前回の記事では四国水族館の海豚プールやサンセットデッキの様子なんかを記事にしましたが、今回は 四国水族館の水槽 の様子です。
本当はその時見たのを全部撮って、としたかったのですが、時間の都合もあって、ないものもあります。
この先何度か訪れることもあるだろうから、またその辺は追記したり、別の記事にしたりしますね。
普通に水槽の生き物を紹介していっても良いのですが、今回はあつ森で見かけた魚なんかと見比べながら記事にしていきますね。
もし四国水族館の夜の様子や、水槽の生き物たちについて、ご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。
太平洋ゾーン
皆さんはこの夏あつ森も楽しまれましたか?
最初は五月の連休くらいまで、子どもが楽しんでしていたのですが、だんだんと大人がする時間の方が長くなっていて、今は奥さんの方が一生懸命にしています。
花火大会に、
虹がかかったり、
普段は外出して経験するようなことを、疑似体験した夏でした。
奥さんは毎日島の仕立て屋さんに行ったり、区画整理したりして楽しんでいるようです。
僕はそういうのには全く興味はないのですが、お魚や昆虫の最終だけは続けていまして、四国水族館の本館棟へ入る際、いろんなゾーンがある書いてあって、とてもわくわくして入りました。
本館棟には、
・綿津見の景
・瀬戸内ゾーン
・海月・深海ゾーン
・太平洋ゾーン
・神無月の景
・渦潮の景
・ミュージアムショップ
があるようです。
それぞれ見ていったのですが、どうしても僕がブログを書く上で写真を撮った順番に書いていく方が書きやすく、この順番が違うと、混乱してきます。
なので、もしかしたら順路のようなものがあるのかもしれませんが、僕が歩いて見た順に書いていきますね。(もちろん皆さんがどの順番で行かれても全く構わない)
目立たないけれど、こういうイラストみたいなのがたくさんあって、それも良かったです。
よく見ると、スポンサーの紹介でした。スポンサーになると、ここに名前が表示されるのでしょうかね。
ちょうど皆さん海豚プールに注目している時間帯だったので、人が少ないうちに見ていきます。
いくつか四国水族館のブログを拝見させてもらったのですが、どれも全体像がつかみにくかったので、どうしてだろうと思っていたら、結構中は広かったのですね。
まずは、左側にかかった「順路」の方へ入って行きます。
「黒潮ってすごい!!太平洋ソーン」となっていました。
見るまでわからなかったのですが、四国水族館は6つのゾーンに分かれていて、さらにそのなかに70ほど「○○の景」と名付けられた水槽があるようです。
太平洋ゾーンの中に入ってみると、
おお、青いライトで綺麗な水槽!
これですよ、この感じ。
中のお魚の種類は違うけれど、こんな感じのサンゴの水槽を見てみたいなあと思っていました。
ここの水槽には「サンゴの景」という名前がついていました。
小さなエビやお魚がいるのですが、なかなか全体の中ではわかり難いですね。
上の画像にはフリソデエビ、下にはホンソメワケベラという表示があるのですが、この小さなのがそうなのでしょうかね。
これはチョウチョウウオかな?なんていう感じでずっと見ていきます。
これも帰宅してから気が付いたのですが、それぞれの水景には、解説用のQRコードがついていたようです。
今回は一度も使わなかったので、次回行く時にはじっくり利用したいと思います。
イソギンチャクとクマノミもいました。
思わず「イソギンチャクとは仲良し!」と言ってしまいそうになりました。
続いては「造礁サンゴの景」だそうです。
ミドリイシって何だろうと思っていたら、サンゴの名前なのですね。
この水槽には、結構たくさんの種類のお魚がいましたが、どのお魚もまだ小さくて、新しくできた水槽なのだなあという気がします。
年月が経って、お魚もサンゴも成長して、全体的に重厚な水槽になっていくといいですね。
こちらは「海中のお花畑ヤギ類」と表示されていました。「花畑」には、さすがに「景」はつけられなかったか…。
ヤギ類というサンゴが展示されていました。
続いては「ミクロの景」。
小さめの水槽に、小さな生き物がいました。
青で綺麗なのですが、何がいるのかは正直よくわからなかった水槽です。ハゼだったかな?
流れ藻の景には、ブリやウスバハギが展示されていました。
ムムム、どちらも美味しそう…。
この他には、「荒磯の景」にイセエビがいたり、「陸棚縁辺部の景」にサギフエという表示がありました。
動画は撮ったのですが、写真はいずれも暗くてうまく撮れませんでした。
深海ゾーン
続いては深海ゾーンだそうです。
水族館の中では比較的地味なイメージですが、陽が沈んだ頃に見る深海ゾーンも、なかなかよかったです。
まずは「底魚の景」タカアシガニ。
僕の印象では、そんなにこのカニが人気があるとは思っていなかったのですが、若い方を中心に大人気で人が集まっていました。(なかなか空かずに少し待ったほど)
タカアシガニ、何か人気があるのでしょうかね。
他にも小さな水槽に深海の生き物たちがいました。
一番左の下の水槽を覗いてみますと、
できれば深海でも、彼らには出会いたくないなあという感じですが、もちろんあつ森の水槽にも…。(左下の方)
オオグソクムシ、リアルだね…、と言っていたのですが、本物も見られてよかったです。ゲームの中では潜ってとるのですが、数百メートルの深海にいるのだそうだから、本当はとれないですよね。
ヒトデがいる!と見ていたら、この水槽には「奇々怪々の景」という名がついていて、その横にはトリノアシという生き物がいました。
ウミユリという種類の動物だそうで、深海に生きているんだそうです。
確かに鳥の足にも見えなくもないところ。
海月ゾーン
しばらく(20分くらい)見ていたら、何だか徐々に人が増えてきました。
イルカのショーが終わったようで、皆さんこちらに流れてきたのですね。
続いては、「海月の景」。
少し前までは、クラゲのコーナーなんて特に見向きもされていませんでしたが、結構人気があるようで、ワラワラと皆さん集まっていました。
このクラゲの名前がわかりませんでしたが、小さな丸い水槽には大勢の方が集まっていました。
あつ森のミズクラゲの水槽によく似ていました。(床ではなかったけれど)
青い水槽なのでわかり難いのですが、アカクラゲだと思います。
身体に赤い線が見えました。
海月ゾーンには他にも何種類か展示されていましたが、とても人気でしばらく待っていても空きませんでした。
ゆっくり動くから写真に撮りやすいし、青色で綺麗だったから、皆さん魅かれるのでしょうね。
日没後の海豚プールと淡水ゾーン
このまま1階の水槽を見て行っても良いのですが、徐々に人が増えてきて、先ほどの海豚プールのような密集した状態になってきました。
これなら海豚プールは少し空いているかも、ともう一度二階に上がります。
もう既に太陽は海と雲の向こう側にあって、少しの時間でも暗さが増していきます。
あれほど暑かったのに、少し海からの風に涼しさを感じるほどでした。
海豚プールでは、相変わらず若いイルカたちが元気に泳ぎ回っていましました。
プールサイドにいると、泳ぐイルカの水がジャバジャバとかかるほど。
あれほど人のいたサンセットデッキも、少し減っていました。
まだまだイルカを近くで見たい小さな子、カメラを構えた方々など。
これはなかなか綺麗だなあと感心しながら写真を撮っていると、電話の着信が…。
別々に行動していた奥さんと子どもが「もう大体見たから出よう」と言ってきます。
ムムム、まだ半分も見ていないのに、と思いつつ、仕方がないので海豚プールにいることを告げます。
その後も「どこ?どこにおるん?」と次々にメッセージが入るので、落ち着いて撮れませんでした。
まあ、本当は僕もゆっくり腰を下ろしてプールを眺めてみたかったけれど、そうもいかないようです。
二人と合流すると、子どもはもうすっかり帰るモードです。
辺りが暗いのと、水族館が暗いので、もう嫌なのだろうなあと思います。
「なんか買って食べたら?」と尋ねると
「もう食べた、ポテトとフランクフルト」
ムムム、もう既に食べていたとは…。
本当であればこのラテアートなんかを見てみたかったのですが、二人は全く興味がないようで、僕が頼むのもなんかね…。
「シャークフィッシュバーガーは?」
なんて聞いてみるけれど、早く出て(別のところで)ご飯を食べたいとの一点張りでした。
よほど嫌なんだね…。
これはダメだな、と最後の手段に出ます。
「ミュージアムショップにいてよ、明るいから。15分くらい」
と伝え、僕は大急ぎで他のところを見てまわりました。
これ以下、乱雑ではありますが、館内を続けて見てまわった感じをご覧ください。
2階せとうちデッキでは、夕食を召し上がられている方で満席になていました。
確かに、夕暮れに海風にあたりながら食事ができるっていいですよね。
その向かい側には、淡水ゾーンがありました。
「四国金魚の景」では、トサキンが泳いでいました。
おお、この感じもどこかで見たことがあります。
もうこの場所に至っては、どちらがどちらかちょっとわからなくなるような感じさえしました。
続けて「石倉の景」というのがありました。
オイカワがたくさん泳いでいました。
タレントさんの名前が水槽に貼ってあったので、テレビか何かの企画があったのでしょうね。
続けて「渓流の景」にはカワムツ。
どの水槽も小さな魚たちで、勢いよく動き回っていました。
本当はじっとこの前に立って、しばらく見ていたいのですが、先を急ぎます。
ジャバジャバと音を立てて水が流れ、水槽から水が溢れていたのが「魚止めの景」。
アマゴが中にいるのだそうですが、近づくと濡れるので、皆さん避けて通っておられました。
こちらが「川獺がいた景」ということらしく、カワウソがいたらみようと思っていましたが、本当に「カワウソ先ほどまでいた景色」みたいになっていました。
おそらくどこかにいるのだと思いますが、見つけられませんでした。
「巨大魚の景」には、まあ巨大といえばそうだけれど、という感じのアカメがいました。
他にもアユやサワガニなんかがいたのですが、人が集まっていたので、断念。
また次回にゆっくり見てきますね。
せとうちデッキの奥には、「キッチンせとうち」という綺麗なレストランが出来ていました。
僕は実際には入って食べていないので、わからないけれど、食券を買って席に着く、フードコートみたいな感じなのでしょうね。
子ども向けのメニューもたくさんあったし、ちょうど夕食に時間だったので、人気があったようです。皆さんやはりここでもうどんを召し上がるのだろうか…。
綿津見の景
キッチン瀬戸内の横から本館棟に入れるようになっていまして、そこからスロープを利用して、1階へ下りることが出来ます。
あまり目立たないかもしれませんが、館内に配置されたイラストは、とても可愛らしくてよかったです。
そして、僕が一番よかったなあと思うスロープはこちらです。
これは他の方はあんまり注目しないだろうけれど、とてもよかったスロープです。
こんな感じで水槽のまわりをぐるっと回りこみます。
スロープから水槽は見えないのですが、四国の岬めぐりができます。
まずは四国最東端、徳島の蒲生田岬。
冬に強風が吹きすさぶ中歩いた灯台までの道が見えました。
続いては高知県、四国最南端足摺岬。
僕のイメージでは、もっと透き通るように青くて、広いイメージですが、荒々しい感じがしますね。
次に愛媛の四国最西端、佐田岬。
僕はフェリーからしか見たことがないので、本当は今年の春や連休に、ここに行きたいと思っていました。
四国東西南北の岬となれば、最後は香川県ですよね!
四国最北端、竹居観音岬。
なるほど、岸壁の鳥居が、ここではそのシンボルになるのですね。
まあ、ご興味のない方には、なんでもないことかもしれませんが、四国各県それぞれににある名所で、統一感を出すには、岬が一番ですね。
他にはあまり思いつかないから、それだけ多様性に溢れているのでしょうね。
ここはとてもお勧めです。
スロープを下りながら、四国の岬めぐりをしたような気分になれますよ。
スロープで一階まで降りると、館内で一番大きな水槽があります。
イメージ的にはこんな感じですが、マンボウやジンベイザメはいません。
比較的小さなお魚が多かったのですが、香川県にはこんな大きなアクリル水槽はなかったので、やはり迫力がありますね。
小さな子が近寄って来て、「すごーい!みて、みておさかなすごーい!」なんて言っているのを聞くと、ああ、やっぱり水族館が出来てよかったなあという気持ちになります。
神無月の景と渦潮の景
先ほど一階で途中まで見ていた海月ゾーンからの出入り口が綿津見の景の後ろにありました。
なので、順路としては、海月を見て、この大水槽へ、ということなのでしょうね。
その横には、大きなタコのイラストが壁に貼ってありました。
スポンサーのお宝市番館の名前がありました。
よく見たら迷路になっているのですね。
ホームページ見たら、アーティストの方の作品らしく、秋くらいまで展示されているそうです。
その隣には、コウイカのイラスト。(これも迷路か…)
思わずこのままじっと見ていたいほどですが、時間がありません。
その前には、入口付近でなにやら人だかりが出来ていました。
こちらが「神無月の景」だそうで、アカシュモクザメがいるそうです。
わあ、下から影を見てもやはりハンマーのように見えますね。
青い光の下を悠々と泳いでいて、見応えがありました。
思っていた通りというか、まあもちろん僕は自分では釣れないわけですが、少なくてもシュモクザメに関して、今までこれほど親近感を持ったことはないだろうという感じです。
きっとたくさんの人が、魚や昆虫、植物、化石の名前に触れ、興味を持つきっかけになっているだろうなと思います。
いつまでも僕は見ていたいけれど、次の「渦潮の景」へ向かいます。
この水槽のスポンサーはソフトバンクだそうです。
上を見上げる感じになっていて、下から泳ぐ姿を観察できます。
光の当て方とか、水槽の雰囲気はとてもよかったです。マダイなどがいるらしいのですが、その辺はよくわかりませんでした。
渦潮の中では、きっとこんな感じになっているでしょうね。
ミュージアムショップの前には、二階に上がる階段があります。
(この階段もなかなか雰囲気がよい感じ)
階段があれば、上ってみたいですよね。
龍宮の景
階段を上がると、先ほどの淡水ゾーンのカワウソの辺りに出ました。
奥へ進むと、「龍宮の景」という展示室の入口がありました。
案内図によると、ここは「特別展示室」だそうだから、入れ替わることがあるのでしょうかね。
3名のアーティストの方がそれぞれに作品を展示さてていました。
なかなか照明は綺麗なのですが、幅広い年代の方に楽しんでいただきたいということなのでしょうね。
通路を歩いていくと、最後はプロジェクションマッピング。
花火みたいなのも投影されていました。
「四国龍宮門」と書かれた門をくぐると、
1回千円のぬいぐるみくじやガチャガチャなど、龍宮城にふさわしい雰囲気でした。
もう一度1階に戻り、この日最後のゾーン、瀬戸内ゾーンへ入ってみます。
他の小さなお魚もそうですが、暗い水槽で激しく動いているので、なかなかうまく写真が撮れませんでした。
「豊穣の海の景」で、マアジだそうです。
水族館の水槽を見ながら、これは現実の世界だったろうか、それともゲームで見た世界だろうか、という気分になる時がありました。
まあ、水槽だって、自然を人工的に再現しているわけだから、そんなにそれぞれの相性が悪くなくて、他より垣根は低いだろうと思います。
例えば四国水族館の島なんかがあって、釣った魚をたくさん寄贈すれば、実際にお魚が増えるとか、入場料が割引になるとか、特別なイベントに参加できるとか、いろいろあると面白いですね。
ほとんどの方が北半球の春先から始めているから、来年の春頃までが一つの区切りと思います。
リアルな水族館とゲームの中身が繋がる試みがたくさんできると、従来の水族館から次のステップへ行った、という感じになりますよね。
コノシロなんかもいたのですが、「郷土料理・てっぱい」なんて書いてあったので、思わず美味しそうと思ってしまいました。
小さな烏賊はホタルイカだそうです。
キラキラと光っていて、クラゲ同様可愛らしい感じでした。
コブダイを撮っているところで、また電話が鳴り、「早く!」なんて言っていました。
まあ、本当のことを言えば、もう少し僕はゆっくり見て行きたかったけれど、一度で全て見てしまうのも味気ないから、また今度来る時の楽しみにとっておきます。
ミュージアムショップの入口が水族館の出口となっていて、一方通行となっています。
こちらで退館人数を確認しているのでしょうから、一度は行ったら戻って来られません。
間違えて出てしまわないようにご注意ください。
ミュージアムショップの中も大盛況で、子どもは記念のメダルを買って刻印をしたそうです。
ゴールドタワーに続いて、新たなメダル作成名所の誕生ですね。
2時間近くでしたが、駆け足で観て行きました。僕一人であれば、あと1時間で全て観られたかなという感じでした。
思ったよりも館内は広く感じたし、海豚プールも綺麗でした。
新しいうちは、皆さん珍しいから大勢やってくるけれど、できれば長い時間をかけて、地元で愛される水族館になってほしいなあと思います。
魚たちやイルカなどの生き物が、大きく成長していたらいいなあと思います。
9月の連休には、また営業時間を少し延長して夜の水族館を見学できるようだから、もしお近くに行くことがありましたら、是非立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。