ブログを書く時のタイトルはまずまず重要な部分であるらしく、これをキーワードに検索されることがありますが、今回は 丸亀町壱番街 としました。
本当はランチで立ち寄ったお店の名前でも良いのだけれど、特にそのお店の宣伝をしたいとか言うわけでもないので、当たり障りのない表題にしておきました。
丸亀町壱番街なんて聞いて、そこをイメージできる方はそう多くないのでは、とも思うので。
丸亀町って結構広いエリアで、一体何番街迄あるのだろうか、という感じもしています。
なので、もしかしたら「ドーム広場」とか「三町ドーム」とか(ここも正式な名前はよくわからないまま今に至る)、そう書いた方がぴんと来る方も多いのではないかな、というところです。
もし丸亀町壱番街ドーム広場のレストランSeaDragonのことにご興味がある方の参考になれば幸いです。
丸亀町壱番街 ドーム広場から
県外から高松に来られる方は、大体この辺りまでは来られるでしょうか。
高松駅からだと歩いて10~15分ほど、中央通りからは五分ほどでドーム広場には着きます。
街のシューレの方からは自転車は押して行く必要があります。(この日は車)
クリスマス頃だったか、年末だったかくらいにドーム広場を通ったのですが、2019年にはあった、ここに置かれているクリスマスツリーが2020年にはなくて(時折置かないことがある)、少し寂しいなあと思っていました。
ドームから西側はアリオストのある兵庫町商店街。
ちょうど丸亀町商店街のここまでが自転車に乗ってはいけないエリアになっていますが、この先西側兵庫町の方へは自転車に乗って通行できます。
朝の通勤時間帯には、すごい自転車の列になるので、はじめて高松に来た時にはすごい自転車の街だなあと思っていました。
結構慣れてくると、毎朝信号待ちでは同じような顔ぶれになるので、朝の通勤電車みたいなものなのだと思えるようになります。
え、信号待ちで同じ顔ぶれ?と思うかもしれませんが、きっと自転車で通勤する方も同じリズムで、同じ時間に移動しているのでしょうね。
(これは飛行機だって同じことで、金曜最終便と日曜最終便が同じ席に同じ人だったことがある)
高松三越の駐輪場前では、曜日によってはこの路上で野菜やいただきさんの魚を販売しているし、パチンコ屋さんからは「今日はいかん!」という感じで出てくる地元の常連さんたちがいます。(中に知っている方もいるがもちろん声はかけにくい)
年末には上の写真の右側にあったCOACHの店舗がなくなり、改装をはじめていました。
その後見たら、高松三越のロレックスのお店になっていました。
すぐそばで産直の野菜やリヤカーのお魚を販売しつつ、こうして高級ブランドの店も共存というのが、この辺りの魅力というか、面白いところです。
ドーム広場を通る時、僕は大体この薄い緑の看板の横にあるエレベータの前を確認していきます。
この建物が出来た当初、二階にはパパスカフェが瓦町から移転してきていて、三階には紀伊国屋書店が入っていたから、(手芸ドリームや小さな雑貨店なんかも一時期あった)結構週末は賑わっていました。
少し時間が経つと、美容のお店やクリニックが増えてきたので、僕は立ち寄ることもなくなっていましたが、この日は何となく目新しい看板が目につきました。
最初はよくわからなかったのですが、SeaDragonというお店がオープンしているようです。
SeaDragon?タツノオトシゴみたいな生き物の変わったお店の名前だな、と思ったところで何となく思い出しました。
ここはもしかして、別の場所にあったお店が移転してきたのでは、と思い調べてみると、やはりどうやら瓦町の方から移転されたようです。
昨年の春にこちらに移られたのですね。
もう10年以上前でしたが、一度以前のお店に連れて行ってもらったことがあったのですが、何となく半地下の大人っぽい雰囲気(いや、僕は十分に大人だけれどそういう雰囲気ってあるじゃないですか)で、子ども連れて気軽に行けるような感じではなかったのですよね。
当時はビールと美味しいパスタを頂いた記憶があったので、奥さんに
「ランチ、ここ入ってみる?」
と聞くと、いいよ、というので入ってみます。
本当はそのままエレベータで上がるのが一番近いけれど、僕はこの建物のエスカレータの方が好きです。
狭い範囲に何基もあって、こんなにいる?と思うところですが、それもここの面白いところです。
二階の日当たりの良い小さな椅子席では、数人の方がお弁当を食べておられます。
ここ、静かな場所で、一人で気楽なのが好みの方には人気のスポットです。
あまり人の気配はないので、ここ来ても大丈夫だったかな、という緊張感に包まれるのは気のせいではありません。
この上は住居になっているし、元々ここには長年フレンチのお店があったから、結婚式の方々とか、これからちょっと高級なお店に入りますよ、という雰囲気の方が多かった印象です。
ここから青空が透けて見える眺望はなかなか素敵なところです。
お店は四階でよかっただろうか、と思っているとメニューの看板がありました。
何となくパスタのイメージがありましたが、この日パスタは夜のディナーのみでした。
(裏側に夜のメニューがありました)
他のレストランの名前が掲げられていますが、右側には看板があるので、入って行っても大丈夫です。
もう一つ内側の扉があるので、その中が店内への入口でした。
まあ、知り合いとか常連さんはともかく、誰でもはじめて入るお店は緊張しますよね。
この時期、中がどんな風になっているのかわからないと特にそう思います。
中に入ると、まずは手指の消毒と検温です。
店内には二組お客さんがおられて、女性の方が忙しそうにされていました。
よかった、違っていたらどうしようと思っていたけれど、店内の様子は変わっても、やはり瓦町にあったお店の雰囲気でした。
お客さんが少なかったら、店内の様子も撮ろうと思っていたけれど、僕らの後からも次々にお客さんが入られ、いつの間にか満席に。
でも隣同士の席の間隔は広かったので、気になりませんでした。
この日の日替わりメニューはノルウェーサーモン。
僕はそれにして、奥さんはローストビーフにしました。
他にもカレーとチキンサラダがありましたが、他の方もどちらかを食べていたような気がします。
壁の大きなテレビではワイドショー。
何というか、高級なお店の内装のような気もするのですが、カジュアルというか、気軽に食べに来てよね、という雰囲気があります。
少しすると「金時ニンジンのスープとサラダです」とお料理がきました。
おお、そうでした、こちらのお店では、地元の食材なんかをこだわって使われているのでした。
金時ニンジンのスープ、見た目も綺麗だなあと思ったけれど、味もとてもよかったです。
奥さんの注文したローストビーフとパン。
僕の頼んだノルウェーサーモンも来ました。
ライスは十五穀米になっていました。
これもとても美味しかったです。
この辺りに来ると、ご飯をどこで食べようかと迷うことがありますが、また訪れてみたいです。ディナーやテイクアウトもされているそうなので、こちらも利用してみたいです。
お近くに来られましたら、是非立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
※追記
その後2021年3月になって、ドーム広場の北側、高松中央郵便局の前にヤドンのポストが設置されていました。
全国初!「ヤドンのポスト」の設置!
全国初!「ヤドンのポスト」の設置! | うどん県×ヤドン「ヤドンパラダイス in 香川 2020」- うどん県より引用
香川県は、2020年11月に、日本郵便株式会社と「香川県と日本郵便株式会社との包括的連携に関する協定」を締結し、地域創生に関する取り組みの一つとして、観光振興を目的とした企画を検討し、この度、「ヤドンのポスト」をはじめとした下記の制作物を設置・運用することになりました。
ここはうどん県なのかヤドン県なのかわからなくなってきましたが、香川ではヤドン(ポケモン)がマンホールなどにも取り入れられていて、なかなか人気があるようです。
しかし、この郵便局は結構利用する方が多くて、またこのポストも次々に郵便物が投函されるポストでもあります。
近隣にオフィスも多いし、時間外の窓口もあるから、僕もよく利用していました。
この写真を撮っている時にも、次から次へとポストを利用する人が絶えません。
なかなか不思議なことなのですが、もう慣れてしまって、完全に馴染んでいるのか、特にヤドンを気にする様子もありません。
ちょうど正面には三越の入口があって、選挙の時なんかにに「高松三越前」として演説会なんかが開かれることもあります。
その場所にヤドンが!という感じ。
残念なことに正面からは木で見えません。
もう一つ気を付けなければいけないことは、この前の道は歩道ではなく、車道になっています。
ちょうどこの手前で商店街の歩道は終わっているので、一方通行ですがこの道には車が入ってきますので、ご注意ください。
ポストにはモンスターボールとともに、香川県のあれこれが描かれていました。
(こういうのを見るのが僕は楽しみです)
正面には瀬戸大橋とうどん。オーソドックスな感じです。
左側、南側の方には丸亀城、丸亀うちわ、もう一つは何だろう。
お花のように思うのですが、これ!という自信がありません。
右側、北側には高松の観光地が描かれていました。
上から屋島と八栗、栗林公園の偃月橋と掬月亭、最後の井戸は目の前の駐車場地下にある血屋敷井戸でしょうかね。
ポストの後ろはスロープになっていて、手すりに隠れています。
この場所は本当に人の往来が絶えない場所なので、僕も頑張って撮っていましたが、とても目立ちます。
上には紅白のうどんが描かれていて、「ヤ」の文字と刻まれたネギ。
よく見るとヤドンの尻尾がくるんと前に出ているのですね。
①ヤドンのポスト
全国初!「ヤドンのポスト」の設置! | うどん県×ヤドン「ヤドンパラダイス in 香川 2020」- うどん県より引用
『ポケットモンスター』のキャラクターがデザインされた全国初の常設型ポストです。高松中央郵便局前の郵便ポストとして設置され、通常の郵便ポストと同じように手紙や配達物の投函が可能です。
まあ、なんでこのポスト全国ではじめてポケモンのキャラクターになったのかはわかりませんが、高松の方々が普通に郵便物を投函しているところを見ると、全く問題はなさそうです。
しばらく見ていたら、結構他の方も写真を撮って通られていました。
僕が近くで写真を撮っていたから、遠慮されていたのでしょうかね。
お近くに来られた際には、是非ご覧になってみてください。
また別の日ですが、ヤドンのポストに描かれている井戸を見てきました。
壱番街のドーム広場から北へ抜けて行きます。
以前はベーグルのお店がありましたが、今はお花屋さんになっている角の店舗の先、ちょうど三越前のバス停の辺りです。
見上げれば立体駐車場。
(この駐車場狭いですよね…)
バス停のベンチの横に、人が入れるか入れないかというほどの四角い入口があります。
奥さんに「入る?」と尋ねたら「やめとくわ…」だって。
確かに少し暗いから、最初は躊躇いますよね。
なるほど、血屋敷井戸跡、こんな風になっているのですね。
この辺りを再開発した際に、昔の井戸の跡が出てきたので、そのまま復元したのだそうです。
ちょうど駐車場の傾斜の下のスペースにあるので、車で上を通った方は大勢いるかもいsれませんね。
さらに奥には波切不動明王。
今も高松城をお守りされているのですね。
こちらも変わった場所ですので、よろしければ立ち寄ってみてください。