さて、今回はさぬき空港公園の桜について書いてみようと思います。
以前に、さぬき空港公園という記事を書いていて、アドベンチャーゾーンと謎に包まれていたスカイゾーンを紹介しました。
その時にも、いつか桜の綺麗な時期のさぬき空港公園のことを書いてみたいなあと思っていました。
高松空港そばにあるさぬき空港公園、カントリーゾーンやポートヒルゾーンの桜のことにご興味のある方の参考なれば幸いです。
目次
- さぬき空港公園の場所
- さぬき空港公園の無料駐車場駐車場
- 催物広場
- さぬき空港公園の桜 催物広場
- 文田池周辺
- 文田池越しにしだれ桜
- 水カントリーゾーンの遊歩道
- 水辺の広場
- さぬき空港公園の桜 水辺の広場
- ポートヒルゾーンイベント広場
- 雲の洞窟
- ポートヒルゾーン 第一駐車場横の桜
さぬき空港公園の場所
では、まずはさぬき空港公園について場所から見て行きますね。
香川県のほぼ中央、高松空港の周辺です。
・さぬき空港公園管理事務所 ・住所 〒761-1402 香川県高松市香南町由佐2953-1 ・TEL 087-879-8510 ・FAX 087-879-7439 ・高松駅からことでんバス高松空港行きで40分 ・高松空港下車徒歩10分 ・高松中心部から車で30分名称
高松からは車で約40分。
地元のかがわさんなら、誰でも一度くらいは訪れたことがあると思いますし、訪れたことはなくても、空港の傍に公園があるのは知っていると思います。
以前の記事でも触れたように、さぬき空港公園はとても広く、大きく分けて4つのゾーンに分かれています。
以前使った画像で申し訳ないのですが、全体としてはこんな感じです。
各ゾーンの大まかな紹介はこんな感じです。
・カントリーゾーン 空港の手前 遊具や花見のできる芝生広場がある
・ポートヒルゾーン 遊具があり、グラススキーやそりで遊べる
・アドベンチャーゾーン 広い芝生の丘と舗装された広場がある
・スカイゾーン 花壇や花の広場、遊歩道がある
今回は上の二つ、カントリーゾーンとポートヒルゾーンを見て行くことにします。
緑の枠で囲ったところを歩き、その中で桜の木があった場所をピンク色にしています。
さぬき空港公園の無料駐車場
さぬき空港公園へは、ほとんどの方が車で訪れると思います。
公園に併設された無料駐車場があるので、皆さん来やすいですよね。
普段はそうでもないのですが、桜の時期には、どの駐車場もいっぱいになります。
桜の咲くカントリーゾーンとポートヒルゾーンに近いのは、第1駐車場と第2駐車場ですが、第3駐車場からも歩いて行けます。
他の駐車場も歩いて行けないことはないけれど、紹介するほど近くはありません。
第1駐車場と第2駐車場には、連絡通路のような車道と歩道があるので、第1が満車であれば、第2へ、ということもできます。
こんな感じで、僕が訪れた時には、第1駐車場は満車でした。
満車なのを見て、この連絡道で第2駐車場へ行けますし、帰りはこの道をくぐり、右折して帰る方が多いです。(来た道を行くと空港に向かってしまい遠回りになります)
僕もこの日は第2に停めました。
一台か二台、ぎりぎり空いているという感じでした。
少し待てば入れ替わりもあるので、混んでいる時にも慌てず待ってみてください。
催物広場
第1駐車場に隣接するカントリーゾーン「催物広場」という広場から見て行こうと思います。
大浦池という池があり、その池に沿って桜が植えられています。
普段は芝生の広場以外に取り立てて目につくものはない催物広場ですが、桜の時期には周囲が華やかな雰囲気になっていました。
考えてみると、僕もこの時期に来るのは初めてで、ここ、桜の時期には綺麗な道になりそうだなと思っていましたが、思った通りでした。
ソメイヨシノと、少し色の濃い桜が交互に植えられており、その間を歩いて行けるようになっています。
催物広場は駐車場からすぐの場所だし、桜の花も近くで見られるので、老若男女問わずお花見を楽しめますね。
さぬき空港公園の桜 催物広場
さらに先に進むと香川県園芸総合センターとの連絡口があるのですが、その手前にも桜の木。
いくつか種類の違う桜が植えられていました。
咲いて満開の桜もあれば、そうでないものもありましたので、それぞれ違う時期に楽しめますね。
実は前日の夕方に20分ほど立ち寄り、満開になりそうだね、とこの日に訪れましたが、枝の先まで咲いていて、ソメイヨシノは満開でした。
催物広場では、遊んでいる方の姿を多く見かけました。
そう言えばしばらくこうした光景も見ていなかったので、何だかほっとしますね。
薄いブルーの柵の向こうが総合園芸センターです。
向こう側にも綺麗に咲く桜が見えましたが、今回はさぬき空港公園、とぐっと我慢です。(何の我慢だ…)
文田池周辺
催物広場を横断し、大浦池とはまた別の池に近づいていくと、その周辺にもたくさんの桜が見えました。
この辺りをどう表現して良いのかわからなかったので、池の名称「文田池」の周辺としておきます。
公園内の遊歩道沿いや池との境界、またそこから園芸センター方面を見ると、綺麗な景色が広がっていました。
一緒に行った奥さんは、この辺りが気に入ったようで、シートを広げていました。
お弁当を持ってきていたので、少し遅めの昼食です。
冬が過ぎ、春の暖かさを実感しながら、桜の匂いに囲まれて食べると、何だか美味しい気がしますね。
ちょうどこの水路の先が傾斜になっていて、分田池がありました。
文田池越しにしだれ桜
文田池周辺を歩くと、その池畔にしだれ桜が見えました。
向かい側の総合園芸センターにあるのですね。
池畔沿いのソメイヨシノと合わさって、別の世界に迷い込んでいるような気分になります。
不思議なもので、ああ、知らなかった場所を見てしまった、という気持ちにもなります。
総合線芸センターの方は、しだれ桜なのか近くに人がいました。
ここから見ても大きな枝ぶりです。
近づいて見てみたい、という気もしましたが、何度も言うように、今回はさぬき空港公園です。
まあ、どっちでも構わないという方(そういう方がほとんどだろうけれど)は、どうぞ行き来してみてください。
池畔周辺には全部で五本。紅枝垂桜という品種なのですね。
カントリーゾーンの遊歩道
さぬき空港公園カントリーゾーンに戻ります。
「水辺の広場」という名称の広場があるというのですが、この辺りがそうなのでしょうかね。
少し広めの芝生広場になっていて、シートを広げてお花見している方がいました。
遊歩道沿いの両サイドに桜があり、ちょうどそのトンネルの下を歩いていけるようになっていました。
展望所のような場所にはベンチもあり、さきほどの文田池をぐるっと見渡せます。
若い人たちが写真を撮り、子どもたちが走り回っている桜の広場。
「水辺の広場」ここだといいなあと思います。
水辺の広場
広場から道路下をくぐる通路の手前に案内表示があります。
遊歩道沿いにあるけばイベント広場へ、右へ行けば水辺の広場とあります。
下の写真の歩道を進めば、今歩いて来たような広場があるのでは、と思ってしまいますよね。
しかし、その先を進んでも「広場」と呼べるような広い場所はありませんでした。
そのかわり、東屋が一つあり、展望所のようになっています。
池の方にも展望が開けていれば良いのですが、そうでもなかったです。
元来た道を戻り、もう一方の道を見ると、その先は高根通りに続いていて、交差点にあるTIME AND SPACEの前に出るようです。
道路に向かって堤のように小高くなっている場所がありましたので、上がってみます。
さぬき空港公園の桜 水辺の広場
わあ、少し上がると空港の方まで見渡せ、公園内の桜が一様に見渡せます。
これはなかなか良い景色です。
ちょうど小鳥が何かを必死で啄んでいるところに行ったので、キキキと啼かれてしまいました。
ごめん、ごめん、すぐに立ち去ります。
案内表示の「水辺の広場」というほどの広い場所は見当たらなかったのですが、道路と隔てる堤の上からは、綺麗な景色が見えました。
急斜面で滑りやすいところもあったので、十分にお気を付けください。
ポートヒルゾーンイベント広場
水辺の広場から元のメインの歩道に戻り、道路下の連絡通路を歩きます。
道路下の連絡通路ですが写真では写せなかったのですが、奥の方にも桜が広がっていて、桜の広場から桜の広場に行くような気持になりました。
連絡通路を超えるとカントリーゾーンからポートヒルゾーンになります。
ちょうど空港に繋がる道の下を通るのですね。
いろいろ広場があるので、間違いそうになるのですが、催物広場とは別に「イベント広場」があります。
北側から西側にむかって遊歩道が続いています。
端にソメイヨシノが植えられていて、その下でお花見されていました。
周辺を散策したのはもう夕方だったので、帰りはじめた方の姿も見えました。
イベント広場を囲むように桜が植えられているのですね。
さぬき空港公園の桜 イベント広場
さぬき空港公園には、アドベンチャーゾーンの一輪車練習場同様、舗装された遊歩道があり、キックボードで遊んでいる方の姿も見えました。
安心して乗れる平坦で広い公園が少ないから、貴重な遊び場所ですね。
夕陽が桜の花に遮られて、その下は少し桜の色に染まっていました。
穏やかな風が吹くと、さらさらと揺れてなかなか良い雰囲気の道です。
散歩をされる方、木陰に座っておしゃべりを楽しむ方、桜の下だと何でも楽しそうに見えますね。
しばらくじっとしていたら、先ほどのキックボードが一人増え、一周して戻ってきました。なかなか楽しそうです。
雲の洞窟
アドベンチャーゾーン、イベント広場の東側にはちびっこ広場があります。
さぬき空港公園の中で滑り台などの遊具があるのはここだけなので、普段は小さい子たちでいっぱいです。
もう夕方だったので、静かになっていました。
イベント広場の奥には「記念広場」という広場になっています。
そして、さぬき空港公園と言えば「雲の洞窟」です。
右奥に見えるのがイサム・ノグチの遺作「TIME AND SPACE」があります。
最初は「雲のオブジェ」と呼ばれていましたが、ここのところ「雲の洞窟」という名称も使われているようです。
なかなか変わった形や色で、ここだけグエル公園みたいですよね。
カタツムリの殻のような遊具で、中に入れるのですが、結構上の方は滑りやすいので、落ちないように注意してください。
きっとどなたかのデザインだと思うのですが、誰が作られたのかわからず、管理事務所に問い合わせてみました。
資料を確認してくださり雲のモニュメント(夫婦獅子のオブジェ・雲の洞窟)は、「前田環境美術株式会社」による設計・作成だそうです。
特に個人の方がデザインされたということではないそうです。
調べてくださり、ありがとうございました。
ポートヒルゾーン 第一駐車場横の桜
つらつらと書き続けてしまったので、長くなりましたが、この段落が最後です。
ポートヒルゾーンの第1駐車場ですが、そのすぐ横の小高い丘に、ソメイヨシノが並んで植えられている場所があります。
上の写真でお伝えすると、右の方に行きます。
遊歩道のような感じにはなっていませんが、誰でも行ける緩い斜面です。
空港の駐車場の方まで続いているように見える桜並木があります。
わあ、ほぼ満開ですね。
この時よりも花が開いていない状態の時期、子どもを連れて訪れたことがあるのですが、その時も木の下を走り回って、とてもよかった思い出があります。
桜の丘、とでも呼ぶことにしようか、と思うほどで、中に入ると良い匂いがしていました。
さて、長々と書いてしまいましたが、さぬき空港公園の桜のお話はここまでです。
飛行機で春に高松空港に離着陸する際、ふと眼下に見える桜の木があったら、きっとそれはさぬき空港公園の桜です。
広い場所に、約1000本のソメイヨシノが植えられているのだそう。
桜の時期はまた来年。
機会があれば、是非訪れてみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。