四国水族館のイルカを見ていたからなのか、奥さんが 日本ドルフィンセンターへ 行きたいというので、訪れました。
ここ数年は、ドルフィンスイムをしていたのですが、子どもがもう行かないと言うし、僕はややイルカと同じプールは怖いので入りません。
そして、今月中の予約が埋まってしまっていたので、今回は餌やり体験をしてきました。
やはり、大きくて、とても慣れているいるメイちゃんとサンゴちゃん(バンドウイルカの名)のジャンプは迫力あるよなあ、と感心しながら見てしまいました。
もしさぬき市津田町にある 日本ドルフィンセンター や、そこで行われている餌やり体験なんかに、ご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。
目次
日本ドルフィンセンターへ のアクセス
今年はコロナの影響で、ドルフィンセンターは一時お休みをしていて、大変だったようです。
再開後、各種の割引をしていたり、未来のチケットという形で先々有効なチケットを販売されています。
今年はインスタのアカウントも開設されたのですね。
※追記
行った後に追記しているのですが、2021年に18年目となるのですね。
白砂青松の津田の松原、他のところも見ているのでわかるのですが、とても恵まれた環境で、良い雰囲気なのですね。
日本ドルフィンセンター は、2021年4月で開業18年目を迎えました。ひとえに多くの方にご支援、ご愛顧頂いたおかげと考えております。
日本ドルフィンセンター公式ホームページより引用
社会情勢が不安な今こそ、イルカとの楽しいふれあいが、皆様の人生をより良くするものとしてスタッフ一応頑張って参りたいと思います。
香川県の東部『さぬき市』。山と海が織りなす自然豊かな街に日本ドルフィンセンターがあります。眺めれば、白砂青松の景勝地”津田の松原”豊かな『里海』でゆったりとイルカと触れ合って非日常的な体験を専門スタッフが精一杯お手伝いをさせていただきます。ゆったりとすぎるイルカとの時間は特別なものとなるでしょう。
そして、この後2021年3月に高知県室戸市にある室戸ドルフィンセンターへも行って見ました。
室戸ドルフィンセンターも香川県の日本ドルフィンセンターが運営されているようで、室戸には室戸の、さぬき市にはさぬき市のそれぞれ良さがあるのだなあ、と思いました。
よろしければあわせてご覧ください。
※追記終わり
まずは日本ドルフィンセンターの場所から見ていきます。
日本ドルフィンセンターは香川県さぬき市にあります。
自治体の名前はさぬき市なのですが、香川の方はこの辺りを「津田」とか「鶴羽」いう地名で呼ぶことが多いです。(僕も何となく津田とか鶴羽の方がしっくりくる)
さぬき市になる前は「津田町」でした。
高松からは車で約40分です。
最近訪れたテアトロンのある大串半島より、もう少し東側です。
そして、しろとり動物園よりは西側です。
国道11号線を一直線に行けるので、高松からは高速を使っても、使わなくてもほとんど変わりません。(5分ほど早いかなという感じ)
曜日や時間帯によって、屋島、志度などの交差点の混雑具合が違いますので、30分ほどで行けることもあれば、45分くらいかかることもある道です。
僕はここに行くのには、必ず車で行くけれど、もしかしたら公共交通機関で行きたいという方もいるかもしれませんので、道を紹介しておきますね。
高速バスの昇降場(利用したことが無いけれど、乗ったり、降りれるはず)が津田の松原サービスエリアにあります。
そこからは少し遠いけれど、行けない距離でもないという感じです。
まあ2㎞くらだろうから、若い方ならば、十分に歩いて行けますよ。
もう一つは鉄道、JRの駅から歩く方法があります。
JR高徳線の鶴羽という駅があるので、そこから歩いて約20分ほど。
1.5kmくらいなので、こちらの方が近いです。
いずれも、車が多く、普段あまり人が歩かないような道を行くので、十分に気を付けて行ってください。
車で行かれる方も多いと思います。
日本ドルフィンセンターのホームページにも記載があるけれど、カーナビの設定では注意が必要です。
香川県さぬき市津田町鶴羽(つだまちつるわ)1520-130
と入力した方がよいのですね。
カーナビ等で、「日本ドルフィンセンター」で検索が出ない場合がございます。また施設電話番号で検索された場合、検索できないこと、離れた場所に案内されることがございます。カーナビ等で検索される場合は住所(香川県さぬき市津田町鶴羽(つだまちつるわ)1520-130)での検索をお願い致します。
日本ドルフィンセンター公式ホームページより引用
9月のドルフィンセンター
ここ最近は夏休みの期間に行くことが多かったので、手前の臨時駐車場に車を停めて、5分くらいマイクロバスで現地まで行くことが多かったのですが、繁忙期を過ぎていたからか、直接ドルフィンセンターの駐車場に行けました。
ここが満車の時には、この上に臨時の駐車場があるそうです。
心配な方はお出かけ前に、確認してみてください。
あと1台、2台でここも満車、という駐車場から、見て行きますね。
この施設には、とても人懐こい猫ちゃんが何匹かいますので、ドライバーの方、是非この辺りではゆっくり進んでください。
ねこさん、ねこさんと小さい子が撫でていました。
まさに看板ネコですね。
この日は子どもは行かない、というので、奥さんと二人で行きました。
奥さんは先に歩いて行っていますが、物陰に隠す撮り方がますますうまくなってしまいます。
受付で入場チケット大人二人と、餌やり体験一人の料金を支払います。
入場チケットはJAFの割引(100円引き)があって、一人400円×2で800円。
餌やり体験は一人600円ですので、合計1400円でした。
新しい試みで電子チケットが10%引きだそうです。
また10月まで県内・隣県応援キャンペーンで、トレーナー体験、ふれあいビーチ体験、ドルフィンスイムが5%割引となるようですので、対象になる方は確認してみてください。ドルフィンスイム大人9000円なので、450円割り引くと入場料分になるものね。
チケットを購入すると、このゲートを潜ってイルカのいるプールへ向かいます。
波間に漂うフロートの上で大丈夫だろうか、と思いますよね。
さすが翌日ちょっと筋肉痛っぽくなるけれど、意外とバシャンと落ちたりはしないものです。
途中で海には鳥居があります。
海の神様、玉嶋弁財天さまが祀られています。
マリンレストという建物があって、これが以前なんだったか、確か飲食店だったような気もするのですが、思い出せません。
毎回最上階の展望台と祀られている弁財天を見に行ってみたいと思うのですが、目の前にイルカがいるから、なかなか行けないのですよね。
この場所から眺める津田湾もなかなか好きです。
ご覧のように、雲が多く、ちょっと天気は良くない日でした。
少し風があって、波でフロートが揺れるから、「わあ」とか聞こえてきますが、大丈夫です。
イルカの餌やり体験
この日の他のプログラムは既に終了していたので、最後に餌やり体験を残すのみです。
奥さんを入れて、後ろの方でちょうど定員20名だったから、僕が入らなくてよかった、という人数でした。
せっかく来て、餌やり体験できなかったら、やはりつまらないものね。
(僕は以前に体験しているし、触れるより動画なんかを撮りたい)
メイちゃん、サンゴちゃんが毎回出迎えてくれますが、どちらがどどうかは見分けは出来ません。
しかし、四国水族館で見たマダライルカより、格段に体が大きくて、人にとても慣れているのがわかります。
バンドウイルカという種類だそうで、体長は3mくらいになるのだそうです。
もう一つのプールへ行ってみると、こちらはやや小型で、身体の模様も違うカマイルカなのだそうです。
確かに身体に白い模様が入っています。
以前ふれあい体験の際に浜辺に来ていたのは、こちらのイルカさんだったのですね。
ギャラリーは僕一人だけで、トレーナーさんもいないプールでは、2頭のイルカがブシュ、ブシュ、と時折息継ぎをしていました。(もちろんジャンプなんかはしない…)
大きめのプールには、時間になると列が出来、餌やり体験がはじまるようです。
係の方からひと通り手順が伝えられ、渡された手元の番号札の順に餌の魚をイルカにあげていきます。
サンゴちゃん、メイちゃんと、もう一人は男の子(名前わからず)と言っていました。
こんな感じで、上を向いた時に、するりと魚を与える感じです。
僕は一度してみたけれど、ずらり並んだ鋭い歯が気になってしまうので、もう経験しなくていいです。
「すごく目が合ったから、きっと覚えてると思う」
なんて奥さんは言っていまして、僕は餌を見ていたのだと思うよと伝えておきました。
まあ、でもとても賢いイルカたちで、頭を手でやさしく触れていました。
ちょっと独特な変わった感触ですよね。
イルカプールのトレーニング
全員の順番が終了すると、イルカさんの練習タイムとのことで、いろいろ見せてくれました。
息継ぎの際に聞こえる音をいろいろ変えて聞かせてくれたり、バイバイと横になって手を振ったりしてくれていました。
男の子たちが「もっと水に濡れたい!」なんて言っていたものだから、バシャバシャともやってくれました。
イルカ、ひょいと飛び出ると、プールから飛び出すのではないかと思うほど、とても大きく感じます。
バックでスイスイと泳いだり、
水をかけるのが好きだったり、
とても芸達者で、見ている方もそのたびに「わあ!」と歓声があがります。
イルカはその歓声をわかってやっているのだそうです。
よく考えると、凄いですよね。
プールサイドでは、まだジャンプの練習中なのか、上のポールに向かってジャンプしているイルカもいました。先ほどの男の子なのでしょうかね。
やがて、一番の見せ場、イルカジャンプが始まりました。
トレーナーの方が合図すると、プールからシュバッと勢いよく飛びあがってきます。
見ている方からは、驚きと感嘆の声が聞こえてきます。
メイちゃんとサンゴちゃんは、いつもの通り息の合ったジャンプを見せてくれます。
背景の山に被ってしまいましたが、やはりこの二頭のジャンプはタイミングがぴったりでとても素敵です。
見ている方からは大きな拍手があり、普段はこれで終了となるわけですが、その後も少しトレーニングの様子を見せてくれました。
最初は口の上でジャンプしていたのですが、そのうちいろいろ試みていました。
ドルフィンスイムでは、手を背びれにかけてプールを一周することが出来るのですが、何と背に乗っている!
おお、すごい!まさにトリトン!
イルカの背にかぶさるように進むのは見たことはありますが、本当に立ち上がって進むのははじめて見ました。
トリトン、本当だったんだ。
未来のチケットの取り組みで、チケットを購入した方向けに、現在練習中だそうです。
イルカとの信頼関係や、バランス感覚がないと、なかなか難しそうだけれど、これまでより一つステップが上がっている感じがしました。
もう何だかイルカと会話しているような感じになっていて、僕が見ているのはヒトの姿をしているイルカだろうか、それともイルカの姿をしているヒトだろうか、という感覚になってきました。
日本ドルフィンセンターは、2001年12月に旧津田町(現在さぬき市)の『潮騒の郷構想』の一環として瀬戸内海に生息環境を持たない、小型鯨類の飼育調査、イルカとのふれあい事業、自閉症児を中心としたドルフィンセラピーの調査を目的に『イルカ試験飼育場』として事業をスタートさせました。
日本ドルフィンセンター公式ホームページより引用
旧津田町の潮騒の郷構想、これは相当うまくいった例ではないでしょうか。
何もないところから、ドルフィンセラピーができる施設を作り上げるって、なかなか大変なことですよね。
もうこのままこの練習の様子を、ずっと眺めていたいところですが、閉園時間のアナウンスが流れました。
繰り返し定期的に訪れることで、イルカやトレーナーさんたちの成長を垣間見ることが出来て、そこも何だか嬉しいところです。
※追記
この後、何度かテレビでトレーナーさんとイルカのふれあいを特集して放送していましたので、興味深く拝見しました。
※追記終わり
宇多津に新しく四国水族館が出来て、高松屋島山上にも水族館があります。
さぬき市にはドルフィンセンターがあって、東かがわ市にはしろとり動物園。
香川県の海沿いには、動物と触れ合える施設がすらりと並びました。
なかなか全部を一日では巡りきれないけれど、順番に訪れてみるのも面白いと思います。
遠くから見ていると、ジャンプしたイルカの小さなシルエットが見えました。
イルカとの距離の近さや、人に慣れ親しまれている感じがドルフィンセンターにはありますね。
いろんな取り組みをしているようなので、是非お近くに来た際には、立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただきありがとうございます。