ちょうちんcafe

屋島のちょうちんcafeを訪れた様子です。夏の夕暮れに期間限定で屋島にちょうちんcafeがオープンします。

ちょうちんcafeに行ったことを書いておこうと思います。
昨年も久しぶりにオープンしたちょうちんcafeに訪れましたが、今年も行ってみました。
同じ日に天空ミュージックがあったり、花火が上がったり、夏の夜の屋島は、なかなか素敵な感じでした。
屋島山上で、夏に期間限定オープンするちょうちんcafeのことにご興味がおありの方の参考になれば幸いです。

屋島ちょうちんcafe(2023年8月)

目次

  1. 屋島山上へ
  2. 天空ミュージック
  3. 屋島の夕景
  4. ちょうちんcafeへ
  5. ちょうちんcafeの店内
  6. ちょうちんcafeのドリンク、スイーツ、フード
  7. 屋島は夕景から夜景に
  8. 屋島から見る直島の花火
  9. やしまーるのちょうちんワークショップ
  10. やしまーるの太三郎ケーキ

屋島山上へ

屋島、ここ数年様々な観光客誘致の取り組みを行っていて、昨年それがある程まとまった感じがあります。
今年5月には「都市景観大賞『都市空間部門』において大賞を受賞~香川では初の大賞受賞~」というニュースもありました。
いろいろ盛り上げようと頑張っておられたので、よかったです。

そのはじめが屋島山上へのアクセスでした。

屋島スカイウエイへ
屋島スカイウエイへ

今ではもう忘れつつありますが、以前はこの先に料金所があり、通行料金が必要でしたが、廃止されました。
目の前に屋島が見えて、横に四国村が見えて、といういい気分で上っているのに、支払いが必要となると、何だかなあという気持ちでしたが、やはりなくなってよかったです。

屋島山上駐車場
屋島山上駐車場

そのかわりに屋島山上駐車場の整備を行い、駐車場料金普通車300円としました。
これまでに比べると、混雑時、出る時に少し車の列ができやすいけれど、通行料よりは納得感みたいなものがあります。

屋島山上駐車場
屋島山上駐車場

屋島ちょうちんcafeは、18時営業開始なので、今回は18時半頃に行きました。(昨年は19時過ぎで売り切れのがあったので)
満車という感じではないのですが、8割ほどの混雑で、まだ後から次々車が上ってきていました。
夏の週末、屋島は人気があるのですね。

天空ミュージック

駐車場から、桃太郎茶屋広場を抜けてちょうちんcafeへ歩いて行きます。

屋島山上駐車場から
屋島山上駐車場から

ちょうど岡山の方だと思いますが、大きな雲が見えました。
今年は瀬戸芸がないので、あまり見かけませんでしたが、夏に出かけるとこんな感じの雲を良く見たのを思い出しました。

屋島山上 駐車場から桃太郎茶屋への道
屋島山上 駐車場から桃太郎茶屋への道

同じ時期に、同じ場所へ来るので、毎回いいなあ、と思うのがこの道です。
蝉の声が左右、そして上から降り注いでくるように聞こえていて、その先に夕陽がぱあーと見えている散策路。
その光の方へ近づいて行くと、歌う声が少しずつ聴こえてきました。

屋島天空ミュージック
屋島天空ミュージック

わあ、すごい、この広場でライブをしているのですね。
ざっと150人ほどの方が、歌声に耳を傾けておられました。
はじめて見かけましたが、屋島の天空ミュージック、人気があるのですね。

屋島天空ミュージック
屋島天空ミュージック

素晴らしいロケーションで、僕も聴いてみたい気持ちもあるけれど、今日はちょうちんcafeを目指します。
再び蝉の声が響く林の道には、新屋島水族館があります。
営業をやめる、やめないという話が出ていましたが、残ってよかったです。

屋島の夕景

ホテル望海荘を過ぎると、目の前に瀬戸内海と夕陽が見えました。

屋島からの夕景
屋島からの夕景

数人大きなカメラを持った方が撮影に来られていました。
ここは夕景と夜景が綺麗に見られる名所ですね。
いろいろ景色のよい観光スポットはあると思いますが、アクセスの良さや整備されている感じなどは、香川県でも随一だと思います。
少し前までは野犬がいたり、暗くて怖かった印象ですが、やしまーるが出来たことで、安心感が増した気がします。

屋島からの夕景
屋島からの夕景

瀬戸大橋から小鎚島の北、高松港と女木島の間に、一本の太陽の道が出来ていました。
涼しいという感じではないのですが、緩やかな風が時々吹くので、何とかなる暑さという感じです。(日が落ちたら少し涼しい)

屋島からの夕景
屋島からの夕景

観光客も地元の方も、ベンチに座ってしばし夕陽を眺めておられました。

ちょうちんcafeへ

さて、僕らはちょうちんcafeのあるれいがん茶屋へ向かいます。
まだ明るくて人が多かったのと、店頭で食事を販売していたので、正面からはなかなk写真を撮りにくかったです。

ちょうちんcafe
ちょうちんcafe

普段この場所は「れいがん茶屋」さんがカフェレストランとして営業(11時~17時)されていますが、夏のこの時期だけ「ちょうちんcafe」になります

屋島ちょうちんカフェの入口
屋島ちょうちんカフェの入口

ちょうちんcafeは香川大学の学生さんが運営されていて、入口でメニューや店内の案内をしてくれます。

屋島ちょうちんカフェのメニュー
屋島ちょうちんカフェのメニュー

いつも変わったドリンクメニューなので、おすすめの「キウイオレンジサイダー」をいただくことにしました。
キウイオレンジサイダー、果たして「キウイ」なのか「オレンジ」なのか「サイダー」なのか、としばらく考えましたが、どうでもよいような気がして考えるのをやめました。

ちょうちんcafeの店内

店内に入ってすぐの場所に注文口があり、ここでドリンクの注文と会計をします。

屋島ちょうちんカフェの注文口
屋島ちょうちんカフェの注文口

奥さんは「ミニフルーツポンチ」にしていました。白玉があると結構高確率で食べているから、きっと好きなのだろうなあと思います。

屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェの店内

購入すると番号札をくれるので、座って待ちます。
昨年は大混雑で、どこに座ろうか、という感じでしたが、今年はまあまあすぐに座れたのでよかったです。
天空ミュージックや、他のお祭りなど、イベントが普段通りになってきたので、集中することがなくなってきたのだろうと思います。
ちょうちんcafeの一日あたりの来客数や収益は、もしかしたら去年より下がるかもしれませんが、ゆとりがある程度のこの位の人数がちょうど良かったので、満足度が高かったです。

屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェ

まだ陽の光が残っているので、皆さん同じように、もうすぐやてくる日没を待っている感じでした。

ちょうちんcafeのドリンク、スイーツ、フード

僕もその間に食べ物を買いに行きます。ドリンクとは別の外側の場所で販売していました。奥さんはホットドッグ400円、僕はフランクフルト250円。

屋島ちょうちんカフェのホットドッグとフランクフルト
屋島ちょうちんカフェのホットドッグとフランクフルト

以前はキーマカレーや変わった素麺などがありましたが、大変なのでしょうね。
軽食っぽい感じになっていました。
皆この時間はお腹空いているので、是非食べ物も徐々に復活させると良いですよ。
夏のイベント、食べ物がないよね、という意見で一致しました。
もしあっても行列とかなので、あまりこだわらない食べ物があるといいなあと思います。(暑いから作るのは大変だけれど…)

こちらがキウイオレンジサイダー。

屋島ちょうちんカフェのキウイオレンジサイダー
屋島ちょうちんカフェのキウイオレンジサイダー

オレンジジュースのサイダー味で、時々キウイの味がしました。
なかなか変わっていて、美味しかったです。

奥さんのミニフルーツポンチ。

屋島ちょうちんカフェのミニフルーツポンチ
屋島ちょうちんカフェのミニフルーツポンチ

涼やかで良いね、何て言いながらたべました。

屋島は夕景から夜景に

この日は18:48が日没の時刻だったのですが、19時を過ぎる頃、ようやく辺りが暗くなってきました。

屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェ

すると、それまでは白く見えた讃岐提灯が、一斉にほのかな灯りを見せ始めました。
わあ、ちょうちんcafeは、この時間が一番良いですね。

屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェ

外でフードメニューは販売していますが、中で食べて良いですよ、とのこと。
中はエアコンが効いていて、とても涼しかったです。

屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェ

それまで座っていた方も、陽が落ちると少しずつ立ち上がって写真を撮ったり、景色を眺めたりしていました。

屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェ
屋島ちょうちんカフェ

僕らも注文したものを10分ほどで食べてしまいましたが、混雑するという感じではなかったので、そのまましばらく座って景色を眺めました。

直島の花火

19時半に近くなった頃、皆さんが一斉に北西の方向を見ていました。

屋島からの見る直島の花火
屋島からの見る直島の花火

「わあ、花火が見えた!」
「どこ?どこ?」
「小豆島の方かな…」
などなど、いろんな声が聞こえてきます。

屋島からの見る直島の花火
屋島からの見る直島の花火

ちょうど女木島の奥のところ、実は昨年も僕はちょうちんcafeから花火を眺めていまして、今回はちょっとだけ直島の花火の日を選んで来ました。
遠いので、音はほぼ聞こえないのですが、それが逆に何だかよくて、音を消した映画みたいな雰囲気なのですよね。
30分ほど花火は続いていました。

屋島からの夜景
屋島からの夜景

やしまーるのちょうちんワークショップ

カフェの方は大体雰囲気がわかったので、やしまーるの方へと向かいます。

やしまーるの夜景
やしまーるの夜景

ちょうちんcafeを出た後、これまでならそのまま帰る、というルートでしたが、やしまーるがあると、ちょっと寄って行こうか、という気持ちになります。

受付では、お化けのちょうちんを貸し出していました。

やしまーる 讃岐提灯のおばけ
やしまーる 讃岐提灯のおばけ

僕は施設の中でこれを見るから「可愛らしい」と思えたのですが、もし駐車場へ帰る暗い道や屋島寺で見かけたら、きっとこれは怖いだろうなあと思います。

やしまーる 讃岐提灯のおばけ
やしまーる 讃岐提灯のおばけ

小学生くらいの子が楽しそうに持って歩いていたので、本来の讃岐提灯の使い方だし、面白いアイデアでした。

やしまーる 讃岐提灯作りワークショップ
やしまーる 讃岐提灯作りワークショップ

館内はエアコンが効いていて、やっぱり室内は最高!という感じでした。
讃岐提灯のワークショップも行われていまして、小さいお子さんが参加されていました。
我が家でもこれを作って夏休みの宿題で出したことがあったので、ちょうどいいですよね。

やしまーる 讃岐提灯作りワークショップ
やしまーる 讃岐提灯作りワークショップ

様々な場所でワークショップされているので、見かける機会も多いと思いますが、夜のイベントを中心に讃岐提灯がランタンみたいに定着すると良いですね。

やしまーるのちょうちん
やしまーるのちょうちん

ちょうちんcafeが終わると、天空ミュージックがこの場所に来るのですね。
8月、9月は毎週末屋島でイベントがあるので、賑わいますね。

やしまーるの太三郎ケーキ

ぐるりとやしまーるを半時計まわりで一周すると、途中に展望所があります。

屋島からの夜景
屋島からの夜景

すっかり日が落ちたので、また景色が変わります。
昨年、この場所には、瀬戸芸の作品で大きな月のスクリーンがあったのを思い出しました。

瀬戸芸2022同じ月をみていた日
瀬戸芸2022 同じ月をみていた日

きっと何年か経っても思い出すだろうなあという素敵な作品でした。

屋島からの夜景
屋島からの夜景

夜景も見たし、帰ろうかと戻りかけていましたら、やしまーるの売店がありました。
売店のショーケースに小さなチョコのケーキがありまして、よく見たらタヌキのケーキ。
「ちょっと食べてみる」
ということで、コーヒーとケーキを買いました。

やしまーる タヌキのチョコケーキ
やしまーる タヌキのチョコケーキ(太三郎)

先ほどはドリンク一人分だったので、ちょっとアイスコーヒー飲みたいな、という気分でした。
タヌキのチョコレートケーキは屋島の狸「太三郎」の名前が付いていました。
屋島のケーキ屋さんのでしょうかね。
結構チョコがぎっしりとしていて、可愛いらしい顔しているからフォーク入れにくかったです。
食べていたら、小学生くらいの男の子が母親と一緒に来て、アイスと一緒にタヌキケーキ買って行きました。
冬に食べたブラウニーも美味しかったですが、このタヌキチョコケーキも美味しかったです。

屋島からの夜景
屋島からの夜景

食べていたら、20時近くになったので、もう一つの花火、レインボー通りの花火も眺めていくことにしました。
カメラを片手に待っていると、背の高い若い海外の方が空を指さして話しかけてきました。
「メイオウセイ?」
「わあ、スターリンク!」
教えてくれてありがとう、スターリンク、はじめて見ました。
一瞬でしたが綺麗に見えました。

8時10分過ぎ、レインボー通りの花火(レインボー祭と狐の嫁入り行列)も上がりました。

屋島からレインボー通りの花火
屋島からレインボー通りの花火

こちらも音もなく打ちあがるので、不思議な感じでした。
この時期は毎週どこかで花火が上がるので、屋島ちょうちんcafeからまた見えると良いですね。

何だかあれこれとたくさんあった屋島ですが、数年前と比べたら全く違う場所みたいになりました。
2023年のちょうちんcafeは、残り8/25と8/26,9/1、9/2あと4日間の営業です。
音楽に灯り、食べ物にエアコンの効いた建物、是非夏の夕涼みに是非立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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