
その階段の途中に新しい作品が出来ていました。
ちょうどここは瀬戸芸パスポートのメインビジュアルになった場所ですね。
「あっという間にできましたね、すごいですね」
「6、7月にかけてずっと工事してたみたいです」
なるほど、春と夏の間につくり上げたのですね。
靴を脱いで中に入って行きます。
わあ、これもなかなかすごいことになっています。
いつものマジックで描いたのは、海や潮の流れでしょうかね。
遠くから見ると穏やかに見えるのですが、近くで見ると力強い瀬戸内の海、という感じでした。
そして、男木島の名所、男木島灯台。
そして、タコ。
じっと見ていたら、最初は眼の位置が気になっていましたが、次第に頭の透明なところや、足の形が気になってきました。
これは、もしかして…。
ああ、やっぱりそうです、これは僕が見慣れているあの地形です。
時折地図を作るので、屋島の形や女木島、男木島、大島の形ですぐにわかりました。
魚やタコの形、これは全く思いつきませんでした、
オスカールさんに会える機会があったら是非聞いてみたいです。
“Which one did you come up with first? A fish or island?”
めおん2を港に浮かべるように撮るのも楽しいところです。
もっと長く見ていたい気もしますが、エアコンがないため、暑さで息苦しい感じもしてきたので、出ます。
秋会期は涼しいから、もっとじっくり見られると思います。
こうした二つの絵が入っている作品は昔からとても好きです。
少し上り坂があるけれど、男木島パビリオンはとてもお勧めです。
ogijimaゆくるでランチ
さて、瀬戸芸男木島のランチを楽しみされていた皆様、大変お待たせしました。
今回もogijimaゆくるさんでランチを予約しました。
そして、訪れたら、とてもとても素敵なことがあったので、そのことも書いておきますね。
暑い、暑いと聞いてはいましたが、35℃の日の13時過ぎは暑かった記憶があります。
しかし、路地を抜けていくと、ひらりひらりと青い暖簾が見えました。
いやあもうここはオアシスですよ、オアシス。
この暖簾を見るだけで、その中の雰囲気を思い出します。
2019年の夏、この手前の作品を観た後、真壁さんの作品を、と思って見ていたら、奥から声をかけてくださって、それから何度かお邪魔しています。
「こんにちは!」
「どうもー、今日は私一人なので時間かかってしまうかも…」
「大丈夫ですよ、忙しい時にすみません」
電話した時に、奥さん一人だと言っていました。
お部屋を見ると、今日は先にグループの方がおられるみたいです。
靴を脱いで、カラカラと戸を開けると、エアコンの涼やかな風が肌に当たります。
「ああ、これは涼しい!」と思わず声にでてしまいました。
どうもどうも、ご歓談中お邪魔しますね、という感じで中に入ろうとしたとき、ぱっと正面の女性と目があいました。
「あ、この方は知っている人だ」
お互いにマスクをしているから、ぱっと目が合っただけなのですが、強い印象や記憶は、一瞬にして甦ります。
「あら、どうもどうも、こんなところで」
と相手もすぐにわかったみたいで、挨拶を交わします。
もちろん時折瀬戸芸で知り合いに会うこともありますが、何とこちらの方には2016年にも豊島でお会いしております。
2016年の瀬戸芸で、豊島甲生の作品でした。
この当時はこんな風に書いていました。
なかなか人間の耳というのはよくできているもので、しばらくの期間続けて聞いていた声というのは、記憶の奥底に留まっているようです。ぱっとその声を聞いた瞬間、「これは知っている方の声だ」と思いました。
瀬戸芸の夏が来た!瀬戸芸2016夏会期の豊島(中篇)「甲生周辺」
前回は声で、今回は目で、わかりました。確か2019年も瓦町のイベントでお会いした気がします。
まさに3年に一度、瀬戸芸の開催にあわせて偶然お目にかかる、という具合です。
しかも男木島、同じ時間にogijimaゆくるで。
「今日は男木を見に来られたのですか?」
「そう、暑いから女木と男木の新作だけと思って」
「わあ、同じですね!今女木見てきたところです!」
女性のお友達グループで、瀬戸芸巡られているのだそうです。
豊島が2016年だったこと、少し時間が経ったら(今のこと)ブログで今回のことも書くことなどを伝えました。
やりとりをしていると、お食事が運ばれてきました。
「わあ、ばら寿司ですね!」
「ゆず酢のお寿司です」
暑かったので、ちょうどさっぱりしたのがいいなあと思っていました。
「男木島に行くと、美味しいランチが食べられる」というのは、もうすっかり定着してしまいました。
もちろん瀬戸芸も楽しみですが、ゆくるさんでお昼をいただくのも、男木島の大きな楽しみです。
お寿司も冬瓜も、とても美味しくいただきました。
涼しいお部屋で、食事の後にコーヒーをいただくと、もうこのままゆっくりしてフェリーで帰ろうかという気にもなりそうなところ。
最初にも思ったけれど、暑い夏の日も、寒い冬の日も、こちらに来るとゆっくり落ち着いて休めます。
ゲストハウスですので、もちろん宿泊もできます。
もし男木島にお出かけの際には、是非ランチを予約して訪れてみてください。
女木島・男木島の夏会期 NO.105
さあ、男木島で残る作品はあと一つ。
しかし、こちらがなかなか遠い場所で、道に迷いながら行きました。
奥の海の方から上がってくれば迷わないのですが、山側から来ると少し道が複雑でした。
男木島の作品№19番(og19)の作品名が「No.105」という作品です。(少しややこしい)
105番、という意味なのでしょうね。
古い倉庫を改修し、展示をしているようです。
奥に受付があり、若い男の子2人が受付をしていました。
「黄色いバルーンがあって、中に入れます」とのこと
本当だ、中に大きなバルーンが見えます。
一番近いイメージは、お祭りやイベントで中に空気を入れて子どもが飛んで跳ねるエア遊具というか、フワフワドームの小型版です。
何と言っても、一番の違いは大人も中に入れることです。
下は地面なので、フワフワではないのですが、空気の出入りとかポンプの音などは、昔聞いたことがある気がしました。
もう一つは足場が組まれていて、上からものぞける仕組みになっていました。
奥さんは知らない方と顔を出したら、少し気まずいかも、と思ったそうです。
階段を上ると、
また雰囲気が違って見えて、頭をだしたり、ひっこめたりしました。
スマホやカメラのキャップなどが落ちないように、十分お気を付けください。
落ちたらたぶんコロコロとあの隙間に…。
帰り際、丸いのは座れますよ、と教えてくれたので、座って写真を撮りました。
これは、面白くて色が綺麗だけれど、すぐに壊れてしまいそうだね、と言っていましたが、この後座るのは中止になったのだそう。
とても黄色が鮮やかで、座ってみたくなりますよね。
時間を決めるとか、人数を限るとか、工夫して秋には座れるようになると良いですね。
男木港へ
この作品を観終わったのが14:40。
少し急いで男木港へ戻らないといけません。
早歩きで港へ戻り、5分前くらいには着きました。
秋は来ないから、どうしても僕はここの写真を撮っておきたかったのです。
前回訪れた際に、外観を撮っていませんでした。
今回は案内表示も撮ることができました。
結構いつも来場者がいるので、正面は撮りにくいところです。
窓口の方、写真だけ撮って去って申し訳なかったです。
女木と異なり、フェリーの乗船券は男木交流館の中で売っています。
乗り場から一度館内へ行き、チケットを持って乗船しました。
出発の2分前、何とか間に合いました。
暑い中ですが、2人の方がお見送りをしてくれました。
今回も男木島に行くことが出来てよかったです。
行きに書いたとおり、帰りのめおんの船内自販機では、お茶、水、スポーツドリンクは売り切れていました。(結局ミルクティにしました)
客室や椅子に座るよりも、外の海風にあたるところが気持ちよかったです。
もう少しすると、ここは寒くなるだろうな、という感じです。
女木に着き、高松港に到着です。(この日は積み残しはありませんでした)
仁尾のレモンスカッシュ
普段であれば、このまま帰宅するのですが、少し喉が渇いていたので、高松港食のテラスに立ち寄ります。
丸亀屋さんの骨付鳥やおにぎり(おにぎり完売してた)。
お隣に「仁尾産瀬戸内完熟レモンスカッシュ」というのがあったので、それを買って見ました。
小豆島のハモを使ったハモカツバーガーにも心惹かれましたが、何と言っても食べたばかりでお腹はいっぱいでした、残念。
スプレーのような容器に入ったクリームのようなものが上にのっていました。
(何だったか尋ねたのですが、忘れてしまいました)
希少糖を使用しているらしく、すっきりとした甘さで、美味しかったです。
春に2度ほど、ここで「唐揚げ」を買ったのですが、お店が変わっていました。
食のテラスも、その場にあったらラッキー、一期一会みたいなところがありますので、見つけたら、迷わず買ってみてください。
とても暑かったけれど、楽しかった夏の女木島と男木島。
秋にもまた大勢の方で賑わうと良いですね。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。