フェルメール展真珠の耳飾りの少女を観に行ったお話です。
前編では中之島美術館の1Fから、展示室5Fの入場までを書きました。
この記事では、中之島美術館の展示室に入場して出るまでの様子や、会場で購入したグッズのことなどの体験談を書いていきます。
これから大阪フェルメール展に行く方の参考になれば幸いです。
フェルメール展真珠の耳飾りの少女 展示室の入口は空いている?

さて、5階の展示室に来たところから始めますが、ここで、もしお手洗いに行きたい方はここで行っておいた方が良いです。
また、ここからしばらく(1時間ほど)行列と混雑が続くので、入口でひと息つくことをお勧めします。

この入り口を入ると撮影は禁止です。
係の方が「撮影禁止」の札を掲げて立っています。
フェルメール作品の2点は写真撮影が可能でした。

ここからは写真が撮れる場所まで、図とイラスト、文章でお送りしますね。
ざっと会場の中を思い浮かべると、こんな感じでした。

入口付近から、真ん中の展示室までは空いています。
フェルメール以外のレンブラントの作品などが最初に展示されていましたが、僕はここはパス。
一緒にいた奥さんはじっくり観賞したので、その差についても最後に触れますね。
(結論から先に言うと並ぶ時間は同じ)
真ん中の部屋はスライドが壁に映し出されていて、細長いソファがいくつかおいてありました。
そこに座ってゆっくり映像を眺める方もいましたが、ほとんどの方は先を目指して行列に並んでいました。
「え?なんで」
「ここならばんといかんの?」
そんな声があちこちから聞こえてきます。
確かに、外で並んで、また中で並んで、うんざりしますよね。
そして特にテープや、ラインがあるわけではなく、係の方が手振り身振りで列を作っています。
「もう少し奥まできてください!」
「2列でお願いします!」
という感じ。
この真ん中の部屋の行列を抜けるのに20分から25分ほどかかりました。
前の女性が言ってたのは、
「スライドが一回8分で、もう3回見たわ…、4回目やで…」
横目で映像を見ながら歩くので、フェルメールに詳しくなりますね。
そこから通路のような長細い部屋に出ると、フェルメールの作品(複製写真)や年表が展示されている部屋。
ここからは、次の「ディアナとニンフたち」の部屋の行列に並びます。
フェルメール展真珠の耳飾りの少女 ディアナとニンフたち

正直に言うと、僕は「真珠の耳飾りの少女」を見れればよかったので、飛ばしても良かったのですが、やはり並んでしまった以上、観た方がいいよね、ということで、観てきました。

ここで並んだのは15分から20分ほど。
ずっと横に絵があるので、遠くから徐々に近くに見える「ディアナとニンフたち」。

誰もが「写真を撮るから行列になるのでは?」と思いますが、僕も含めて、誰でも皆さん撮りたいですよね、写真。

並んでいるうちに斜めからは何枚も撮れるけど、正面は一人一枚と、係の方(看視員)が促しています。皆さん一枚撮ったら、去り、一枚撮って去り、という感じです。
ここが行列、混雑の原因ではありますが、やはり並んでも見てよかったと思います。
そして、後から見直して、綺麗な絵だったなあ、とじっくり観賞できるので、混んでも列に並んでも、写真が撮れてよかった、と帰ってきて思います。
ついに「真珠の耳飾りの少女」へ
さて、この後がいよいよハイライト、「真珠の耳飾りの少女」との対面です。

部屋の移動の間に、ブルーの通路がありますが、ここも印象に残っています。
いよいよ、最後の展示室。
前の人が溜まっているので、ここも混雑してるのだろうなあ、と想像できます。
おお、展示室に入ると、遠くに絵が!
照明のせいもあるけど、それでも遠くからでもひときわ目立っています。

わあ、これは楽しみ。
結局、この展示室には40分ほどいましたが、その間真珠の耳飾りの少女を見たり、写真を撮ったり、それを見る方々を観察できたので、特に退屈はしませんでした。

「すごいひとやなあ」
「これは体調悪くなる人もおるやろ、運営の問題やで」
「万博を思い出すわ」
などなど、皆さんいろんな感想や意見をつぶやいたり、お喋りしていました。
僕も同感だけれど、こんなに皆さんが見たい、撮りたい絵画の展示方法で、他に方法があるか、と聞かれれば「ない」のですよね…。
人が少なければ、その分見られない方が増えるし、写真を規制すれば早く見られるかもしれませんが、話題にはならない。
大混雑、大混乱、大行列ができてこそ、至宝、名画の証では、と思いました。

こんな感じで九十九折(つづらおり)、蛇腹のように並んでいくのですが、少し段差を下る坂があります。
そこには係の方がいて、
「隙間を開けて、ゆっくり進んでください!」
「詰めすぎないでください!」
と両手を広げて制していました。
確かに、ちょっとでも転んだら、とても危ないです。
せっかくここまで並んだのだから、皆さん最後は譲り合って安全に見ましょう。(という雰囲気になっている)

近づいてきたら、どきどきします。
絵画の楽しみは、本物を見ると、複製画や印刷とは、全く違う印象を受けることです。
写真に撮ったからといって、本当はそれがどうということはないけれど、自分のライブラリーに、この日の写真がおさまっていると、その感動を見返したくなるものです。

さて、いよいよ本日のハイライトです!
真珠の耳飾りの少女 感動の数秒間

自分の番が来て、シャッターを押します。
そして、2秒だけ、絵を見つめました。
一番は顔の輪郭。
くっきりとした闇に浮かび上がる、少女の顔の輪郭が、他とは全く違います。
そして、ターバンの青。
僕がこの絵を知ったのは1993年頃、美術の授業でレポートを書く必要があり、フェルメールにしました。(当時この絵は「青いターバンの少女」だった)
その際に模写をしたのですが、この輪郭がうまく描けなくて、一度実物を見てみたいと思っていました。
ウルトラマリンのターバン、ラピスラズリの青の光と、両目、真珠、口元と、順番に目が映ります。
よかった、たった数秒ですが、正面から観れて本当によかったです。
フェルメール展真珠の耳飾りの少女 先に行っても30分違うだけ
さて、僕はこうして会場を出ましたが、ちょうど僕が感動の数秒を味わっている時、奥さんは最後の展示室に入り、僕が悦に浸っているところを目撃したそうです。
そこから、約30分、奥さんも出口にやってきました。
その間、僕はお手洗いに行き、入口のフリーレンを再度鑑賞し、ショート動画を作成していました。
すると、お隣に座った大阪の女性(80代)の方と、少しお喋りできました。
「すごい人でしたね。」
「本当に、皆さん熱心で、びっくりしました」
「私は14時からの回で、今16時40分、長かったし、疲れたわ…」
娘さんと来られていて、娘さんがグッズ売り場に行っている間待っているのだそうです。

なるほど、僕は最初の作品群を飛ばしたから、14時半のグループより一つ前の14時のグループと一緒に観賞したことになるのですね。
奥さんは約30分遅れて出てきたので、その差は30分でした。
しかし、作品を飛ばしても並んだ時間は一緒でしたので、結局早く行っても、ゆっくり見ても、行列に並ぶ時間は変わらず、滞在時間が違うだけでした。
僕らは車なので、この後食事もしてゆっくり帰るつもりできたけど、もし電車や飛行機などで来ていたら、慌てるかもしれません。
グッズを買ったりしたくなるから、鑑賞後の時間を緩めに計画しておくと良いと思います。平日ならば14時半なら18時頃まで、3時間半あれば十分でした。
グッズ売り場
さて、こちらも注目のグッズ売り場。

5階と2階にあるのですが、どちらも並んでいる商品は一緒で、十分に数が補充されており、完売している商品はありませんでした。
グッズ売り場の中は撮影禁止でした。
ミッフィーのぬいぐるみ、一人一点でしたが、約3000円。
缶のお菓子、ミニトートもそのくらいで、あっという間に1万円超え…

僕はフリーレンのクリアファイルとマグネット。
こちらも一人一点(二人でいったから二点)でした。

クリアファイル、こんなに買ってどこで使う?という疑問があるのですが、一生分をすでに持っている気がする…


まあ、今回の記念にしばらくは飾っておきます。
さて、混雑、行列の大阪フェルメール展、いろいろな思いもあるけれど、やはり行って本物を見れてよかった、という満足が先にきます。
振り返ると、列に並ぶのは楽じゃないけど、こんなに人気があって、すごい熱量をもって迎えられる絵が、他にあるのだろうか、と思いました。
オランダと日本、ずっと仲良くして、また10年、20年後に、来てほしいなあと思います。
最後といわず、きっとまた来るよ、すごい人気だもの。
次回は、展覧会の前後に周辺で食べたもの、駐車場などについて書く予定です。
よろしければ、またご覧ください。
お読みくださりありがとうございました。
前編はこちらのリンクから読めます。↓
大阪フェルメール展中之島美術館の混雑は?