さて、今回は瀬戸芸小豆島の秋会期のことを書いておきます。
春に1度目は三都半島へ、夏に新作を見に2度行きましたので、瀬戸芸小豆島の秋会期は4度目となります。
全て日帰りなので、参考になるかどうかはわかりませんが、今回で瀬戸芸小豆島の作品は全て鑑賞できました。
今回はさらっと書きますが、瀬戸芸小豆島の秋会期のことや、こまめ食堂のランチのことなどにご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。
瀬戸芸小豆島の秋会期 醤の郷 馬木地区
夏会期の最後はジョルジュギャラリーでした。
その同じ地域にまだ見ていない作品があったので、今回も高松港から池田港へ向かいました。

夏に比べ、秋は涼しいし、空の色も何となく違います。
約1時間で池田港に到着です。
そこから15分ほどで、醤の郷へ到着です。

少し道から奥に入るのでわかりにくいのですが、瀬戸芸期間外も駐車場はあるそうです。

ここから歩いて5分ほど、まずはオリーブのリーゼント。

二十四の瞳映画村の前にあった「愛のボラード」と同じ方なのですね。
オリーブの実が結構実っていて、その畑の中にありました。
多くの方が次々に訪れる人気の作品です。

近くの畑を見ると、稲穂が風に揺れて、ちょうど収穫の時期を迎えていました。
再び5分ほど歩くと、次の作品Umaki campがありました。

震災を機に、自分たちで入手し、修繕可能な建物を作ったのだそうです。
地域の方の寄合所として使われているのだとか。
係の方が丁寧に教えてくださり、とてもよくわかりました。

さらに家の間を歩いて、ジョルジュギャラリーの前で検温です。
醤の郷現代美術館は館内に入るので、中にはいるのに検温のリストバンドが必要です。

パスポートなどの割引はなく、大人一人1500円です。
そして、館内の最後の売店の奥に行かないと、パスポートのスタンプが押せません…。

現代アートを中心にとても多くの作品があったので、とても驚きました。

100点以上あるというので、ゆっくり観たい気持ちもありますが、僕らはこの次にも行くので20分ほどで見てきました。
館内は写真、動画ともにOKでした。
同じチケットで、もう一つの別館も見られるというので、立ち寄ります。

MOCA HISHIO ANNEX 滑川みざ展+ズガクリ展
レゴを模した作品と、

多くのビニールチューブを使った作品がありました。

屋根裏のような場所に階段で上がれるのですが、上の方がとても暑かったです。

醤の郷の作品は、これで全て見ることができました。
小豆島の東側と南側の作品、とても多かて、見応えのある作品ばかりでした。
こまめ食堂
「お昼ご飯をどうする?」と出発するフェリーで奥さんと話していましたが、ちょうど9時だったので、こまめ食堂に電話してみることにしました。
すると、12時の予約はとれるとのことだったので、予約しました。

久しぶりにやって来ました、こまめ食堂。
一番に入れたので、外の席へ。

僕はおにぎり定食、奥さんはそうめん定食。

魚(ゲタ・舌平目)が丸ごと揚げてあるので、ボリュームたっぷりで満腹です。
おにぎり、美味しくいただきました。
瀬戸芸小豆島の秋会期 猪鹿垣の島、ダイナマイト・トラヴァース変奏曲
もし全部巡ろうなんて思わなければ、以前にも見たいくつかの作品は行かないという判断もありましたが、せっかくなので、全て見ることにしました。
(これは僕の希望で…)

続けて道の駅の作品。


この二つは、いずれも以前見に来た際に立ち寄れたのですが、時間を考えて見なかった作品です。
以前見たから、と思ったのですが、また行けば行ったで違う見方ができ、面白かったです。
瀬戸芸小豆島の秋会期 土庄迷路のまち近辺の作品
小豆島の最後に、と思っていた土庄迷路のまち周辺を巡ります。
これが結構大変でした…。
旧土庄町役場に車を停めて、ブログなどで噂になっていた作品の説明を聞きます。

「この敷地内に4カ所あるので、探してみてください。迷路のまち全体で14か所あります」とのこと。
わあ、迷路のまちの中か…。
ただでさえ迷うのに、地図で探しながら行けるだろうか、と思いながらスタートしてしまいました。
まあ、全て見られましたが、この日午後からとても暑くなり、奥さんはフラフラに…。
途中「もう帰ろう、休憩しよう!」と言っていましたが、帰る方向に作品があるし、休憩する場所もない、という感じでした。
他の作品も観ながら全て歩いて(でないと行けない)まわると、1.5時間ほどかかると思います。

この「09」あたりが最難関で、見つけられないという方もいるそうです。
「難関作品ベスト5」に入ると思うので、無理なさらずに見られた方がよいと思います。
迷路のまちの中には、他の作品も3つありました。
こちらが「いっしょに」、

こちら(下)が「ともだち」だと思います。

以前に見た作品もありました。
透明なカバンに自分の靴を入れてまわるので、カメラと両手が塞がります。

そして、毎回気を付けていても、おなじところで頭をぶつけてしまいます。
天井ではないと思いながら進んでいるので、ぶつけるととても痛いです…。

新しい作品もありました。


この後はそうでもないのですが、この日は30度を超える暑さで、少し疲れました。
やはり涼しいと巡りやすいだろうなあと思います。
土庄港周辺へ
結局休憩することなく、土庄港周辺に移動しました。
本当は奥さんは行き渋っていたのですが、何とかあと3つ、と向かいます。
土庄港の駐車場に車を停め、その海の傍にある作品から見ました。

そして建物の中へ行き、

奥さんは歩き疲れてしまい、ここで待つというので、僕だけ小豆島最後の作品へ。


SetouchiTriennale2022 autumn Shodoshima(2022年10月)
いやあ、これで小豆島の全作品を見ましたが、やはりたくさんあって大変でした。
僕らは日帰りで4日かかりましたが、宿泊する場合1泊2日で、朝から晩まで食事を無視して巡れば可能かもしれません。しかし、ゆっくり見るなら2伯3日はかかります。
また車がないと難しいだろうなあと思いました。
しかし、見応えのある作品が多いので、気候の良い秋会期、是非小豆島へも足を運んでみてください。
それでは、良い瀬戸芸の旅を!