月へ鳴門 へ というタイトルにしてみたのですが、月に行ったわけではなくて、鳴門へ行ったお話の続きです。
海の駅きたなだで食事をしてから鳴門スカイラインの堀越橋へ向かい、綺麗な景色を見ていました。
するとお手洗いに行きたくなって、というところまでが前回でした。
四方見展望台に隣接するフレンチモンスター瀬戸内フードアートや「月へ鳴門へ」というお菓子、成田山徳島分院光輪寺のことなんかにご興味がある方の参考になれば幸いです。
フレンチモンスター瀬戸内フードアート 月へ鳴門へ
島田島と大毛島を結ぶ堀越橋、堀越海峡から鳴門スカイラインを少し引き返すようにして、四方見展望台の駐車場へ行きました。
前回も書いたのですが、堀越橋の傍には駐車できるスペースはありますが、お手洗いは施錠されていて閉まっています。
もしお手洗いをご利用になるならば、四方見展望台へ行くことをお勧めします。
四方見展望台の駐車場に到着すると、お正月は駐車場がいっぱいでしたが、この日は少な目でした。
そうそう、展望台と言っても、こんな感じだろうなあと思ってお正月も出かけたのです。
こちらのお手洗いは普通に使用できるようになっていたので、よかったです。
この前にずらり車が、という感じでした。
本当は僕は再び堀越橋へ、と思っていたのですが、奥さんはもう行く気なし。
(まあ、それはそうだ…)
四方見展望台から景色を見る?と聞いても、特に興味はなさそうです。
僕は何度も眺めてみたいけれど、奥さんはどこへ行っても景色はあんまりだそうで、まあ、これは好みですね。
僕も前回長い時間いたから、どうしてもという気持ちでもなかったので、そのまま隣の建物へ向かいます。
しかし行ったことのない方は、四方見展望台からの景色を見たいというかたもいるかもしれませんので、載せておきますね。
「あれ?あの建物?」と奥さんは聞いてきますが、僕だって初めて行くので正確にはわかりません。前回も一人で入口を眺めただけです。
しかし、「たぶん」と言いながら近づいて行きます。
車が来ていないことを確認し(大体音で分かる)、反対側へ。
この駐車場の自販機の横に入口があります。
二組か三組ほど人はいたのですが、いなくなったタイミングで撮りました。
自販機があって、その隣にアーチの通り道があります。
ちゃんとメニューの看板もあるし、特に気後れすることもないのだけれど、何組かの方がここで立ち止まっているのを見かけました。(繰り返しますが僕も前回はここまででした)
確かに、ここから入っていいのかな?という雰囲気はありますよね。
果たして、ここはお店なのかどうか、という感じ。
立ち止まってしまう方の気持ちもとてもよく理解できます。
もしや定休日では?貸し切りのイベントとか?などなど、それぞれ思ってしまうかもしれませんが、どうぞ思い切って中へ一歩入ってみてください。
道路沿いには、ちゃんと看板もあるし、お客さん専用の駐車場もあります。
もし訪れてみて、気持ちに余裕があるのなら、是非下をご覧になってみてください。
「←入り口です。」と書いてあるので、この方向へ進めば入り口へ着きますよ。
人にもよるかもしれませんが、ここでも立ち止まって中の様子を伺っている方がいました。
確かに中に人がいるのか、果たして何か売っているのか、その場で何か食べたり飲んだりできるのだろうか、中はどんな雰囲気だろうか、という感じ。
先ほど同様に、その気持ちもわからないではないのですが、外にいるだけでは、中のことはわからないですよね。
まあ、もちろん建物の外観だけを楽しみたいならば別ですが、お店の中へ入っても大丈夫ですよ。
フレンチモンスターとは、怪物にあらず。
月へ 鳴門へ(菓子・スイーツ)|フレンチモンスター|French Monstar MARKETのHPより引用
「monstar = 私の星」の意です。
生産者さんや作家さん、<monstar>とコラボレーションし
誕生した逸品をご紹介します。
帰ってきてから気が付いたのですが、お店の「モンスター」というのが、立ち止まる理由の一つかもしれません。
中へ入ったらモンスターが、とならないことはわかっていても、展望台の横にモンスターの名を冠したお菓子屋さんがあるとは、あまり思わないものね。
でも大丈夫です、「monstar = 私の星」という意味だそうですよ。
入口のエントランスには、消毒が置いてあったのですが、どの調度品が高級そうな雰囲気だったので、なるほど、それが気軽に入るのを躊躇わせていたのかも、とも思います。
2020年、徳島県鳴門市島田島の頂上に位置する絶景ポイント四方見展望台の隣に、お菓子工房「フレンチモンスター 瀬戸内フードアート」がオープンしました。
月へ 鳴門へ|瀬戸内フードアート|フレンチモンスター|French Monstar|SETOUCHI FOODARTのHPより引用
徳島はじめ、瀬戸内の生産物を使ったお菓子の製造・販売・卸などを通じて、世界へ、瀬戸内や徳島の素晴らしさを発信していきたいと意気込んでいます。
ロケーションは、歌手の米津玄師さんの紅白の舞台となった大塚国際美術館から島の頂きを目指し、車で5分のところにあります。
その眺望は「四方見展望台」の名の通り、四方に美しい景色を眺めることができます。淡路島、瀬戸内海、紀伊水道、小豆島、そして目の前には、釣りのイカダが浮かぶウチノ海・・・なぜか、懐かしい気持ちがこみ上げてくる素晴らしい景色です。
徳島のこの絶景ポイントを、「世界を代表する美味しい展望台」にしていきたいと思っています。
鳴門金時のクリームサンド「月へ鳴門へ」はこれまで、「西麻布のレストランのお持たせ」でしたが、正真正銘の徳島銘菓に育てていきたいと張り切っています。
わたしたちはこの場所を自分たちだけのものだと考えていません。
お客様に、徳島を案内したいと思った時、そして、瀬戸内のみなさんにとっても。お客様一人ひとりにとって、かけがえのない、大切な場所になるよう、日々、進化し続けられますよう頑張ってまいります。
株式会社にしきおり
なるほど、昨年(2020年)に出来たばかりのお店なのですね。
「世界を代表する美味しい展望台」、確かにそんな感じです。
お店の中に入ると、左手奥にカウンターがあって、そこで注文ができます。
中に入ると、また静かな雰囲気でよかったです。
女性の方が応対してくださって、メニューがありました。
それを見ながら一応「ここで食べられますか?」と尋ねると「大丈夫ですよ」とのことでした。
いくつか食べ物と飲み物を注文、会計をして、席で待ちます。
先にお客さんが一組おられて、奥の席に座られていました。
窓からはウチノ海の眺望が広がっています。
これはなかなか綺麗な景色です。
窓を通じて外のテラスに出られるデッキもありました。
わあ、展望台とはまた違った視点からの景色で、確かにこれは絶景ポイント。
「外に出る?」と尋ねると、奥さんは「いや、中で」というので、席に座りました。
天気がよいから、外で食べても気持ちが良かったのだろうなあと思います。
しばらくすると、注文したクリームブリュレがきました。
わあ、カラメルをパリパリするやつですね。アメリに出てくる。
パリパリとやっているのを見ていると、僕もやってみたうなって、結局二つ食べました。
鳴門金時芋のクリームブリュレとあるように、金時芋から作っているのだろうと思いますが、これはなかなか美味しいです。
洗練されていて、なんで行列が出来ていないのかと思うほど。
これは今回ついてこなかった子どもも好きなはずなので、またいつか連れてきたいなあと思います。
アイスクリームも食べてみました。
こちらも滑らかな口当たりで、するすると食べられました。
まだ二月でしたが、暖かな日だったので、よかったです。
食べていくと、下の方にクッキー生地があって、一緒に食べると、また美味しかったです。
ホットとアイスのレモネードも、ゆずとスダチの風味があって、美味しかったです。
しかし、一つ贅沢を言えばクリームブリュレにはコーヒーが欲しかったところ。
コーヒーがあれば飲みたかったね…というのが二人一致した意見でした。
お土産にお菓子も購入し帰ります。
僕は気にならないのですが、奥さんはこういうお菓子を買ったら、なるべく早く帰りたいのだそう。
フレンチモンスター、美味しくいただきました。
RENCH MONSTAR SETOUCHI FOODART
フレンチモンスター 瀬戸内フードアート
http://www.frenchmonstar.com/
〒771-0366 徳島県鳴門市瀬戸町中島田東山9
営業時間:10:00 OPEN 17:00 CLOSE
定休日火曜日
帰宅後にお土産で買った月へ鳴門へのお菓子。
子どももサツマイモ好きなので、美味しいと言って食べていました。
何となく徳島の黄色い箱に入ったカロリーの食べ物に似ていないでもない。
真ん中から、するっと上に包装を外すと、一袋の中に二本焼き菓子が入っています。
クッキーを食べたら、お店のアイスクリームを思い出しました。
なるほど、これはお土産でもらったら、嬉しいでしょうね。
人気が出る理由もよくわかりました。
徳島の各地のお土産売り場でも販売されているようなので、見かけたら是非手に取ってみてください。
成田山徳島分院光輪寺
フレンチモンスターのある四方見展望台からまた少し戻ったところに、小鳴門新橋という橋があります。
この小鳴門新橋を越したところにお寺がありました。
お正月に通り過ぎた際には、ここに初詣に来る方が大勢おられて、臨時駐車場も出来ていました。
ここに来る方が多かったので、賑やかだったのかもしれないと思い、静かな時に訪れたいと思っていました。
道沿いからすぐに駐車場に入れます。
他に車は数台停車していましたが、降りて境内の方を見ると、僕ら以外は誰もいませんでした。
成田山光輪寺というお寺なのですね。
「四国の成田山」「鳴門のお不動さん」と親しまれております当山は、大本山成田山新勝寺の分院でございます。
成田山徳島分院光輪寺 公式ホームページ 縁起より引用
御本尊「不動明王」は、大本山成田山御本尊不動明王の御分身御分霊であります。
成田山というと千葉のイメージがありますが、全国にあるのですね。
節分の時期になると、芸能人や横綱がばあーと豆まきするイメージが成田山にあります。
昨年の雲辺寺には別の企業の経営者のお名前がありましたが、こちらも同じような看板がありました。
僕はこうした看板を割合よく見る方だけれど、徳島の方ではこうした書き方が好まれるのでしょうかね。
階段の途中には護摩・祈祷の受付がありました。
もう一組、二組くらいは誰かおられるかと思いましたが、この時には僕たちだけでした。
大師堂の説明書きが左に、
納札所の説明が右にありました。
神棚や人形をお持ちになる方もいるのですね。
時折この厄年の表を見るのですが、数え年で和暦になっていると、え⁉と思うことがあります。「平成16年生18才」とあると少し混乱しますが、落ち着いて数えるとあっています。
御本尊お不動さままでは、階段を上がってもう少しです。
手すりがあるから、転ばないようにゆっくり上がってください。
成田山徳島分院光輪寺
http://naritasankorinji.main.jp/
〒771-0364 鳴門市瀬戸町北泊字北泊528-43
鳴門のお不動さんとして親しまれているそうで、静かにお参りできてよかったです。
お寺なのですが、建物が紅白で神社のようにも見え、なかなか面白いところでした。
このまま高松へ帰り、海の駅から鳴門スカイラインのお出かけは終わりです。
春には渦潮を観に来る方も大勢おられると思うので、もしお近くに来られる際には、是非立ち寄ってみてください。
それでは今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。