公渕公園の桜

香川県高松市にある公渕森林公園へ桜を見に行った際の様子です。公渕公園の桜は、P4駐車場から歩いてすぐのサクラ並木(メイン通り)に沿って、植えられています。サクラ並木沿いにはチューリップ畑があり、綺麗な花をつけ、桜の花とともに、大勢の方が見に来ていました。

タイトルを 公渕公園の桜 としたのには一つ理由があって、本当の名前は公渕森林公園なのですが、結構地元のかがわさんたちの言い方を聞いていると、「公渕森林公園」と言う方は少なく、「公渕きんぶち公園」とか「公渕」なんて言っているようです。
最初はなんで省略するのだろうと、思っていましたが、確かに他にも森林公園はたくさんあるので、「公渕公園」と言う方が、短くてダイレクトに伝わりやすいかもしれませんね。
今回は公渕森林公園の桜並木を訪れたことを書いておこうと思います。

本来でしたら、遅くても一か月後、まあ、大体5月連休明けくらいまでには桜の記事は書き終えるのですが、今年は連休明けから香川県の県有施設(県立の施設)、市の施設などがコロナの予防で閉鎖したり、利用自粛を呼びかけられたりしていました。
僕が訪れたのは4月最初だったので、そんなことはなかったのだけれど、結局5月いっぱい、そして6月の土日はそれが継続ということになりました。

サンポートバラ園2021年6月の土日は利用自粛の看板
サンポートバラ園 土日は6/20まで利用自粛の看板(2021年6月)

つい先日も、サンポートのバラ園の前を通ると「6月20日までの土日は利用を自粛してください」という看板がありました。
2021年も、高松まつりサマーナイトフェスティバルも早々に中止となりまして、閑散としていますが、この場所の利用自粛を呼びかける意味があるのだろうか、としばし考えてしまうところです。
イベントやバラが咲く時期以外には、特に誰かが集まっているようには思えないのだけれど…。
さて、次は夏のゆる抜き、どうするのだろう、と思うところです。

まあ、そんなわけで、少し書くのを躊躇いながらも、また来年も桜は咲くだろうから、という気持ちで書いておきますね。

目次

  1. 公渕公園の場所
  2. 公渕公園のサクラ並木
  3. 公渕公園のメイン通りに咲くチューリップ
  4. 公渕公園の高い生垣
  5. 芝生のなだらかな丘

公渕公園の場所

公渕公園の桜 については、2019年に一度記事にしたのですが、桜がもう舞い散る頃で(何だかタイミングが合わない)、一度その前に訪れてみたいなあと思っていました。
まずは場所から。

高松市の南東の方角、三木町との境にあります。

公渕公園の場所

この記事を書きながら、そうだった、そうだったと思い出すのですが、ちょうど桜の開花の時期、特に土日は公渕公園周辺がとても混雑します。

さぬき東街道、通称長尾バイパスを高松方面から行くと南へ左折するのですが、しばらくすると車列ができていることがあります。(2019年のことです)
香川では事故とかがないと、こんな渋滞するようなところはあまりないので、30分くらい待ちましたが、そのままその日は引き返しました…。

公渕森林公園の場所 桜の季節は渋滞
公渕森林公園の場所 桜の季節は渋滞

桜の季節の土日には、公渕公園周辺はとても混んでいる、ということを書いておこうと思います。
とても広い公園なので、たくさん駐車場があるのですが、そのせいか特に分散してとか、規制してという取り組みはないので、普段のつもりで行くと、大変なことに…。
まあ、高松市内の桜の名所なので、仕方がないのかもしれません。

しかし、2021年の春には平日の、しかも夕方に訪れたため、目立った混雑はありませんでした。
いつもの通り、さぬき動物愛護センターしっぽの森の前から入り、広い駐車場へ。

公渕公園の場所
公渕公園の場所

駐車場の場所ばどを作成しようとしたら、そういえば同じのを作ったことがあるなあ、と思い出し、過去の記事のを引いてきました。
毎回パターンが同じなのですね…。

公渕森林公園のP4駐車場
公渕森林公園のP4駐車場

ここは「P4」と表記される駐車場です。
マップを見ていたら、「P10」まであるので、10か所ほど駐車場があるのでしょうかね。

公渕森林公園の案内図(公渕森林公園のHPより引用)
公渕森林公園の案内図(公渕森林公園のHPより引用)

この上のマップはかなりイラスト用に抽象化されているので、実際には下の地図の方がその大きさや範囲を正確に表しているのだと思います。

公渕森林公園の案内図(公渕森林公園のHPより引用)
公渕森林公園の案内図(公渕森林公園のHPより引用)

一つは公渕公園の名前の由来になった「公渕池」を取り囲むゾーン。

公渕池は、高松市南部に位置するため池で、築造前は周辺に神内池・松尾池・城池が既に築堤されていましたが、新田開発や5、6年に1度の割合で襲い来る干ばつ被害を防ぐため、高松藩最後の普請として文久2年(1862 年)4月に着工し、翌、文久3年9月に完成しました。当時の池は現在も減水時に見える中堤防までの池で、貯水量は 720 千 m3 ありました。
その後、昭和5年(1930 年)12 月から昭和8年(1933 年)3月にかけて行われた県営工事により現在の公渕池が完成しました。当時は大型建設機械が無い時代なので、杵で土を突き、足で踏み固める「千本突き」という手法で築かれた公渕池は、県内屈指の貯水量と高い堤を有する大きなため池として今に至っています。前述の神内池・松尾池・城池のほか、後に築堤された神内上池・坂瀬池とともに春日川水系の 1,100ha 余の農地を潤しています。
また、昭和 50 年(1975 年)には公渕池と城池を中心とした 124ha が公渕森林公園として整備
され、春にはサクラ、秋はモミジなど 1 年を通して美しい自然の景色を楽しめるほか、芝生広場やアスレチックジムには多くの親子連れが訪れるなど県民憩いの場として親しまれています。

香川県「公渕池」のHPより引用

公渕池、高松藩最後の普請なのですね。
源平の戦いで敗れた平家の公達が身を投げた、という伝説があり、その説明の看板が池の淵にあります。
(でも屋島からこの辺まではそんなに距離はない(10kmほど)ので、力尽きるという距離ではないのだけれど)

もう一か所は二子山の周辺のゾーン(こちらはアスレチック以外行ったことがない)。

公渕森林公園桜並木の場所
公渕森林公園桜並木の場所

その中で、今回訪れるのは、駐車場からすぐの香川県東部林業事務所からレストハウス憩の家までの約500m。
ここに桜並木があります。

公渕公園の桜 、サクラ並木

この道や通りに特に名前がついているわけではないのですが、駐車場から階段を上り、歩いて行きます。
足元に少し自信のない方は、別のところから行かれる方がよいと思います。
(別の行き方はここで紹介するまでもなく地元のかがわさんは皆さん知っている)

公渕森林公園芝生広場まで約500m
公渕森林公園芝生広場まで約500m
公渕森林公園芝生広場まで約500m
公渕森林公園芝生広場まで約500m

徒歩でおいでの方
芝生広場約500m
レストラン憩の家約500m
チビッコ広場約800m
とあります。

「きんぶちはここからが遠いんのぁ」
「こりゃいかん、歩かないかんのか」
何て声が左右から聞こえてきますが、歩いて行くのがこの公渕公園の価値でもあるので、しっかり頑張って歩いてほしいものです。

公渕森林公園ソメイヨシノ
公渕森林公園ソメイヨシノ

看板が設置されているこの辺りから桜の木が左右に広がっていました。

別に綺麗なものを、とは思わないけれど、なるべくお金をかけず、手作りで看板はつくりますよ、という強い意思を感じます。
よこそ公渕森林公園へ、までは理解できますが、
「あなたにとって、山、公園、自然・・・とはポストコロナ」は全く意味がわかりません…。

ようこそ公渕森林公園ソメイヨシノ満開の看板
ようこそ公渕森林公園ソメイヨシノ満開の看板

しかし、「桜」「ソメイヨシノ」が「満開」であることは伝わっていました。
ここは県立公園ですが、指定管理者は公益財団法人かがわ水と緑の財団なのですね。
他には香川用水記念公園なんかもそうなのですが、ちょっと変わっていて、面白いです。

公渕森林公園案内図
公渕森林公園案内図

その入口にある案内図なのですが、何が見にくいかと言うと、南北が逆転しています。
(僕はこういうのはとても気になる…)
ええと、きっとこの駐車場から入ってきた方の目線、というつくりなのだろうと思いますが、実際には下の地図の方が見やすいです。

公渕森林公園の案内図(公渕森林公園のHPより引用)
公渕森林公園の案内図(公渕森林公園のHPより引用)

まあ、正確に北が上、とならなくてもよいけれど、南側が上だと、僕は混乱します。
(他の方は自然に見られるのだろうか…)
ただ、一つだけよいところ上げるとすれば、「サクラ並木」という紹介がされていることです。
一歩公園の中に入れば、方角も何もなく、左右に桜があるだけです。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園のサクラ並木

わあ、綺麗に咲いていますね。
ちょうど緩やかに風が吹くと、ぱらぱらと花が落ち始めた、そんな感じです。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

「公渕森林公園」は美しい自然環境を活かしつつ、青少年の自然教育や県民レクリエーションの場として芝生広場、森林学習展示館、キャンプ場、チビッコ広場、公渕憩の家などの施設を整備し”水と緑と花の公園”として、子供からお年寄りまでが年間を通じて、楽しく利用できる公園です。

公益財団法人 かがわ水と緑の財団のHPより引用

ここには紹介されていないけれど、もともとは香川県の農業試験場だったのだそうです。
なるほど、もともと公園として整備された場所ではないので、それで広い敷地だけれど、変わった配置になっているのですね。

公渕公園メイン通りに咲くチューリップ

さっきのホームページを見ていたら、「さくら並木(メイン通り)」という表記もあったので、「メイン通り」とも言うのでしょうね。
そのメイン通りに沿って、チューリップが植えられています。

公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑

そんなに広い範囲ではないのですが、色鮮やかなチューリップが咲いていて、桜の見頃と重なっていました。

公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑

ちょうど南西に開けた場所にあるので、傾いた陽がチューリップの花にあたっています。

公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑

もちろん皆さん桜を見にやって来たのだと思いますが、近くで見られるからかここのチューリップもとても人気がありました。

公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑

よく見ると、真ん中に大きな木が植えてあって、その周りにチューリップが植えてあって、さらにそれを囲むように桜が、という感じになっているので、それが良いのかもしれません。

公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑

まあ、僕も子どもの頃には、チューリップなんかに興味はなかったし、桜なんか見てもどうという気持ちにはならなかったのですが、年月が経過すると、ああ、そういえばあの春の時期にチューリップを見た、あの時に見た桜が綺麗だった、なんて思い出すようになります。
そうすると、やはり、その場で見たチューリップを通して、過去の何かを見るような、春の花が思い出を運んでくるような気持ちになりますね。

公渕森林公園のチューリップ畑
公渕森林公園のチューリップ畑

このチューリップ畑から下へ行く道には「梅林」とあるのですが、梅の花もあるのでしょうかね。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

いやあ、とても素敵な小径ですね。
この道に名前がついていないのが、不思議なほどです。

さくら並木(メイン通り)に戻りますと、もう公園から帰る方が大勢歩いて来ていました。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

皆さん、楽しそうにおしゃべりしながら歩いて行きます。
「あ、黄色いの!」
「今年は満開の時に来られたのぉ」
「○○は□□じゃね?」
「あ、意外とすごい」
「前は曇りやったから綺麗に見えんかった」

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

他愛もない会話と言えば、それまでですが、きっと誰かとこのさくら並木で会話しながら歩くということが、春の幸せを感じるひと時なのではないかなあ、と思います。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

サクラ並木(メイン通り)の最後、直線のところが僕は何と言ってもすきなところです。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

大きなサクラの木に囲まれるような気分になります。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

この奥がレストハウス憩の家と芝生広場になります。

公渕公園は、ちょうど羽田からの飛行機が高松空港へ向かっていくルートの真下になる為、時折飛行機のエンジン音が聞こえます。
飛行機からは何度か公渕公園を見ようと探しましたが、ほぼ真下になる為、見えないほど。
この日も音がしましたが、桜以外には見えませんでした。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

なかなか香川県の中でも、それぞれ桜の咲き方は違うので、タイミングが難しいところですが、今回は咲き始めや落下さかんではない時期に訪れることができたようです。

しかし、ご年配の方が歩きながら「もう明日には散るで」と言っていました。
確かに、そうかもしれませんね。
満開なのは、ほんの数日。
それも週末とは限らないから、たまたまそれを見られたことに、感謝しなければいけません。

公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜
公渕森林公園の桜

公渕公園のサクラ並木は、また機会があったら、見に来たいと思います。

公渕公園の桜(2021年3月)

公渕公園の高い生垣

もうここで一つ記事を終わりにしてもよいのですが、余談として公渕公園の他の場所を2つほど書いておきます。
この先に芝生広場がありまして、子どもと最初に遠足に来たのがこの公園です。
春秋に親子遠足があり(僕は全て参加しました)ましたが、やはり最初のこの公園は印象に残っています。
まだよちよちと歩いていて、行きはたったかと走っていたのですが、最後は眠たくなってしまい、抱っこして駐車場まで行きました。

その芝生広場の奥に、一つ面白い場所があります。
もともとあちこちが植物園みたいになっているのですが、奥の方に背の高い植物の垣根があります。

公渕森林公園
公渕森林公園

サクラ並木を抜けて、芝生広場を少し引き返した奥の方。
ほとんど人が行かないような、場所です。(なので、お子さんと行く時には一緒に行ってくださいね)

両サイドを2メートルほどの垣根があるので、その間を行くと、ハリーポッターみたいになります。

公渕森林公園 樹木見本園
公渕森林公園 樹木見本園(2015年4月)

樹木見本園というのでしょうかね。
確かにたくさんの種類の草木、花があります。

炎のゴブレットで、三校対抗試合があって、3つの課題があるのですが、その三つ目の巨大迷路。
実際には、公渕公園のは迷路になっていないのですが(たぶん)、これ大きな垣根の迷路にしたらよいのに、と思います。
徳島県にある神山森林公園イルローザの森には、本当に生垣の迷路があるのですね。
行ったことが無いので、一度訪れてみたいです。

芝生のなだらかな丘

迷路のように巨大な公渕公園、さらに奥には、なだらかな丘のちびっこ広場(芝生広場)があります。

ちょうど森の道を抜けて、小さな売店があるその先です。
(この売店でもいろいろ買った気がする。お菓子からアイス、柔らかいボールなど…)

公渕森林公園
公渕森林公園

面白い芝生広場になっていて、緩く傾斜があります。

公渕森林公園
公渕森林公園

傾斜があるからか、奥にあるからか、メインの芝生広場がいっぱいでも人が少ないです。
バドミントンしたり、フリスビーしたり、凧揚げしている方を見かけたこともあります。
ちょっと草はの長さはありますが、ここはなかなかよいところですよ。

こうして見てみると、公渕公園は桜の時期だけではなくていろいろ楽しめる公園ですね。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。