今回は 男木島の水仙 について書こうと思います。
毎年冬には、男木島で水仙ウォークが開催されていて、参加してきました。
男木島灯台を見に行き、灯台の中を見た記事をメインに以前に書いたのですが、今回は水仙のことを書いてみようと思います。
香川県、男木島の第二水仙郷に行ったことなんかに、もしご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。
※追記
2021年2月にも男木島へ行きました。
男木島水仙郷
よろしければあわせてご覧ください。
※追記終わり
まず男木島の場所ですが、高松市の北の沖合にあります。
南から女木島、男木島。
男木島の水仙 へは高松港から
実際には、少し時間があったので、高松駅のピアノを見てから港へ来ました。
普段このような曇りあるいは雨の日には出かけないので、あまり見たことのない白い瀬戸内海です。
この前日には霧でフェリーが停まっていたようですが、この日は動いていました。
女木島、男木島には雌雄島海運株式会社がフェリーを運航していまして、めおん2というフェリーに乗船します。
例年だと結構満員の状態になっていますが、今年は天気のせいか、そうでもなかったです。船内は暖房が効いていて暖かいですが、奥さんはそれが苦手というので、後方屋外のデッキへ。この辺りは気が合うところです。
時間通り午前10時に出航です。
向かいには、直島や小豆島からのフェリーが見えます。
こちらも見慣れた瀬戸内海の光景ではなく、白く霞んで島々は見えませんでした。
普段であれば、青い海、青い空という感じなのですが、この日は真っ白。
真っ白な瀬戸内海というのも、悪くはないけれど、撮る方としては少し飽きてしまうところです。
もう少し霞んでしまうと船は出られないのかもしれません。
この日は東側の屋島も、全く見えませんでした。
女木の鬼の像も、普段とは違う印象です。
もっと青い海を背景にしているものね。
女木港に到着し、人が乗り降りしていました。
女木港を出てから15分ほど、高松港を出てから40分ほどで男木港に到着です。
やはり晴れた日、天気のいい日の瀬戸内の景色がみたいなあという気持ちになりました。
男木港から男木島灯台へ
男木島水仙郷は、男木島灯台の奥にあるので、フェリーの着く男木港から30分ほど歩きます。
フェリーから降りると、途中猫が(いつも港にいて、見覚えのある猫たち)近くにやってくるのですが、
「こいつの手には何も餌はない」
とわかると、素通りして行きます…。
ムムム、賢い。
前回来たのは10月で、まだ陽ざしが強く暑かったので、ぐったりしていましたが、何だかこの時期の方が男木の猫ちゃんたちはイキイキしている感じがしました。
坂を少し上がるのですが、その途中「ウメ?サクラ?」なんて言いながら通り過ぎていきます。
通るたびに他の方も同じように言っていたのが面白かったです。
ポツポツと雨が降っていましたが、この道を歩いている時に、ちょうど止んできました。
気温は高かったので、寒いということはなく、歩き出すと上着が暑く感じるほどでした。
ウムム、まさに暖冬…。
透き通る波が、海岸線が木々の隙間から見えているのですが、本来向かいに見えるはずの直島や豊島は見えませんでした。
30分ほどで男木島灯台に到着です。
この日は男木島灯台の内部を公開していて、海上保安庁の方が何人かいました。
以前に一度は行ったので、今回はやめておきます。
ご興味のある方は↓どうぞ。
記念スタンプを作成したのだそうで、一枚押してもらいました。
奥さんも一緒にここまでは来たのですが、水仙よりも、海辺の方がよい(坂は上りたくない)というので、僕だけ水仙の方へ向かいます。
男木島の水仙
階段があるので、山道という感じではないのですが、第二、第一と巡るとなると、少し大変です。(結構な山道)
なので、階段で登れる第二水仙郷まで行きました。
男木島灯台から続く遊歩道周辺には、1100万株ともいわれる水仙の花畑が広がっています。1月下旬から3月上旬にかけては、灯台のまわりがかわいらしい水仙の花で彩られます。
男木島|香川の島旅に出かけよう!|島旅|香川県観光協会公式サイト – うどん県旅ネットより引用
階段沿いに水仙が咲いていて、仄かに花の甘い匂いがします。
階段の途中から、皆さん灯台と水仙を撮っておられました。
さらに階段を上って行きます。
まだかな、もう少しかな、と歩くこと約5分
少し辺りが見まわせる場所に到着すると、そこが第二水仙郷です。
島北部にある灯台周辺の約1万2,000㎡の敷地では、毎年1~2月になると黄色と白のコントラストが美しいスイセンが見ごろを迎えます。「男木水仙郷をつくる会」が2004年に栽培を開始し、現在、約1,100万株を植栽。遊歩道を歩きながら、甘い香りに包まれ風光明媚な光景を楽しむことができます。
潮風にゆれる水仙郷・男木島で、一足早い春を感じて |モデルコース|香川県観光協会公式サイト – うどん県旅ネット より引用
なるほど、男木島全体で1100万株もあるのですね。
本当だったら、水仙の向こう側に青い瀬戸内海が広がるのですが、この日は景色は真っ白でした。
まあ、そんな時もあると、過去の画像を見ていましたら、毎年あんまり青空という感じではなかったです。
きっとこの時期はそういう天気なのでしょうね。
帰り道にて
「おそい」と奥さんからメッセージが来るので、戻ります。
港に戻り、お弁当をいただきました。
鯛のから揚げ、タコ飯など、毎回こちらのお弁当は美味しいです。
あら汁というのか、みそ汁にはメバルが一匹入っていました。
その後の予定があったので、13時の便で帰ります。
天気がよくて、晴れていたら、もう少し見てまわりたかったところです。
寒いから中に入れば、というと外にいるとのこと。
先ほど見た気のする赤灯台せとしるべを横切り、高松港へ戻りました。
雨もそんなに降り続けるという感じではなかったので、楽しく水仙を見て歩けました。
見頃は今週から来週くらいまでと言っていたので、週末のお天気がよかったら、立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。