瀬戸芸のことを続けて書いたので、合間に仏生山の森ガーデンを訪れたことを書いておこうと思います。
以前に仏生山の森のことはハンバーグを食べに行ったことを書いていますが、なぜかこの記事が人気で、長いこと読まれています。
この時は秋のコスモスの時期でしたが、お庭の方には入っていませんでした。
今回は仏生山の森にある庭、ガーデンの方へ行ったお話です。
もし仏生山の森ガーデンや、入園料が無料になるオープンガーデン、仏生山の森のRVパークのことなどにご興味のある方の参考になれば幸いです。
2023年秋もも10/25(水)~11/12(日)までオープンガーデンをしているのだそうです。 この期間は普段有料の庭が無料ですので、ぜひ訪れてみてください。
目次
- 仏生山の森ガーデンの場所
- 仏生山の森駐車場とRVパーク
- 仏生山の森ガーデンへ
- 仏生山の森ガーデン オープンガーデン無料開放
- 仏生山の森ガーデンへ入る
- 仏生山の森ガーデン 水辺の庭
- 水辺の庭の生き物
- 仏生山の森ガーデン バラの庭
- バラの庭 パーゴラの奥へ
- 仏生山の森ガーデン ハーブの庭
仏生山の森ガーデンの場所
まずは仏生山の森の場所から見て行きます。
高松市の南部、仏生山町にあります。
「森」という名前がついているけれど、森というよりは住宅地の畑の中という感じのところです。
行き方ですが、ほとんどの方が車で来ます。
北側のコトデン仏生山駅の方から行く方法は前回紹介したので、ガソリン道で南から行くルートを載せておきます。
高松から行くと、空港通りを南へ行く途中道沿いにハローズというスーパーが見えます。
同じ敷地にオートバックスやさか枝製麺所もあるので、その交差点の角を左折します。
直進すると左右に道が分かれるので、その道がガソリン道です。
ガソリン道を北へ(戻る方向)左折します。
400mほど行くと、左に「仏生山の森」という看板が見えるので、また左折です。
これだと左折だけで行けるから、道がわかれば行きやすいかもしれません。
仏生山の森駐車場とRVパーク
この日は天気の良い週末だったので、仏生山の森の駐車場も混んでいました。
上の図では黄色いところが駐車場なのですが、白い区画のところが最近「RVパーク」になったようです。
僕は利用したことはありませんが、車中泊のできる施設なのですね。
空いているように見えるので、間違えて車が来てしまうけれど、RVパークは有料のスペースです。
奥はテントで催事をしていたけれど、昼過ぎだったからか泊っている車はありませんでした。
仏生山の森のHPによると、一泊3000円だそうです。
2022/3/18 RVパーク仏生山の森OPEN!
駐車場はほぼ満車ですが、どうぞ慌てず少し待ってみてください。
そんなに大きな施設ではなく滞在時間も限られている為か、入れ替わりも比較的早いです。
満車であっても、少し待てば停められますよ。
仏生山の森ガーデンへ
車を停めたら、中へ入って行きます。
駐車場の傍には山羊がいるので、小さい子が楽しそうに遊んでいました。
暖簾をくぐって中へ入ります。
正面の建物がハンバーグのレストランで、その奥がお庭になっています。
僕が訪れた日は、オープンガーデンとなっていたので、そのままお庭へ行きましたが、通常は有料でチケットはこのレストランで購入するのだそうです。
(この購入の方法が不明だったので、今回聞けてよかったです)
この建物の左側にBBQテラスがあります。
ちょうど前の一組が食事を終え、スタッフの方が片づけをされていました。
BBQセットの看板もありました。
BBQテラスの奥に白いロッカーがありまして、お庭に入る時には、そこに荷物を預けます。
仏生山の森ガーデン オープンガーデン無料開放
仏生山の森のガーデンは、いろいろな「賞」がお好きで、今回は内閣総理大臣賞だそうです。
正確には「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」で、林野庁のHPには、
「緑化推進運動の実施について、顕著な功績のあった個人又は団体に対し、関係省庁からの推薦に基づき、内閣総理大臣が決定し、表彰を行うものです。」
林野庁のHPより引用
とありました。
令和4年度は13の個人、団体が表彰されていました。これを記念して、5月9日から5/31まで無料で開放しているとのことでした。(そのほかの月でも、SNSを見ていると時折無料開放している日があります)
ちなみにその前に別の賞(全国花のまちづくりコンクール)で、農林水産大臣賞を受賞していますが、その看板は草木に覆われていました。
仏生山の森ガーデンは、香川県の中で各種の受賞をしている新しくできたお庭です。
仏生山の森ガーデンへ入る
普段は係の方などがいない入口ですが、この日はお一人おられました。
「お庭に入れますか?」
「大丈夫ですよ。お荷物スマホ以外はロッカーに入れてください。」
「カメラは大丈夫ですか?」
「大丈夫です。」
「普段入園のチケットはどこで買えばいいのですか?」
「レストランのレジで購入してください。」
前回は誰も人がおらず(鍵閉まっている)、入ることが出来なかったのですが、レストランのレジでお庭の入場券を買えるのですね。
一旦BBQテラスに戻り、ロッカーに荷物を預けます。
100円リターン式のコインロッカーです。
僕らは大丈夫でしたが、「ペットの入場不可」「履き物ヒールでの入場不可」「中学生以上」となっていました。
サンダルがあるのはその為なのでしょうかね。
入る人数もカウントして制限しているのか、一組出る度に一組入る、というかんじでした。
「2名様どうぞ」
と言われ中へ入ります。
わあ、季節にもよるだろうけれど、お花や草木がいっぱいです。
高橋彌生さん監修。草花を熟知した彼女がおりなす庭は「100年続く自然」をテーマに、ガーデニングでは珍しい宿根草を95%も使用しています。
施設案内|仏生山の森より引用
それは、木や花が庭の中で循環しながら、仏生山の自然の一部となってゆくからです。
時間の流れと共にゆっくりと育ち、美しく変化し続ける景観をぜひお楽しみください。
ハンバーグレストラン五十八の建物が見えます。
一応森っぽく写真を撮ろうかと思っていましたが、実際には、よく手入れされたガーデン、お庭です。
入って右側、入園の時に貰ったパンフレットに「ハーブの庭」とありました。
北側には、市立病院とコトデンの線路があるので、時折コトデン電車が行き来します。
高橋弥生さんというガーデナーの方が監修されているお庭なのだそうです。
順番に見て行きますね。
仏生山の森ガーデン 水辺の庭
入口を入ると、左側に続く道があります。
両サイドには、たくさんの種類のお花が咲いていました。
眩しい太陽の下に咲く、初夏の花々という感じで、勢いを感じます。
お花の種類がわかると、もっと楽しいのだろうけれど、一つもわかる花はありませんでした。
バラの季節が終わりの方に差し掛かり、アジサイが咲き始めた頃なのでしょうね。
他の方もお花の名前が書かれたパンフレットを片手に、これは何の花だろうか、と見比べながら散策していました。(見たらわかるというものでもなかったのですが)
一番北側の奥、ちょうど線路との境に水辺がありました。
一番奥に可愛らしい小屋があって、そこから水の流れがありました。
しばらく待っていたら、マルクルが出てきそうな雰囲気がありました。
(ポンプ小屋でしょかね)
水辺の庭の生き物
小屋からは誰も出てきませんでしたが、背後から小さい子の声がして、
「おさかなさんおる、ちいさいおさなか!」
と言っていました。
本当だメダカがいるのですね。
近くで撮ればよかったのですが、小さい子が熱心に見ているから、邪魔してはいけません。
中学生以上とのことでしたが、さすがに親子で入る際の幼児は鑑賞が大丈夫なようでした。
「カエルもおる!」
と喜んでいたから、動いている生き物見る体験ができて良いですね。
水辺に沿って奥へ進みます。
小さな小川が流れて奥でため池になっていました。
今度は奥さんが「オタマジャクシがおる」と喜んでいました。
まあ、珍しいものではないけれど、水辺の庭には植物だけではなく、そこに集まって来る生き物も見ることが出来て、面白い場所でした。
仏生山の森ガーデン バラの庭
僕はここにバラが咲いていることをよく知らなかったのですが、なかなか綺麗なバラの庭がありました。
道に沿って進むと、四角い支柱(パーゴラと呼ぶのだそうです)にバラがつたっていました。
わあ、バラは終わりの時期の中でも終わり、という感じですが、ここはバラに囲まれて散策できる場所です。
僕はほとんど気にしませんが、もし虫の苦手な方は、ミツバチの羽音が気になるかもしれません。
しかし、彼らも花に夢中で、僕らになんかほとんど見向きもしないけれど。
バラは少なくなっていましたが、日陰になっていて、心地よい風が吹いていました。
奥には紫のバラが咲いていました。
仏生山の森ガーデンのバラの庭、広くはないけれど、見やすいバラ園です。
バラの庭 パーゴラの奥へ
パーゴラから、また別のパーゴラまでの道にも、両サイドに綺麗な花々が咲いていました。
バラもあるしアジサイもあり、草木に囲まれたその中を歩くという感じです。
繰り返しになりますが、これだけ花が咲いていると、ミツバチをはじめとする虫さんたちも集まってきています。
特に怖いという感覚ではないけれど、日影なのに人がいないなあと思っていたら、結構ブンブンと音がしていました。
奥さんは気が付くと(気が付かなければ何でもないのだが)もう通らない、と他のところへ。
バラは終わり、そろそろアジサイの時期へと変わろうとしています。
全体がそれほど広くなくて、段差もないから、あまり歩きたくない方には、季節ごとに綺麗なお花が見られて良いのでは、と思います。
一番奥まで行くと、アーチが緑に覆われていました。
バラの庭ですが、それ以外の草花も多くあって、楽しめるようになっていました。
後から年配の女性のグループが来られ、
「この花見たことがある、○○で咲いとった」
「それにしてもここ暑い!」
と言っていました。
何だかそういう会話や景色を目にするのも久しぶりな気がします。
白いお花が綺麗で、しばらく見ていたいけれど、確かにずっといると暑いです。
日影(虫の少ない)にいた奥さんが「もう帰ろう」というので、ハーブ園だけ見たいから待って、と伝えます。
「池にカエルがいたよ」というと、探していましたので、その間にハーブ園へ。
仏生山の森ガーデン ハーブの庭
入口から右手にあるハーブ園に入って見ます。
先ほどまでのお庭は、直接地面に植えられていましたが、こちらは区切られた花壇に植えられていました。
ここで採れたハーブをレストランやカフェで使っているのだそうで、その辺りが受賞の理由になっているのだそうです。
確かに、目の前の庭で育てたハーブで料理を提供できれば、新鮮で美味しいですよね。
こちらは花がメインという感じではなかったのですが、それでも色とりどり花が咲いていました。
奥さんも暑くなってきたのか「カエル、おらんよ!」と言ってきたので、そろそろ帰ることにします。
レオマのバラ園や亀水中央公園のバラ園に比べると、規模は小さいですが、たくさんの種類の草花がまとまっているので、それを見るのは面白かったです。
大体15分から20分くらいで全体を見られるのも良いところかもしれません。
レストランやカフェもあるので、天気が良い日には前後に散策するのも良いですよね。
春や秋、気候の良い時期に、是非訪れてみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。