テイクアウトや高松の商店街の様子を書いていて、もう一つ、二つ書くことがあったのですが、先に ゴールドタワーソラキン のことを書いておこうと思います。
もちろんご存知の方もいるかもしれないけれど、香川県宇多津町に新しくできた四国水族館という施設がありまして、本来は3月の春休みにオープンし、この春はたくさんのお客さんで賑わう予定でした。
しかし、コロナの影響で一旦オープンしたものの、また休業を余儀なくされ、また6/1から再開する予定となっています。
もちろん四国水族館そのものにも興味はあるけれど、それに合わせて近隣施設の整備を進めていて、そのうちの一つに、ゴールドタワーの展望室の改装がありました。
四国水族館は、何年も年月と費用を費やして完成した施設だから、きっとこれから、多くの方の目に触れるだろうし、話題にもなるだろうから、ちょっと後にして、今回は新しくなったゴールドタワーの展望室ソラキンへ行った際の様子を書いています。
天空5階と名付けられたゴールドタワーソラキンの様子や、ミラーボウラーのオブジェなんかのことに、もしご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。
宇多津 ゴールドタワーソラキン
ゴールドタワーについて、香川にお住いの方なら、特に説明は要らないと思うのですが、その他の地域にお住いの方へは、少し説明をしておいた方がよいかもしれません。
瀬戸大橋を列車で香川県側に渡り丸亀・琴平方面へ向かうと、まずは宇多津という駅に着きます。
その北側は、地元の方は新宇多津と呼んでいるのを聞いたことがあるので、元々海だったのだと思います。
瀬戸大橋建設にあわせ、その場所を埋め立て、商業施設や緑地公園、結婚式場などが建設されたそうです。
その中にゴールドタワーもありまして、隣の世界のガラス館(既に閉館、解体済)などとともに、瀬戸大橋観光のスポットとして、多くの方が立ち寄っていました。
僕も他県から高校時代の修学旅行でここへ訪れたこともあり、香川には変わったものがあるなあと思ったものです。(その頃はもちろん将来香川に住んでゴールドタワーのことに関してこんな風に書くなんて思ってもいないから、面白いものです。)
しかし、その後、瀬戸大橋のバブルははじけ、お客さんが減ると、元々ゴールドタワーを作った会社が撤退し、また地元の会社が買って、また負債を抱え…、みたいなことが続いていました。
こういう風に書くと批判しているようなニュアンスになってしまいますが、いや、ゴールドタワーを何とか維持しようとする方の努力は、本当に立派なことだと思います。
そんなの要らないとか、いやあってもいいとか、いろんな考え方があるかもしれませんが、僕はやはり瀬戸大橋から香川に渡る際、きらりと光る黄金色の塔が見えたり、それこそ船や飛行機から眺めた時に、ランドマークとして宇多津の海岸にはゴールドタワーがあってほしいと思っています。
しかし、下の2015年の写真を見てもらうとわかる通り、展望室に行っても、テーブルとイス以外は、何もなかった状態でした。
メダルの自販機や、ガチャガチャ、クレーンゲームなどもあったから、当時子どもを連れていったら、それはそれで喜んだけれど、その下のプライランドの方が、楽しい場所という感じでした。
僕は何とか、この場所が綺麗になったり、活用されればいいなあとも思っていたけれど、そのタイミングがついに来た!という感じです。
大都市であれば、リニューアルを年単位の早いサイクルで繰り返すだろうけれど、ゴールドタワーに関しては10年くらいの単位で時間が必要だろうから、これは行って確かめねば、と早速行って来ました。(そして経験上、こういうのは早く行かないと、突如終わってしまう可能性も)
では、まずは場所からです。
イオンタウンという商業施設があって(うっかり前の名を忘れそうになったので、ここは以前宇多津ビブレであったことを書いておきます)、その北西へ行くとゴールドタワーがあります。
高松から行くと、車で約50分。
近隣にいくつかカフェや飲食店などが出来ていました。
一つ驚いたことは、近隣のエリアが駐車場になっていたことです。
しかも、有料になっていました。
そうか、水族館が出来るから、無料だった一帯の駐車場を全て有料にしたのですね。
近隣も見る限り、大体一律で一日600円でした。
なるほど、ゴールドタワーや焼き肉店を利用すると、このタワー下の駐車場は無料になるようです。
(実際にエントランスで無料になる駐車券をくれました)
「ドリフト行為」というのが、宇多津らしいというか、このエリアらしくてちょっと面白いところです。
600円、他の地域の観光地に比べてとても高いとは思わないけれど、この辺りの駐車場はほとんどが無料なので、有料とするには、それなりの安全や安心、便利さがないと、利用する方が減ってしまうのでは、とドリフト行為よりもそちらを心配するところです。
僕は事前に電話で問い合わせをして、この日に営業しているか確認して訪れました。
閑散としているから、まだ臨時休業では?と思ってしまうほどの車の数ですが、まだこれは仕方がないことです。
近くで見ると、ゴールドタワーの中に何か施設があるように思ってしまうのですが、何もなくて、鉄骨のみです。
階下の建物と、上の方に展望室があるだけです。
お、でもエントランスに何かできています。
ちょうど1年ほど前に来たのが最後でしたが、その時にはこれはありませんでした。
プレイパークゴールドタワー、高さ158mの絶景展望塔、天空アクアリウムソラキン、情報量が多いのですが、どれも間違いではありません。
早速中に入ってみますね。
エレベータで天空5階へ
中に入ると、右手にお土産屋さん、左手にゲームコーナーという配置となっていて、ここはそれほど変わっていませんが、真ん中のゲートが大きく変わっています。
金魚がいるね、と立ち止まって眺めなたり、写真を撮ったりしてしまいました。
もしかして、こんな金魚がいっぱい上にいるのでしょうか?
これまで通り、真ん中の通路を行き、係の方に尋ねます。
「すみません、展望台に行きたいのですが…」
「タワーのお客様はあちらにお願いします」
おお!タワー展望室への入口が大幅に変わっています。
綺麗になっていますね!
しかも横には、キラキラしたオブジェが置いてあります。
これ、これ、これを見に来たのですよ。
話が少し飛びますが、昨年の夏、岩手県花巻を訪れました。
宮沢賢治童話村というところに行ったのですが、そこで行われていたイルミネーションのオブジェが綺麗だった(この旅一番)ので、もし機会があれば見てみたい、と思っていました。
↑こんな感じで、香川でも見られたいいなあ、なんて思っていましたら、ゴールドタワーに来てくれました!
下にこれまでのゴールドタワー入口、受付を掲載しておくので、その変わった感じをご確認ください。
入場料もここで支払います。
レシートを見たら、搭乗料金となっていましたが、中学生以上の大人は一人1200円でした。
JAFの割引があるのですが、1枚のカードで一人100円引きだそうで、この日一緒に行った奥さんがもう一枚出して、合計200円引き、二人で2200円でした。
こちらのエレベータへご案内いたします、と女性の方が案内してくれました。
案内という距離でもないのですが、まだスタートしたばかりなので、こういう役割も要りますよね。
案内されているのだからさっさと行けばよいのですが、僕はこのタワーのエレベータの出入口が一方通行であることを知っていたので、さっと入口を撮ります。(やはり個々を観られるのは一度きりでした)
わあ、綺麗なホールになっている!
これまでのゴールドタワーのことを思うと、少しジーンときますよ…。
プロジェクションマッピングに、綺麗な水槽の金魚たち。
どれも取り立てて珍しいものではないけれど、これがゴールドタワーの中にある、ということに少し感動してしまいました。
プロジェクションマッピング、普段はそれほど興味はないけれど、ここではしばらく見てしまいました。
プロジェク「ト」マッピング?と思うけれど、きっとこの表示を作った方の頭の中では、プロジェクトなはず。
後ろから光が当たって、ちょっと怪しい色になっていますが、ここがエレベータの入口です。
天空五階までの高さは127m。
なるほど、やはり出口Exitは2Fとなっていましたから、帰りにここには来られません。
プロジェクションマッピングを見たい場合には、十分に堪能してからエレベータに乗ってください。
ゴールドタワーのエレベータは2基あって、僕の記憶では、こちらはいつもは帰りに乗る側だった気がします。
エアコンが新しくなっていて、なかなか楽しいエレベータです。
もちろん動画も撮りましたので、作りましたらまた掲載しておきます。
うたづ臨海公園、コロナの影響でこの日もまだ遊戯などは使用できないようになっていました。
海沿いの道を何組かの方が散歩しているのが見えました。
ミラーボーラー
天空5Fに到着です。
エレベータを降りると、すぐにミラーボーラーのイルミネーションがありました。
このキラキラしたのに名前があって、それがわかればいいのだけれど…。
わあ、何もなかったフロアでしたが、室内も綺麗に改装されていて、素敵な感じです。
いくつも見たいところはありますが、まずは、ミラーボーラーから見ていきますね。
金魚の水槽と、キラキラが重なって、陽ざしも時間ごとに変わっていくから、同じ色で留まることはありません。
思いのほか太陽の熱を感じる場所ですが、日除けやエアコン(ここも新調)があるので、快適でした。
そして、アロマなのか、いい香りがしています。
奥さんはこの香りがよかったようで、どこかのリラクゼーションの店と同じだった、と言っていました。
僕らの他には、二組のみで、誰もいないと怖いし、混んでいても嫌だから、ちょうどよかったです。
なるほど、オブジェの中にミラーボールがあるのですね。
これは今回近くでじっと見られたので、気が付いたところです。
このキラキラの素材、不思議ですよね。
透明だけれど色がついていて、鏡のように反射はしない、透けているのか、透けていないのか、じっと見つめて考えてしまいます。
金魚がいて、綺麗な水槽があって、ミラーボーラーもあって、そして、ここはゴールドタワー。
とてもいいんじゃないか、と思ってしまいました。
似たような経験は、最近ではレオマのオリエンタルトリップ。
ちょっと前には、廃れてしまっていたけれど、その良さを活かそうと手入れがされ、素敵な感じに生まれ変わっています。
ちょっとそれに似ています。
眺望は昔からあったので、アーティスティックな要素が加わったのは、よかったなあと思います。
ライトも綺麗に包まれていました。
僕はお昼に行ったので、わからないけれど、きっとこれは夜に行ったらイルミネーションがキラキラして、すごい綺麗なのでは、と思います。
帰りに聞いたら、20時半まで上に行けて、21時までの営業だそうです。
これは秋冬の日没の早くなった季節に、もう一度行こうかな、と思いました。
天空のアクアリウム
さて、もう一つの見どころ、金魚です。
ソラキンという名前になっているのは、空に金魚がいるように見えるので、ソラキンなのだろうと思います。
それが良い名前かはわかりませんが、香川では浸透はしないように思います。
きっと「ゴールドタワーの上」です。
ちょっと言葉にするのが恥ずかしいもの、ソラキン。
しかし、そのネーミングとは別に、ちょっと非日常の空間が広がっていまして、窓が水槽になって金魚が泳いでいました。
このサイドは、朝に日が当たって大丈夫だろうか、と心配してしまいますが、係の方がなにやら作業をしていたので、その辺は管理されているのだろうと思います。
何せ3333匹もいるとのことなので、お世話をするのも、結構大変だと思います。
わ、すごい、逆光過ぎて影しか映りませんが、きっとカメラの上手な方が来られたら、素敵な写真を撮られるのだろうなと思います。
日本的な発想だと、金魚鉢に1匹入れた金魚を愛でる、と言う雰囲気がありますが、そんな感じではなく、空に金魚を泳がせたら美しいでしょ、という大陸的な発想を感じます。
まさにインバウンド万歳!という雰囲気です。
(ちょうど海外の方も1組だけ来られていました)
僕はどちらかというと、見慣れた宇多津や坂出の街、瀬戸内海、瀬戸大橋を背景に、金魚が泳ぐという事態に、ちょっと戸惑っています。
これが美しいのか、何なのか、よくわからないけれど、日常的な部分からは切り離された、観光スポットという感じはしてきました。
ここに住んでいない方(僕も実際は住んでいないが)は、非日常的な気分になるのでしょうね。
例えば外国の映画で、こんな金魚の背景はNYであったり、香港やシンガポールのイメージですが、ここは瀬戸内海、香川県宇多津町です。
もしライブ配信で、金魚とその向こう側を行き来する船や瀬戸大橋の鉄道が見られたら、ずっと見ていられるだろうなあと思いました。
他にも水槽がいくつかありまして、綺麗な金魚がたくさん泳いでいました。
ちょうど階段の手前に、ポスターが貼られていました。
何となくふむふむと読んでしまいましたが、こういうイベントなどをプロデュースするような集団なのですね。
このポスターの前に下に行く階段がありました。
一番上の展望室から下のフロアに下がっていく感じです。
僕はこの階段を下りるのは、とても好きだけれど、これを利用できない場合にはどうするのでしょうかね。
係の方がいるからエレベータが使えるのでしょうか。
ここまでで書きたいことの約半分となりました。
もちろんこのまま書き続けても良いのですが、5000字を超えてくる(ここで約6500)と、どうしても集中力が落ちるから、一度区切ります。
続けて書くか、次の記事にするかはわかりませんが、続きはまたにします。
(結局続けることにしました。場所は同じところだからね)
ソラキン天空のアクアリウム4F
階段を降りると、また上とは違った雰囲気のフロアが広がっていました。
このフロアのテーマは「地球からの贈り物」だそうで、その説明があります。
宮澤さんという方のご紹介があり、レンタル水槽の会社の方なのですね。
先ほどの天空5Fのきらびやかなミラーボーラーから、こちらは一転してナチュラルテイストな印象です。
もし自然とは離れた都会の喧騒の中でこれを見たらきっと癒しの効果があるのかもしれないけれど、四国、香川ではこれが普通という自然のラインが高いから、これを見ても何とも思わないのではと個人的には思います。
アクアラボ、とあったので思い出したのは粟島です。
瀬戸芸粟島の海洋記念館にこんな感じのあったなあ、と思い出しました。
しかし、以前を思えば、とても綺麗にディスプレイされた水槽が置かれ、何があるのか見てみたい、という気持ちになります。
もう一つ、そういえばこの感じどこかで見たような…。
そうだ、これ、これ。
川や海で釣った魚を博物館に寄贈すると、こうした水槽で後から観察することが出来ます。
はじめは、それほど面白いだろうかという感じで眺めていましたが、季節や時間の経過により、ゲームの中で獲れる魚や昆虫が違うので(昨日はホタルがいた)、ネオンテトラなんかがはじめて連れたら、ちょっと嬉しくなって寄贈してしまいます。
今はしていませんが、随分昔に僕は一度飼育していたことがあるので、ネオンテトラやプレコを見ると、その時のことを思い出します。
ヒーターで温度を調節するのだけれど、一度水替えの時調節を誤ってしまい、何かみんな浮いているな、と思ったら、水が熱々のお湯になりかけていまして、ごめんよ…ということがありました。
綺麗に透き通った体の魚や、
熱帯魚の王様、綺麗なディスカスなどもいました。
一つ一つの水槽に、それぞれの魚の名前があるので、探していると時間を忘れます。
まあ、特にその場に行けばその秘密はとけるのですが、僕はこの下の写真をどのように、どの位置で撮ったか思い出せなくて、しばらく悩んでいました。
なぞなぞみたいに書くのは、あまり好みではないのですが、ちょっとこの写真の背景ををよく見てください。
ゴールドタワーから、瀬戸大橋を西側の背景にして撮れるだろうか、と。
なかなか面白い仕掛けになっているから、ご興味のある方は是非足を運んでみてください。ヒントはこちら↓。
もちろんそういう方ばかりではないとは思うけれど、ちょっと変わった写真が撮れるところでもあると思います。
水槽の中にはクマノミがいました。
なかなか動くし、逆光になるからうまく撮れなかったので、奥さんが撮ったものを使いました。
もちろん目の前の空中に浮かんだように見える水槽の中にいるのは本物の魚ですが、こちらのゲームの水槽にいるクマノミも、本当にそこにいるのでは?という気になりますね。
これ全部集めていったら膨大な数になるだろうし、寄贈する時に物知りのフクロウが解説してくれるから、僕たちが子どもの頃に図鑑で見ていたようなことが、ゲームの中で行われているのではないだろうか、と思います。
この丸い水槽も、もはやリアルなものがバーチャルに近づき、バーチャルなものがリアルに近づいてきていて、という感じ。
しかしここ天空4F西側のエリアは、何となく心地がよいところでした。
女性の係の方が何度か出入りされているのを見かけ(時には「あっ」という感じ)たので、きっと温度の管理や、カーテンの管理をされているのだと思います。
一日中この静かなタワー内にいるって、なかなか精神的にきつくて、重労働なことだと思います。
ゴールドタワーからの眺望
さて、魚を見終わったので、最後にタワーからの眺望です。
イオンタウン、宇多津駅の方面です。
もちろんご存知の方も多いとは思いますが、気になりますよね、手前の丸い交差点。
環状交差点というのか、ラウンドアバウトというのか、信号機のない交差点です。
四国では2番目、香川では最初に登場した交差点です。
なるほど、僕はまだ通ったことがないけれど、上から見てその感じがわかれば、行きやすいかもしれません。
左折、直進、右折、Uターン、どれも左回りでしていくのですね。
そして中に入っている車が優先だそうで、書かれた文字は「とまれ」ではなく「ゆずれ」だって。
反対側には瀬戸内海が広がっていますが、眼下には真新しい四国水族館が見下ろせます。
イルカプールでイルカが泳いでいるのがわかります。
まだこの日は臨時休園が続いていたから、中には入れなかったのですが、海に沿って作られているのですね。
最近この近辺(坂出沖)で、野生のイルカが見られました、というニュースもあったので、もしかしたらイルカが呼んだかもね、と言いながら、しばらく海を見ていたけれど、野生のイルカは見えませんでした。
最後に気が付きましたが、ここと上のフロアは禁煙で飲食も禁止です。
生き物がいるから、それはそうだよね。
ソラキン天空3F
ソラキン天空の4Fから、もう一つ下のフロア天空3Fに移動します。
先ほど同様階段で降りて行きます。
普通であれば、このフロアのことはスルーしてしまうこともあるだろうけれど、ゴールドタワーは3フロアあることをしっかり書いておかなければ、という気もします。
階段の利用は、残念ながらここまで。
僕の微かな記憶を辿って書いておくと、この階段で、タワーを昇り降りできなかっただろうかと、思います。
勘違いだったら申し訳ないのですが、高校時代に来た際、友人が「歩いて上った」と言っていたような気がします。
手入れもあるから大変とは思いますが、普段から階段で行けたらいいなあと思う人は、他にもいるのでは、と思います。
わあ、ここは以前の雰囲気のままですね。
これはこれで、何かほっとします。
テーブルと椅子を綺麗なものに替えていますが、ガチャガチャや自販機、メダルマシーンはそのまま残っていて(クレーンゲームは撤去)、それはそれでよかったです。
昔からあるゴールドタワーの記念メダル。
下では見かけなかったから、タワーに上った人だけが購入できるメダルです。
僕はこの記念メダルは1つ持っているから、今回は違うものを買いました。
テーマパークに同じようなメダルがありますよね。
何が、ということではないけれど、ここに来た記念や思い出を、何か物に替えて持ち帰りたい、という欲求がヒトにはあるようです。
これはあってよかった。
しかし、もし一つ欲を言うならば、ここに上のフロアで見たもののお土産や食べるものがあったらなあ、と思います。
1時間ほどいたらから、喉も乾くし、何か食べるものがあれば、奥さんは食べるに違いありません。
それほどこだわった高価なものでなくていいので(そういうのは全て香川の観光地では失敗している)、気取らない感じの食べ物。
人が配置できるなら、フェリーの中の売店のようにうどんやコーヒーがあったり、無人であれば、トレスタのアイスアリーナにある自販機の焼きおにぎりやポテト、カップ麺(うどん)があると、いいのになあ。(なんだ結局うどんか…)
夜だったら、夜景を見ながら、ちょっとお酒を飲めて、軽くつまめるような食べ物があると、きっとそのまま周辺のホテルに泊まる方もいるのではと思います。
僕はこのままあと1.2時間ゆっくりここにいられるけれど、奥さんはもう帰ろうと、促します。(食べるものがないからね…)
来た時とは違うサイド(山側)のエレベータで帰ります。
エレベータを降りると、帰りの出口の前にホールがあって、こちらにもプロジェクションマッピングがありました。
少しわかり難いのですが、この金魚の映像の上を歩くと、水面に波紋が広がるような仕組みになっています。
子どもが見たら、面白がるだろうなあと思いました。
このホールも昔の雰囲気を残していて、ご無事でなにより、という感じ。
昔はここが入口でしたが、今はここが出口となっています。
出入りした人数をカウントしているだろうから、もし人数が合わなかったりしたら、嫌だろうなあ、と思います。
すでに階下のプレイパークは、いくつかの施設を除き営業を再開していましたが、この日は人影が少なかった(一組いた)です。
僕は雨の日でも安心だなあという記事を一度書きましたが、逆に言えば屋内なので、換気や密集しないかを、心配しなければいけなくなってしまいました。
ちょっとじばらくは苦しいだろうけれど、また元気に遊ぶ子どもたちの声が響き渡るような日が、また来ると良いですね。
階段を降りて、出口へ向かいます。
ゴールドタワー、生まれ変わっていて、楽しかったです。
お昼に水族館に行って、プレイパークで遊んで、夕飯を食べ、ちょっと帰る前に綺麗な夜景を見たいね、というデートコースには、ちょうど良いんじゃないか、と思います。
もちろんそうでなくて、眺望に興味があったり、キラキラしたミラーボーラーが見てみたかったり、金魚を見てみたい、という方も楽しめると思います。
たくさんの方で賑わって、また瀬戸芸の時期にリニューアルされていrくような、そんな観光スポットになるといいなあと思います。
ゴールドタワーの周辺
もう記事としては一区切りしているので、終わってもよいのですが、この先はおまけです。
先ほど上から見た宇多津の環状交差点、ラウンドアバウトです。
僕は車で一度通って、歩道から撮ってみました。
これから多くの方が、来るだろうし、はじめてこの交差点を使われるだろうから、どうか慌てず、安全運転で行ってください。
そして、その先にある四国水族館の駐車場です。
なあだ、とりたてて珍しいものなんかないじゃないか、と思う方がほとんどだと思います。
僕には、ぼんやりと、昔の姿が見えてきます。
昔の姿…、
僕にはこんな建物の姿がぼんやりと浮かんできました。
昔懐かし世界のガラス館。
2014年までは営業していたのですが、閉館してそのままになっていました。
建物がちょっと変わっていたので、なくなってしまったは、少し寂しいですね。
そして先ほどゴールドタワーから眺めた海沿いの遊歩道を歩いてみます。
ランニングやウォーキングをしている方が多くいました。
高松だとサンポートに似ていますね。
すでに再開しましたが、まだ休館が続いていた頃だったので、人気は少ない感じです。
そしてやはり、裏からはイルカプールは見えませんでした。
今は再開したばかりで、少し混雑しているだろうから、また落ち着いたら行ってみたいです。
※追記
その後8月に夜まで営業している四国水族館へ行って来ました。
よろしければあわせてお読みください。
https://tonarinokagawasan.com/夕暮れの四国水族館/
※追記終わり
さて、久しぶりに記事が随分長くなってしまい(約12000字)ましたが、ゴールドタワーの様子についてはこれで終わりです。
次の瀬戸芸は2022年と、約2年後にやってきますので、その時まで人気のある施設になると良いですね。
夜や夕方に、もう一度行ってみたいなあと思います。
6月中旬までは県内で過ごしてください、と呼びかけられているから、もしお近くに来られることがありましたら、どうぞお立ち寄りください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただきありがとうございます。