園芸総合センター紅枝垂桜のことを書いてみようと思います。
昨年さぬき空港公園の桜について書いた際、池畔に綺麗な枝垂れ桜が咲いていて、来年はこちらを見て見たいなあと思っていました。
園芸総合センター紅枝垂桜のことに、ご興味のある方の参考になれば幸いです。
紅枝垂桜の見頃はいつ?
今年3/19に立ち寄った際には、まだ2分~3分咲きという感じだったのですが、3/27に訪れたら中ほどの枝垂桜は散り始めていました。
しかし、両サイドのピンクの濃い木は今が満開という感じ。
昨年3/30に訪れた時には、ソメイヨシノと同じように、全て満開だったので、なかなかそのあたりのタイミングがいつと応えるのは、難しいのかもしれません。
しかし、ソメイヨシノより少し早めに開花して満開を迎えるのではという印象をもっています。
園芸総合センターのHPでは、桜の時期になると「桜園見どころマップ」を更新するので、それで確認してみてください。
さぬき空港公園の第一駐車場に車を停め、広場を抜けて園芸総合センターに向かいます。
駐車場の脇に小さな花壇があり、チューリップと一緒に「スズラン」が植えてありました。
スズラン、あまり見かけないので、珍しい気がします。
さぬき空港公園満開のソメイヨシノ
カントリーゾーンの広場には、大勢の方がお花見をされていました。
春休みということもあってか、子どもさんの姿も見かけました。
桜、満開になると、誰でも見に行きたいですよね。
満開に近いのは間違いないのだけれど、もわっとするような感じではなく、先ほど咲きそろいました、という感じでした。
思わず、こちらを見てみたいと思う気持ちを我慢し(昨年はこっちを見て枝垂桜を我慢した気が)、園芸総合センターの出入口へ。
わあ、今年も綺麗に咲いていますね!
昨年はここまでだったので、今年はこちらの中の方へ入り、じっくり見ていくことにします。
園芸総合センター紅枝垂桜上から
「ベニシダレザクラ、上から見るか… 下から見るか…」という看板がありました。
どちらから見ても綺麗だし、個人の好みもあるので、どっちが良いとは決められませんが、僕は下から見た感じの方がよかったです。
なので、上から見た方を先に紹介しますね。
池畔に沿って紅枝垂桜が五本(正確には小さいのがあるので六本)並んでいて、最も園芸総合センター寄りの木が、一番綺麗に花をつけていました。
三春町で代々長きにわたって桜守(さくらもり)として、滝桜の調査・育成・保存に尽力された柳沼吉左エ門氏の奥様、柳沼ハル様から高松空港の開港に合わせて特別に苗木を譲り受けました。
園芸総合センターにある桜|香川県より引用
高松空港の開港日の平成元年12月16日に当センターに定植しました。
なるほど、空港の開港日にあわせて植えられた桜なのですね。
一番南と北側の木がちょうど見頃で、間の三本は花が散っている最中でした。
園芸総合センター紅枝垂桜下から
今度は下から見てみようと思います。
上の道から折り返すように下へ行く道があります。
ほんの10日ほど前にここへ来た時には、まだ蕾だったのに、時期が来ると一気に咲くのは見ごたえがあるなあと思います。
前とは違い、この日は随分と写真を撮りに来ている方も多く見かけました。
大きな枝に、ぶら下がるように咲く花がたくさん。
見ているとその雄大さに一瞬たじろいでしまうほどです。
後ろの斜面が白くなっているので、なんでだろうと思って見てみると、すでに落ちた花弁でした。
昨日までの雨で、随分落ちてしまったのでしょうね。
上から見ると、もう枝がくっきりとしていましたが、下から見るとまだ少し花が残っているようにも見えました。
光の加減もあるけれど、見る角度によってまたその表情も違うのだなあと思います。
こちらも先の方は随分と花が落ちていました。
一番奥に、まだもう少し花を残した一本がありました。
ここにいると素敵なことがいくつかあって、一つは鳥の鳴き声が聞こえることろ。
他の木に止まっている鳥と呼応するように鳴き声が聞こえてきます。
「ぴぃよぴぃよぴぃよぴぃよ」「ホウホウホウキッキョ」
鳥たちも嬉しいのでしょうね。
もう一つは紅枝垂桜の花がひらひらと舞落ちてくるところです。
毎年その花を何とか動画などに残してみたい、と思うけれど、実際に見たようにはならないものです。
それでもそよ風が吹くたびに、ひらひらと舞い落ちてくる桜の花びらに囲まれるのは、なかなか気持ちの良いものです。
今年の園芸総合センター紅枝垂桜は終わりのころとなっていますが、また来年も綺麗に花を咲かせるといいなあと思います。
さぬき空港公園へ行かれた際には、ぜひこちらの方へも足を運んでみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。