さて、今回は 園芸総合センターの梅園 のことを書いておこうと思います。
何度か訪れたことがあるのですが、なかなか記事にするというところまでは至らず、今回はロウバイと梅の花を見たので、記事にしました。
園芸総合センターロウバイの梅園 のことなどにご興味のある方の参考になれば幸いです。
目次
園芸総合センターの場所
地元の香川の方なら、香川県園芸総合センターを知らないということはないのだろうけれど、一応場所から見て行きますね。
香川県のほぼ中央、高松空港のすぐそばです。
「すぐそば」と言っても、どのくらい「そば」なのかというと、本当に隣の敷地という感じです。
途中までは空港に行くような気持ちになりますが、TIME AND SPACE(ノグチイサム氏の遺作)の一つ手前で左折し、さぬき空港公園の駐車場へ。
この日は撮っていないのだけれど、以前TIME AND SPACEを見に行った時の写真がありました。(奥にあるのがTIME AND SPACE)
さぬき空港公園カントリーゾーンから園芸総合センターへ
地元のかがわさんが見たら「何でそんなところからいくん?」と訝しがられることは間違いありません。
もちろん香川県園芸総合センターには専用の駐車場があり、そこから入って行くのが普通です。
しかし、この梅から桜の時期にかけては、週末にかけて駐車場がとても混んでいては入れない時があります。
正直に書くと、ここに来るには車しかないので、高齢者のドライバーも非常に多く、少し怖いです。
その点、今回僕が行ったさぬき空港公園の駐車場は広々としていて停めやすいです。
しかし、気を付けなければいけないのは、さぬき空港公園もソメイヨシノがたくさん咲く桜の名所なので、その週末になるとこの駐車場も満車状態になります。
ちょうどgooglemapもその時期の様子ですね。
しかし普段は、停める車のほとんどいない静かな駐車場です。
そこから、芝生の広場を横切り香川県園芸総合センターへ入って行きます。
ちょうど奥さんと一緒に行ったので、門を入った後に撮りました。
小さな蝶番のついた扉で、獣よけの柵なのでしょうね。
この道が香川県園芸総合センターへ続いています。
2月下旬だったので、ロウバイは終わりの方、桜はまだまだという時期でした。
ぱっと見ると何もない道に見えたのですが、ふんわりと花のいい匂いがしてきました。
園芸総合センターのロウバイ
扉から入った時にはあまりよく見えなかったのですが、よく見ると黄色い花が咲いています。
なかなか表現し難いのですが、遠くからだと咲いているのかどうなのかわからないけれど、近くに行くと咲いているのがわかる花ですね。
つぼみや散っている花は見当たらなかったので、もしかしたら満開だったのかもしれません。
道沿いのロウバイ
反対側から見ると綺麗に黄色い花が見えたので、光の加減で見えなくなるのかと思っていましたが、どうやら奥の方が綺麗に咲いていたようです。
本当は1月から2月くらいにたくさん咲いている印象がありますが、少し遅れて咲いたのか、この辺りのロウバイはちょうど見頃でした。
行き交う人が足を止め、黄色い小さな花を眺めていました。
近づいてみると、独特の甘い匂いがします。
なかなか不思議な花ですね。
しばらく見ていたい気もしましたが、奥さんが先に行くというので、次の場所へ移ります。
園芸総合センターの梅園
ロウバイが両サイドに咲く園路を抜けると、梅園が見えてきました。
実は昨年も同じ頃に訪れていて、この時期もっと咲いてるかなと思っていました。
咲いてはいるのだけれど、ところどころという感じ。
↑本当はこんな感じをイメージしていましたが、毎年咲きそろうタイミングは違うのですね。
こんな感じでたくさんの品種の梅があります。
これは「古代紅鶯宿」だそうで、一つ一つの場所や開花の様子はHPでも公開されています。
リンク貼ってあげたいところですが、香川県のサイトでPDFなのですよね…。。
まあすぐにわかるので、探してみて下さい。
訪れた2月下旬、まだ古代紅鶯宿はつぼみでした。
周辺の梅も咲いていたㇼ、つぼみだったりと様々でした。
下に階段を下りていくと、角に紅い花をつけた梅の木がありました。
あとからみたのですが、「大盆」という品種でしょうかね。
一つの品種をたくさんというのではなく、多品種の梅を1本ずつ植えているというかんじです。
そういう研究を担う場所なのでしょうね。
満開の白梅
紅い花の梅と白い梅の木があり、交互に可憐な花をつけていました。
全体的にはまだこれから、という梅園ですが、その中でも咲いている梅を探します。
少し下りて行ったところに、枝全体が白い花に包まれている梅の木がありました。
梅の花、なかなか満開なのかどうかわかりにくいのですが、枝の先までつぼみが花開いていたから、きっと満開に近い状態なのでしょうね。
遠くからだとぼんやりとした白い塊に見えていましたが、近づいてみると丸みのある花が見えてきました。
ポップコーンがはじけたみたいだね、と言いながらしばらく見つめてしまいました。
梅の間から鳥の声
鳥の声もどこからかしていましたが、どこにいるのかわかりませんでした。
さらに下に降りていくと、下の方がよく咲いていました。
梅園はこの日下から上がって見て行った方がよかったかな、と思います。
そろそろ帰ろう、というので、再び階段を登っていると再び鳥の声。
最初は木の枝を探していましたが、小さい子どもがじっと見ていたので、地面にいたようです。
カメラを構えたら飛んで行ってしまいそうな感じだったので、そのままじっと…。
帰り際、池の堤から全体を見渡します。
やはり前の年と比べると、少し来るのが早かったようです。
しかし、ロウバイに梅の花、鳥のさえずり、春がやってきたのだなあと実感するひと時でした。
その後3月中旬位まで見頃は続いていたそうなので、梅は比較的長い期間楽しめますね。
水仙、ロウバイ、梅、と春を告げる花が続きましたが、この梅園を見ているうちに、もう一つ行かなくては、という気持ちになったので、そのことはまた次回に。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。