節分に さぬきまるごと恵方巻弁当 を食べる習慣は、今年2021年が初めてだと書いておくことにします。恵方巻を食べる、という風習というか、習慣だってここ十数年(いや20年くらいか)のことだから、何がどのように変化したって驚かないのですが、今年はついにさぬきまるごと恵方巻からさぬきまるごと恵方巻弁当へと、華麗な進化を遂げました。
もう弁当となると、恵方巻なのか、巻き寿司の弁当なのか、よくわからなくなってきていますが、なかなか外食を楽しみにくい中では、このくらいがちょうどいいのかもしれないなあ、と今年も予約して買ってきました。
香川県産の食材だけをふんだんに使用して作られたさぬきまるごと恵方巻讃岐らしさのことに、ご興味がある方の参考になれば幸いです。
さぬきまるごと恵方巻の歴史
まあ、僕があらためて書く必要もないかもしれませんが、さぬきまるごと恵方巻の歴史や背景から書いておきますね。
(昨年も同じこと書いてる。本当はこの件が好きなのかも)
さぬきまるごと恵方巻の歩みを年表にするとざっとこんな感じです。
2013年 さぬきまるごと恵方巻登場
2014年 さぬきまるごと恵方巻 マリン登場
2015年 さぬきまるごと恵方巻 ハーフ登場
2016年 さぬきまるごと恵方巻 プレミアム登場
2017年 さぬきまるごと恵方巻 ベジタブルと恵方ロール登場
2018年 店舗ごとのオリジナル登場
2019年 さぬきまるごと恵方巻 さぬきまるごと恵方巻 オリーブ登場
2020年 さぬきまるごと恵方巻海の幸
毎年、お正月が終わった頃に、その年の恵方巻の種類や販売方法が周知されるのですが、今年は「讃岐まるごと恵方巻 讃岐らしさ」だそうです。
さぬきまるごと恵方巻について
県産食材を使った「さぬきまるごと恵方巻」「さぬき恵方ロール」は各店舗でご予約受付中です | 「かがわの食」HappyプロジェクトのHPより
七福神にちなんで7種類の県産食材を県産のお米・海苔で巻いた、まるごと香川県産の恵方巻です。
今年度は、香川の郷土食をテーマにした新たな「さぬきまるごと恵方巻 讃岐らしさ」が新登場!
その他にも、さぬきまるごと恵方巻、さぬきまるごと恵方巻 マリン、さぬきまるごと恵方巻 オリーブ、さぬきまるごと恵方巻 海の幸、さぬきまるごと恵方巻オリジナル(各店考案・全13種類)があります。
今年の新作「さぬきらしさ」は、県内で鳥インフルエンザが発生したため、養鶏業者を応援しようと玉子焼きやオリーブ地鶏のそぼろ、レタス、伊吹島イリコ入り白みそなどを巻くのだそうです。
ムムム、「伊吹島イリコ入り白みそ」ってどんな感じだろう、と思いながらパンフレットを見て予約をします。
HPで検索すれば、その年の広告が出てくるのですが、チラシとしてスーパーの店頭なんかで配布しています。
もちろん普通に新作の「讃岐きらしさ」を予約してもよいのですが、イオン、マルナカ、パールガーデン(子会社になったから全て同じイオン系列)では、弁当があるのを発見。
ムムム、ついに「弁当」まで来てしまいましたか…。
もうこうなると元が「さぬきまるごと恵方巻」なのか「恵方巻弁当」なのかわからなくなってきました。
しかし、その恵方巻には「讃岐らしさ」のハーフサイズが入っているそうなので、今回はこれにしました。
予想外だったのは、いつも子ども用に(実は奥さんも食べる)ドラえもん恵方巻の販売がなかったところです。
これ、玉子焼きの食べる?と聞いてみたのですが、レタスが嫌だそうで、僕の分のみ注文しました。
はっと気が付いたのですが、来年は是非子ども向けの「さぬきまるごと恵方巻キッズ」を販売してはどうでしょうか?
お野菜入れずに、玉子焼きとハンバーグを包んでハーフの半分くらいにカットすれば、きっと子ども向けに人気が出ますよ。(さぬきまるごと感は出ないけど)
さぬきまるごと恵方巻弁当
さて、そして節分当日(2021年は珍しく2月2日が節分でした)、お店に受け取りに行きました。
もうこれは普通のお弁当なのでは?と奥さんの指摘されながら、いや、さぬきまるごと恵方巻に違いない、と言い聞かせます。
『「さぬきまるごと恵方巻 讃岐らしさ」入りのお弁当です。』
ウウ、説明を読んでいると、やはりこれはお弁当なのかと言う気もしますが、恵方巻も入っています。
実際にはこんな感じになっていましたが、パッケージとはほとんど変わりありません。
ただ、緑の野菜がブロッコリーかと思っていたら菜の花で、真ん中の豆がしょうゆ豆だと思っていたところが違う豆で、揚げ物に関しては「これは讃岐か?」という感じだったことは最初にお伝えしなければいけません。
まあ、それでも恵方巻だけ、というよりは品数も多いし、おかずも食べたいという方には、これでもいいかもしれません。
さて、そして肝心の「さぬきまるごと恵方巻讃岐らしさ」です。
本当はそのまま食べてしまいたいところですが、中身を見たいので、切ってみます。
オリーブ地鶏のそぼろ入り厚焼き玉子、えび平天、味付野菜、食感のよいレタスに、アクセントのいりこ白味噌を巻いた郷土の味。
さぬきまるごと恵方巻|「かがわの食」Happyプロジェクトより引用
<使用食材>
オリーブ地鶏、卵、イリコ、天ぷら、レタス、金時にんじん、ブロッコリー、椎茸、白味噌、海苔、米
なるほど、ここにブロッコリーが入っているのですね。
弁当にもブロッコリーを入れたら、確かに重なってしまいます。
では、食べてみます。
ふむふむ、確かに白味噌の風味というか、アクセントが効いています。
これまでので似ているのは、オリジナルかオリーブに近い感じがしますね。
まあ、もちろんこれは節分の時期だけの恵方巻ということなのだけれど、これをきっかけに「さぬきまるごと弁当」みたいなのができると良いなあと思います。
春秋の時期なんかでは、また食材が変わってくるだろうし、恵方巻に入らなかった郷土料理なんかも取り入れたら、美味しいお弁当になりそうな気もします。
今年も楽しめたさぬきまるごと恵方巻、来年もまた美味しく楽しめると良いですね。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。