浅尾沈下橋へ訪れたことも書いておこうと思います。
高知県中部の四万十川源流近く綾姫龍王神社へ行った後、越知町の浅尾沈下橋(あそおちんかばし)へ行きました。
浅尾沈下橋は、映画「竜とそばかすの姫」のロケ地となった場所で、とても有名になった観光スポットです。
はじめて訪れたので、場所や行き方、駐車場などを詳しくご紹介します。
高知観光で、浅尾沈下橋を訪れようと思っている方のご参考になれば幸いです。
目次
浅尾沈下橋の場所
雨の多い川沿いの地域で、大雨に備えてあらかじめ水中に沈むことを想定した橋を「沈下橋」というのだそうです。
四万十川沿いを行くとよく見かけるなあ、と思っていました、それ以外にも徳島や九州の大分、宮崎にも多くあるのだそうです。
見かけたことはあるけれど、通ったことはないよなあ、と思っていましたら、2021年公開の映画「竜とそばかすの姫」の中で、登場していました。
公開後、ゆめタウン高松に、そのロケ地が載ったガイドマップが置かれていまして、それを見て一度行ってみたいなあ、と思っていました。

かがわだと小豆島の「からかい上手の高木さん」とか、観音寺の「結城友奈は勇者である」とかが選ばれていますが、高知でもこの辺りが「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選ばれています。
まあ、選ばれていても関心や興味がなければどうしようもないのですが、僕は一度行ってみたいと思っていたので、行ってみます。
(なんで行ってみたいのか、と聞かれても難しいが、景色が良さそうだから、としかいいようがない)

僕は津野町の道の駅布施が坂から行きましたが、一度須崎の街に出て、再び山を目指すような行き方です。
1時間ほどかかりますが、高知市内からも1時間くらいです。
地図に書きましたが、四万十川源流の近くから、今度は仁淀川の方へ向かいます。
四万十川と仁淀川、全国に知られる高知の二大清流ですね。

道路は時折狭くなるけれど、特段運転がしにくい道という感じではありません。
ナビ通りに、国道494号をを行けば着く感じです。(まっすぐ行けば愛媛松山に着きます)
「宮の前公園」とあるところを右へ入り、川を三階渡って左折です。

川沿いの道を500mほど行くと集落があり、バス停の転回場所のようなところで、左の川の方へ下りていきます。

浅尾沈下橋の駐車スペース
結構いろいろ調べたのですが、これという駐車場はなくて、川沿いの空いている場所を駐車スペースにしてください、という感じでした。
なので、ここで良いのかどうかは最後まで謎ですが、来られていた皆さん停めておられましたので、駐車スペースとして紹介しますね。

浅尾沈下橋の北側の河川敷に、15~20台くらい停められそうなスペースがありました。

ずらっと並ぶのではなく、3台くらいずつ、草の合間にスペースがある、という感じです。

僕は本当に驚いたのですが、とても大勢の観光客が訪れていました。
僕らが車を降りると、すぐに1台、2台と車がやってきます。
この日は土曜日で、確かに訪れやすい週末だけれど、公開から3年以上も経過して、まだ訪れる方が絶えないという場所は、なかなかないですよね。
そんなに長い時間滞在することはないと思うので、入れ替わりも早いです。
浅尾沈下橋を渡る
須崎は晴れていて、暑いくらいでしたが、山沿いはずっと雲が出ていました。

雨が降るかどうか、という空模様でしたが、東の空に少しだけ青空が見えていました。
「わあ!冷たい」と声が聞こえてきて、川を見るとSUP、スタンドアップパドルボードをしている方々がいました。
はじめての方も大勢いるようで、講師の方が説明をしていました。

下流側では、釣りをする方の姿が見えました。

仁淀川、何だか見ているだけで、とても釣れそうな川ですよね。
こちらが上流方面、

こちらは下流方面です。

なかなか良い場所をロケ地にしたなあと思います。
とても早く移動する雲の切れ間から、少し青空が見えました。

浅尾沈下橋
訪れた時には、車が通ることもなく、沈下橋をゆっくり渡れました。
対岸(南側)へ渡り、振り返ると、見たことのある景色が広がります。

わあ、仁淀川、沈下橋、家屋、山、雲、空、と幾重にも風景が重なります。

ちょうど南から北側を背景に、写真を撮る感じです。
黒い蝶がたくさん舞っていて、それも何だか良い感じでした。
雲が動いているので、15分ほど待ちました。(奥さんは早く車に戻りたい…)

もっと綺麗に晴れの日があると思いますが、一瞬日が差して辺りが明るくなった時には、とてもキラキラして眩しいほどでした。
一応この奥にも続く道がありますが、ちょっと道が狭そうでした。


橋を渡り、元来た道へ戻ります。

先ほどのSUPの方々、いよいよボードに乗って練習を始めていました。

こんな感じで道が続いていますよ、と動画を撮っていたら、ぽつりぽつりと雨が降り出し、やがて大雨になりました。

「早く戻らんから濡れるんやで!」と奥さんは怒っていましたが、まあ、ご指摘のとおりで、反論はありません…。
越知町の浅尾沈下橋、映画のロケ地ということもあるけれど、そうでなくてもとても良いところでした。
高知市内からは少し離れていて、車で来なければ行けませんが、ご興味のある方は、訪ねてみてください。
次はにこ淵にちょこっと寄ったお話です。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。