紫雲出山の遺跡館

四国 瀬戸内海 香川県三豊市の 紫雲出山の遺跡館 や山頂展望台の景色を見に行った際の様子です。紫雲出山の山頂展望台と紫雲出山遺跡館からは、瀬戸内海の島々の景色を、じっくり眺めることが出来ます。遺跡館はカフェになっていて、大勢の方が訪れ、瀬戸内の景色を楽しんでいまs

紫雲出山から瀬戸内海

今回は 紫雲出山の遺跡館 について書いておこうと思います。
桜やアジサイの時期には、お花に目がいってしまいますが、そうでない時にはここから見る瀬戸内海が綺麗だなと思います。
紫雲出山から見える景色や、紫雲出山山頂にあるカフェ遺跡館からの眺望などにご興味のある方の参考になれば幸いです。

  1. 紫雲出山山頂展望台
  2. 紫雲出山 の遺跡館
  3. 紫雲出山の遺跡館 周辺
  4. 紫雲出山第二展望台

紫雲出山山頂展望台

紫雲出山の場所や駐車場のことは前回の紫雲出山アジサイロードを参考にしてください。
この記事はアジサイロードから、山頂展望台に着いたところから始めます。

紫雲出山山頂展望台
紫雲出山山頂展望台

普段は人が大勢いる紫雲出山山頂展望台ですが、この時には誰もいませんでした。

紫雲出山山頂展望台
紫雲出山山頂展望台

多少季節や天気に左右されますが、誰が見ても、何時見ても、瀬戸内海は大体同じように見られます。

北東側には、粟島や高見島など、瀬戸芸で行った島々が見えます。

紫雲出山山頂展望台から北東側
紫雲出山山頂展望台から北東側
紫雲出山山頂展望台から北東側
紫雲出山山頂展望台から北東側

粟島の砂浜が見えていたので、向こうから紫雲出山は見えただろうかと過去の写真を見てみました。

粟島から見る紫雲出山
粟島から見る紫雲出山

写真の真ん中の奥の少し下がったところでしょうかね。
粟島にいる時には、紫雲出山はこっちの方だろうか、なんてあまり思えなかったけれど、次に行く時にはもっとよく見てみたいと思います。

続いて北側は岡山の島々です。
真鍋島、北木島などがあるというこということですが、岡山県になるので、ほとんど馴染みはありません。

紫雲出山山頂展望台から北側
紫雲出山山頂展望台から北側
紫雲出山山頂展望台から北側
紫雲出山山頂展望台から北側

高見島や佐柳島、今は渡航自粛が呼びかけられているので、行けません。
また自由に行けるようになると良いですね。

桜の時期、この下はピンク色になるのですが、緑と青の景色もなかなか綺麗です。
同じく岡山側の島々になるので、馴染みはありません。

紫雲出山山頂展望台から北西側
紫雲出山山頂展望台から北西側
紫雲出山山頂展望台から北西側
紫雲出山山頂展望台から北西側

南西側には伊吹島。
もっと遠くが見える日には、愛媛の方まで見えると思います。

紫雲出山山頂展望台から西側
紫雲出山山頂展望台から西側 
紫雲出山から伊吹島
紫雲出山から伊吹島
紫雲出山山頂展望台から南西側
紫雲出山山頂展望台から南西側

この方向に見える伊吹島からは紫雲出山が見えるだろうかと探していたら、ちょうど伊吹島の北側、北浦の方から山影が見えました。

伊吹島から紫雲出山2016年10月
伊吹島北浦から紫雲出山2016年10月

突き出るような荘内半島の紫雲出山は、瀬戸内の島々から様な角度から見ることができるので、一つの目印になっていたのだろうと思います。

紫雲出山遺跡館

展望台から下に降りて行くと、階段の途中に「さぬき百景」の石碑がありました。
紫雲出山はさぬき百景の一つなのですね。

紫雲出山さぬき百景の石碑
紫雲出山さぬき百景の石碑

遺跡館という建物があって、昔は本当に遺跡の展示のみだった場所なのですが(20年以上前に何となく入った記憶がある)、今は人気のカフェになっています。

紫雲出山遺跡館
紫雲出山遺跡館

メニューの看板がありました。

紫雲出山遺跡館カフェメニューの看板
紫雲出山遺跡館カフェメニューの看板

食事ができるようなカフェではなくて、コーヒーとシフォンケーキ、という感じのカフェです。
周囲にもいろいろあるのですが、まずは中に入って行きますね。

紫雲出山遺跡館の入口
紫雲出山遺跡館の入口

わあ、ガラスの展望台みたいになっているのですね。

紫雲出山遺跡館のカフェ
紫雲出山遺跡館のカフェ

入口にお店の方がおられて、ここで注文するみたいです。
うどん屋さんのセルフ方式に慣れているかがわさんたちにとっては、何の違和感もないけれど、僕も一応「ここで注文するんですか?」と尋ねてしまいました。
先に席に座っていても「何か注文されますか?」なんて声かけてくれるけれど、はじめての方にはわかりにくいですよね。

紫雲出山遺跡館のカフェ
紫雲出山遺跡館のカフェ

先ほどの展望台から見た景色のうち、北東から北側の眺望がガラス越しに広がっています。
右から粟島、高見島、佐柳島、真鍋島、北木島くらいまで。

紫雲出山遺跡館のカフェ
紫雲出山遺跡館のカフェ

室内には、紫雲出山遺跡から出土した土器などが展示されていました。
これは20年前に来た時にも、置かれていたから、まさに「遺跡館」という感じ。

紫雲出山遺跡館の展示物
紫雲出山遺跡館の展示物
紫雲出山遺跡館の展示物
紫雲出山遺跡館の展示物

僕はこれを一度見ていたので、目新しい展示という感じではありませんでしたが、大規模な発掘調査をしたのだな、ということはわかります。

紫雲出山遺跡館の展示物
紫雲出山遺跡館の展示物

もう少し何と言うか、町の教育委員会が作った学習向けの展示館というスタイルだったと思います。
当時は小学生が遠足で見に来ますよ、という感じのつくりではなかったと思います。

紫雲出山遺跡館の展示物
紫雲出山遺跡館の展示物

カフェなのですが、銅鐸がありまして、これも良い音を響かせるのを何だか覚えていました。
他にもお客さんがいましたが、銅鐸を見て鳴らさない、という訳にもいきません。

紫雲出山遺跡館の銅鐸
紫雲出山遺跡館の銅鐸

思ったよりも甲高い「キーン」とか「カーン」という音がします。
鐘の音、こんな感じでジャランジャランと鳴らしていたのでしょうかね。

暫く待っていたら、注文したアイスコーヒーがきました。

紫雲出山遺跡館アイスコーヒー
紫雲出山遺跡館アイスコーヒー

飲み物、食べ物は取りに行かず、席まで運んでくれるスタイルです。
余程尋ねられることが多いのか、テーブルには島の名前の説明がありました。

紫雲出山遺跡館の島案内
紫雲出山遺跡館の島案内

アイスコーヒーを飲むうちに、前面の展望席が空いたので、そのうちに写真を撮りました。

紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望

何度も訪れている方や見飽きている方ならば、そんなものかと思うかもしれませんが、なかなか綺麗な瀬戸内の眺望です。

紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望

箱浦漁港が見えましたが、あの辺りの登山口から登ってくるのは、やはり大変だろうなあとここでも思いました。

紫雲出山遺跡館からの眺望
紫雲出山遺跡館からの眺望

このままずっとここにいても良いのですが、周りも見てみたいので、出ることにします。
最初に注文したところでお会計をしました。
次々お客さんが来ていたから、人気があるのでしょうね。

紫雲出山の遺跡館周辺

遺跡館には桜募金のポスターが貼ってありました。

紫雲出山桜基金のポスター
紫雲出山桜基金のポスター

遺跡館のカフェに比べてその周辺の遺跡に、皆さんがご興味が薄いのは知っていますが、僕は見ないわけにはいきません…。

かつてはこの説明版にあるように香川県指定の史跡でしたが、2019年に国指定史跡となりました。

紫雲出山遺跡のあらまし
紫雲出山遺跡のあらまし

紫雲出山遺跡 しゅうでやまいせき
集落跡 / 中国・四国
香川県
弥生時代中期~後期初頭
香川県三豊市
指定年月日:20191016
管理団体名:
史跡名勝天然記念物
弥生時代中期の高地性集落の性格や同時代の社会の評価に多大な影響を与えた学史上著名な遺跡。その立地や出土遺物は,弥生時代中期の高地性集落の性格や瀬戸内海を介した広域交流の在り方を考える上で極めて重要。

紫雲出山遺跡 文化遺産オンラインより引用

なるほど、弥生時代の遺跡なのですね。
僕がもう一つ注目したのは「しゅうでやま」という読み方です。
ほとんどが現在「しうでやま」で統一されてるのかな、と思っていましたが、史跡としては「しゅうでやま」と表記されているのですね。
なので、紫雲出山の読み方は「しうでやま」でも「しゅうでやま」でも大丈夫です。

紫雲出山遺跡館半地下構造の住居
紫雲出山遺跡館半地下構造の住居

ぼくもいろいろ香川県をまわってみましたが、こうした半地下構造の住居を再現したものは、もう一つ朝日山森林公園で見かけました。

三豊市朝日山森林公園の弥生時代の復元住居

紫雲出山と同じ三豊市に朝日山森林公園(ここも桜の名所)というところがあるのですが、そこにも弥生時代の住居があります。
三豊市の方では、かつてこうした半地下構造の住居を作ることが流行っていた時期があるのでしょうね。
弥生時代の住居に興味がある方は、是非三豊市を訪ねてほしいと思います。

紫雲出山遺跡館
紫雲出山遺跡館
紫雲出山遺跡館
紫雲出山遺跡館
紫雲出山遺跡館半地下構造の住居説明版
紫雲出山遺跡館半地下構造の住居説明版

すぐそばには、東四国国体の石碑もありました。
満濃池、とらまるてぶくろ体育館でも見かけましたが、当時は一大イベントだったのでしょうね。

紫雲出山遺跡館東四国国体の石碑
紫雲出山遺跡館東四国国体の石碑

紫雲出山遺跡を発見した郷土史家前田雄三氏を称える石碑もありました。
前田氏の功績があったから、今の紫雲出山があるのでしょうね。

紫雲出山前田雄三氏の顕彰碑
紫雲出山前田雄三氏の顕彰碑
紫雲出山遺跡の看板
紫雲出山遺跡の看板

遺跡館の隣には屋外に東屋がありました。
以前浦島太郎さんにお目にかかったのもこの辺りではなかったかと思います。

紫雲出山瀬戸内海国立公園80周年記念植樹の碑
紫雲出山瀬戸内海国立公園80周年記念植樹の碑

瀬戸内海国立公園80周年記念植樹の碑の向こうには、瀬戸内海の眺望が広がります。

紫雲出山遺跡館横からの眺望
紫雲出山遺跡館横からの眺望
紫雲出山遺跡館横からの眺望
紫雲出山遺跡館横からの眺望

遺跡館の反対側、西の方からは南側の眺望が開けていました。
手前には仁尾の市街地や大蔦島、奥には高屋神社のある稲積山が見えました。

紫雲出山から観音寺方面
紫雲出山から観音寺方面
紫雲出山から南側
紫雲出山から南側

こうして見ると、やはりこの辺りをぐるりと見渡せる海上交通の要衝だったのだろうなあと思います。

紫雲出山第二展望台

大体山頂展望台と遺跡館の周辺は見てまわったので、アジサイロードを抜け、第一駐車場へ降りて行きます。

紫雲出山駐車場の看板
紫雲出山駐車場の看板

まあ、特に僕以外には注目してる方はいないだろうけれど、紫雲出山は看板や説明版の宝庫でして、かつては変わったものがたくさんありました。
しかし、今回行ってみたら、ほとんどが新しいものに変わってしまっていました。
やはり多くの方が訪れるようになると、こうした案内板は新しくなるものなのですね。

こちらは遺跡館喫茶コーナーの営業時間などを案内している看板。

紫雲出山駐車場の看板 紫雲出山絶景の看板
紫雲出山駐車場の看板 紫雲出山絶景の看板

ここから徒歩7分とありますが、僕の印象だともう少しかかります。

これは少し驚いたのですが、香川だけでなく、四国には【四国のみち(四国自然歩道)】という登山道というか、散策路みたいなのがあるのですが、その看板が新しくなっている!

紫雲出山駐車場の看板 四国のみち (新しくなった)
紫雲出山駐車場の看板 四国のみち (新しくなった)

古い四国のみちの案内板しか知らなかったので、新しくすることもあるのですね。
イラストはかなり単純化して書いてあるので、もし歩いて登る方は、気を付けて行ってください。

紫雲出山駐車場の看板 紫雲出山の自然(新しくなった)
紫雲出山駐車場の看板 紫雲出山の自然(新しくなった)

まあ、もしかしたら国指定史跡になったことと無関係ではないのかもしれません。
しかし、10年くらい前には、それほど紫雲出山が素晴らしいなんて言う声は少なかったので、変われば変わるものだなあと思います。

駐車場から、この植え込みの中を歩いて少し登って行きます。

紫雲出山駐車場から第二展望台への道
紫雲出山駐車場から第二展望台への道
紫雲出山第二展望台から駐車場
紫雲出山第二展望台から駐車場

ここからの見晴らしはまた山頂とは違うので、何人かの方がおられました。

紫雲出山第二展望台
紫雲出山第二展望台

先ほどまでいた山頂展望台の方面です。

紫雲出山第二展望台からの眺望
紫雲出山第二展望台からの眺望

わあ、ここからの瀬戸内海の景色もまた、綺麗ですね。

紫雲出山第二展望台からの眺望
紫雲出山第二展望台からの眺望

おお、ここの看板も新しいものに変わっています。
以前のはもう今にも朽ち果ててしまいそうな看板でしたが、新しくなっていました。

紫雲出山第二展望台の看板
紫雲出山第二展望台の看板
紫雲出山第二展望台の看板
紫雲出山第二展望台の看板
紫雲出山第二展望台方角を示すプレート
紫雲出山第二展望台方角を示すプレート

先ほどの山頂展望台とは違う場所から眺めることになるので、少し眺望も違います。
南東側、詫間、三野、多度津、丸亀の海岸線が見えています。

紫雲出山第二展望台からの眺望
紫雲出山第二展望台からの眺望

ここからだと、粟島の向こう側に志々島も見えました。

紫雲出山第二展望台からの眺望
紫雲出山第二展望台からの眺望

ちょうど真下がフラワーパーク浦島の辺りになるのでしょうかね。

紫雲出山第二展望台からの眺望
紫雲出山第二展望台からの眺望

ここもずっと見ていたいところですが、この後ろ側も見てみます。

紫雲出山第二展望台横の石積み
紫雲出山第二展望台横の石積み

この奥にあるのは、遺跡か何かのようですが、よくわかりませんでした。
この手前には石碑があります。

香川進氏の顕彰碑の様です。

紫雲出山第二展望台の石碑 香川進顕彰碑
紫雲出山第二展望台の石碑 香川進氏顕彰碑
紫雲出山第二展望台の歌碑
紫雲出山第二展望台香川進の歌碑
あめつちのひそけきふるさと緑なす
山あり島ありなつかしきかな
香川進

歌人の香川進さんは多度津町のご出身なのですね。
ここから見下ろすと多度津の方も見えるから、この歌碑はいい場所にありますね。
他にも山口誓子の句碑があるらしいのですが、僕は今回も見つけられませんでした。
まあ、また今度探してみようと思います。

紫雲出山駐車場から瀬戸内海
紫雲出山駐車場から瀬戸内海
紫雲出山展望台(2021年6月)

本当はもう一つ先の第二駐車場に、第三展望台があって、いつも言ってみたいなあと思っているのですが、今回も行けませんでした。
やはり最初に行かないと、なかなか後からは行けないものですね。
また次に来る時の楽しみを残しながら、紫雲出山をあとにしました。
アジサイは終わってしまっていますが、桜の時期よりも人が少なくて、自由に見られるので、お勧めです。
また、花の時期でなくても、晴れていれば綺麗な瀬戸内海が見られるから、もしお近くに来られた際には、立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。