少し石や彫刻から離れ、 竹と暮らす三人展 のことを書いておこうと思います。
特に竹のことに詳しい訳でもなく、興味があったわけではないのですが、まちのシューレにランチを食べに行ったら、最終日だったので見てきました。
普段は店内が写真NGなのですが、たかまつ工芸ウィークの展示は全て撮影OKということもあり、記事にしておきます。
(竹と竹の間が丸い、なんていう感じで文字だけでももちろんいろいろ書けるとは思いますが、やはり写真があったらわかりやすい…)
2021年10月から11月にかけて開催された たかまつ工芸ウィークや、竹と暮らす 三人展のことなんかに、もしご興味がありましたら、お読みください。
まちのシューレの場所と近くの駐車場
以前にランチをテイクアウトしていた時(※現在はしていません)、お弁当の記事を書いたのですが、その後まちのシューレのランチはいつもいっぱい。
あらためて場所を書くのも、とは思いますが、いちおう書いておきます。
高松市の丸亀街商店街にあります。
大体この辺りに皆さんが来る時に困るのが駐車場ですよね。
僕はここ、と決めた場所がありますが、週末は満車になることもあります。
2年位かけて、ずっと工事をしていましたが、12月に入ったあたりで駐車場の看板ができていました。
「丸亀町くるりん駐車場」というのですね。
完成して停められるのかと思っていましたが、オープンが12/16から12/22に延期となっていました。
【営業終了日と開業日が延期になります】
高松丸亀町商店街webサイト kame3.jpより引用
「丸亀町町営北駐車場」の終了と新駐車場開業のご案内
【丸亀町町営北駐車場 営業終了日時】
2021 年 12 月 22 日(水)AM7:00 まで営業終了日が延期になりました
【新駐車場開業のご案内】
※営業終了後の入庫は出来ません。
※出庫は 2021 年 12 月 25 日(土)24:00 までにお願いします。12 月 26 日以降は出庫も出来なくなります。
名称【丸亀町くるりん駐車場】
開業日時 2021 年 12 月 22 日(水) AM7:00
開業日が延期になりました
所在地 町営北駐車場より東へ 80m
8階まであるようです。
なるほど、商店街の西側にあった駐車場を閉鎖して、東側に移すのですね。
今までよりは入りやすくなっているといいなあと思います。
この建物の一階に「讃岐おもちゃ美術館」がオープンするのですね。
下の写真は美術館通りから。
看板に「讃岐おもちゃ美術館」とあって、4月下旬にオープンと書いてありました。
右折したくなるところですが、右折入庫は禁止です。
東から来る場合、一つ北側の一方通行の道から入らないといけません。
しばらく慣れるまで、混雑しそうな感じがしますので、どうぞお気をつけて停めてください。
まちのシューレ 竹と暮らす三人展
まちのシューレは丸亀町商店街の参番街東館2Fというところにあります。
1階はお茶やアパレルブランドのお店で、エスカレータで二階に上がります。
入ってすぐ左が食品などの販売コーナーで、右側がカフェになっています。
入口にたかまつ工芸ウィークのポスターが掲示されていました。
よくよく見たら、シューレの方が実行委員会をされているのですね。
たかまつ工芸ウィークサイトも見やすいし、地図のデザインも変わっていて面白いなあと見ていました。
穴吹邸、門が時折開いていると思って見ていましたが、ゲストハウスになっていたのですね。
漆器や木工品、染め物、織物、ガラス、石製品など、高松の工芸店が数多く参加されているのですね。
一つずつ見て行きたいところですが、さすがに期間中に全部は無理、という数です。
前回の石の里のアーティストたちと、アキホタタさんのワークショップ、そして、今回の竹と暮らす三人展の三つでした。
「本日は最終日でございます」の札がかかっていました。
繰り返しますが、店内は撮影ができないので、普段はこの入口の写真と料理そのものだけ、という感じになるのですが、今回は竹と暮らす三人展のコーナーが撮影OKとなっていました。
それほど広い場所ではないのですが、竹の道具などが並んでいましたので、見ていきますね。
竹と暮らす三人展 船橋圭
たかまつ工芸ウィークは一か月間ありましたが(ウィークじゃない感じもしますが、それはさておき)、展示期間は12日間と比較的短い期間でした。
「三人展」とあるので、三人の竹細工作家さんが出展されているのだろうと思いましたが、想像通り三人でした。
門田雅道さん、船橋圭さん、中山秀斗さんの三人だそうです。
竹細工も、その作家の方も拝見するのははじめてですが、お一人ずつ見ていきますね。
間違っているかもしれませんが、中心を丸い感じに編み込むのは船橋さんでは?と思います。
船橋 圭 FUNAHASHI Kei
竹と暮らす三人展リーフレットの作家プロフィールより
1976年香川県出身
松山の竹工芸師西原悟志氏に師事
現在「工房竹どき」にて、 香川の真竹を使用し、山から竹を切り出すところから商品製作までの一連の工程を全て行っている。
なるほど、香川県のご出身で、今も香川県で工房を開かれているのですね。
工房 竹どき -takedoki- 香川から竹細工の製作、販売、教室
作業療法士さんから竹工芸師になられたのですね。
手前の細長い花瓶入れ、札のところをひっくり返せば作家の方の名前と値段が書かれているのですが、お花があって触りにくかったのでそのまま撮りました。
門田雅道 竹のスタードーム
入口から正面左側には竹の丸いドームが展示されていました。
しばらく小さい子が行ったり来たりしていて、面白いのか椅子に座って全体を眺めていました。
確かに僕では引っかかってしまいそうだから、小さい子はすいっと入れていいなあと思います。
製作されたのは、タケカンムリの門田雅道さんという方でした。
門田雅道 KADOTA Masamichi
竹と暮らす三人展リーフレットの作家プロフィールより
1979年愛媛県東温市出身 現在、愛媛県西条市丹原町在住
インスタを拝見していたら、これは「 竹のスタードーム 」というらしく、各地で展示されているのですね。
確かに、影とか中から眺める雰囲気とか、見る場所によって変わってくるから面白いだろうなあと思います。
かごやざるなども展示、販売されていました。
3000円から4000円くらいの小物や、1万円ほどのかごまで、いろいろな竹の作品が展示されていました。
「何か入れる?」と一緒に行った奥さんに尋ねると、「今のところ何もない」ということでした…。
洋服や新聞、食器やパンなどを入れるかごがあって、なかなか素敵な感じでした。
竹と暮らす三人展 中山秀斗
三人目は中山秀斗さんという方でした。
中山 秀斗 NAKAYAMA Hideto
竹と暮らす三人展リーフレットの作家プロフィールより
1986年香川県高松市出身
2008年香川県漆芸研究所 研究生課程 修了
2016年 大分県竹工芸・訓練支援センター 修了
2019年より香川県高松市にて現在活動中
漆芸研究所から大分に行かれ、竹の勉強をされたのでしょうね。
中山 秀斗 – crafts days – note
なかなか目の細かいかごバッグがありました。
お弁当とか入れて行く感じでしょうかね。
方に引っ掛ける紐のついた筒状の小物もありました。
フォークが入っていましたので、食器などを入れる小物入れのように展示されていました。
僕は書類などをくるくると収納したらいいかも、と思いました。
丸いかごなどの上にはランプシェード。
伝統工芸で竹があるのは聞いたことがありましたが、高松や愛媛で竹細工をされているのは知りませんでした。
竹の風合いがお洒落な感じで、使ってみたいなと思う作品もありました。
毎年工芸ウィークは開催されているので、またどこかで拝見出来たらいいなあと思います。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。