直島桜の迷宮へ行ったことを書いておこうと思います。
桜の迷宮には、昨年の秋に家プロジェクトへ行った際、その帰り道に立ち寄りました。
地元の方に「桜や咲いとらん」と言われたので、今回は桜の時期に行ってきました。
今回は美術館などのアート施設には入っていませんが、全編は直島の桜の迷宮について、後半は南瓜について書く予定にしています。
目次
高松から直島行きフェリー
この日も僕は一人だったので、高松港までは歩いて行きました。
十分に余裕をもって出たはずなのに、ぎりぎり2分前に乗船しました。
最後の方が走っていました。10時台の次は12時台なので、時間が迫ると慌てますよね、フェリー。
空をを見ながら、どうしようかなという感じのお天気でしたが、少し青空も見えていました。
昨年と大きく違ったのは、海外のお客さんが多かったところです。
アジアだけでなく、欧米からのお客さんも多いです。
ほぼ、香川に来られる海外からの方は、直島を目的地に来られている感じですね。
どこかでこの光景は見たな、と思ったら2018年でした。
この時も海外の方ばかりで、驚いた気がします。
屋外デッキのベンチにも観光の方の姿がありました。
別に特段クルーズ船が来ているとか、そういうことではなく、欧米の方は個人旅行のような感じで来られているようです。
アジアの方はグループで来られていて、イカの燻製を食べておられました。
それぞれ、好むスタイルがあるのでしょうね。
直島が近づいてきました。高松港から約50分で直島宮浦港に到着です。
宮浦港から地中美術館
宮浦からバスに乗って行っても良いのだけれど、船から見ていたら道沿いにお花が見えたので、歩いて行くことにしました。
バスだと10分くらい、歩くと20分(僕は歩くの少し早い)ほどです。
道沿いに咲いていたのはツツジでしょうかね。
途中「外ヶ浜オリーブ公園」というフォトスポットがありました。
ここもバスだとスィーと通り過ぎてしまうところ。
何があるというわけではないのですが、ベンチなどがあり、休憩ができます。
僕はまだ歩きはじめたばかりなので、ここでは休憩は不要ですが、本村から逆に回ってくると、ここで一息入れたくなるところです。
僕がもう一つご紹介したいのが、この前にある自販機です。
何年か前にもこの自販機は助けられましたこの先、つつじ荘まで飲み物の自販機はありません。ベネッセの中に飲み物の販売はありますが、リゾート価格となっています。
直島には自販機がありそうで、ないです。
宮浦から地中美術館までは、ほぼ上り坂が続きます。
しかし、景色のよい海沿いの道を歩くので、あっという間に到着です。
わあ、春の桜の時期に来たのははじめてですが、桜が綺麗に咲いていました。
地中の庭の桜
満開を少し過ぎたところで、ハラハラと桜の花が舞い散っていました。
次々と来る方は皆さん海外の方で、ここは香川直島ではなく、間違ってどこか異国に来たのでは、と思うほど。
いや、しかしこんな賑わいも久しぶりです。
誰も来ないよりは、たくさんの方がここを目的に訪れてくれる方が、随分良いですよね。
地中の庭でも桜が舞っていました。
本当のことを言うと、咲きはじめや満開より、僕は舞い散る時期の方が好きです。
頭や肩に花が付いたり、風に煽られてゆらゆらするのって、一瞬の出来事で何となく良いのですよね。河津桜は金刀比羅宮で、ソメイヨシノはここ直島で散り際を見かけました。
美術館から出てくる方も、皆さん写真を撮られていました。
この後の桜の迷宮もよかったのだけれど、地中美術館、地中の庭の桜もとても素敵でした。
チケットセンターの駐車場にも桜は植えられていましたが、少しまだ木が小さい感じです
バスや車が通るたびに花が舞っていました。ここも数年経つと、また綺麗な感じになる気がします。
桜の迷宮へ
さて、今回訪問のメイン、桜の迷宮へ向かいます。
こちらは安藤忠雄氏のアート作品として、2016年の瀬戸芸の際に作られました。
今年で7年目ですので、まだ桜の木も小さいのですが、一度花の咲いているところを見てみたいと思っていました。
広木池という池畔の北側に桜の迷宮はあります。
ここから池沿いに下りて行くこともできますが、車や自転車は入れません。
その先に下りていくと、桜の迷宮の入り口に到着です。
わあ、他の桜はもう終わりかと思っていましたが、まだ咲いている木もたくさんあります。
場所や木の大きさなどによって、咲く時期もバラバラなのでしょうね。
中に入って見てみます。
直島桜の迷宮
わあ、桜の迷宮、綺麗に咲いています!桜の時期に来たのははじめてなので、これはなかなか綺麗な景色です。
桜の迷宮
直島 | 瀬戸内国際芸術祭2022より引用
春には人々が集い、花見や散歩、憩いの場に直島ダム公園の敷地に、約130本のオオシマザクラの苗木が格子状に植えられた。根元には芝桜も植えられ、遊歩道を整備。以前からあるソメイヨシノも花を咲かせる。
オオシマザクラという品種なので、ソメイヨシノよりもやや遅れて開花するのだそう。
その年にもよるのだろうけれど、ソメイヨシノの満開から、大体1週間から10日くらい後のようです。
周囲にはソメイヨシノの木もあって、その花は先ほどの地中の庭同様、ハラハラと花を落としていました。
わずかだけれど、足元には芝桜も咲き始めていました。
時間がさらに経過し、季節が変わると、また景色が変わっていくのだおるなあと思います。
南側にある桜の迷宮に比べると、西側は少し木が小さく、花もまだ控えめな咲き具合でした。
森に囲まれているからか、日当たりの関係か、同じ時期に植えられましたが、少し成長の度合いも違うようです。
こちらも、まだわあっとした感じになるには、しばらく時間が要りそうですが、楽しみです。
帰り際、池畔側から階段を上って上から眺めました。
わあ、桜の時期の桜の迷宮、ここからも見ごたえがありますね。
階段の途中にはつつじも咲いていました。
何組かの方がお花見に来ていました。
通常だと4月中旬が桜の迷宮の見ごろとなっているのだそうです。
ソメイヨシノの終わった後、少し遅れてお花見が楽しめますね。
直島桜の迷宮からベネッセハウス周辺へ
桜の迷宮から、ベネッセハウスのエリアに入って行きます。
この辺りも桜の時期ははじめてですが、綺麗に咲いているのですね。
ヴァレーギャラリーの前にも、桜が植えられていて、多くの方が写真を撮っていました。
見ていたら、時間をかけて写真を撮っているのは、日本の人が多いようです。
意外と海外の方にとっては、桜の花は他の花と同じように思っているのかもしれません。(まあ、花と言えば花だから)
どこを歩いても桜があって、地中美術館からベネッセハウスの周辺まで、全体が桜の迷宮のようになっていました。