高知綾姫龍王神社へ行ったお話を書いておこうと思います。
2024年9月、ギョーザのまっちゃんへ行き、メフィストフェレスでモーニングを食べたところで記事が中断してしまいました。
モーニングを食べた後、ホテルをチェックアウトして、津野町にある綾姫龍王神社へ行きました。
僕もどこに何があるのかわからない初めての場所で、狭い道を行きました。
稲葉洞や四万十川の源流地点近くにある、高知綾姫龍王神社へにことにご興味、ご関心のある方の参考になれば幸いです。
目次
高知市内から綾姫龍王神社へ
「綾姫龍王神社へ行ってみたい!」と奥さんが言うので、「どこ?」と言うと、
「よくわからん…」
と言っていました。
確かに、神社の名前で調べると、あまり情報が出てきません。
僕は行ったので、わかるけれど、もし目的地や、到着地を調べたいのであれば「稲葉洞(いなばどう)」や「旧せいらんの里」と調べると情報が多くて良いですよ。
なので、特に行き方や場所については、詳しく書いておきますね。
僕らは高知市内に一泊したので、午前中に市内を出発しました。
そんなに混んでいるということはないのですが、地図にあるように1時間19分では着かないのでは、と思います。
googleの表示は早めに、僕のカーナビは遅めに出るので、その間位がちょうど良く、大体1.5時間くらいでした。
二車線の国道があり、愛媛の佐田岬に抜ける道です。
山道ですが、そんなに狭い道ではないのですが、布施が坂を過ぎて、左の県道に入ったあたりから狭い道。
広い場所で行き違えば、そんなに大したことはない(と後からは思う)のですが、行く前は対向車が来ないかどきどきです。(結局2台とすれ違った)
そんなに車が多くないし、来ても地元の方なので、うまくかわしてくれると思います。
15分くらい、緊張しながら走ると、少し開けた場所があって、地図を見ると「義堂と絶海の像」とあります。
ここを左へ曲がり、下へ進みます。(前が見えないので怖いがたぶん大丈夫)
ここをもう少し先に行くと、四万十川の源流地点だそうです。
僕も「大丈夫かな、行けるかな…」と思いながら進んだので、大丈夫だと思います。
旧せいらんの里の前
その道を抜けると「旧せいらんの里」の建物があります。
僕はその前に車を停めました。
来る途中、新しい建物で「せいらんの里」というのがあって、もともとはこの場所にあったのだそうです。
HPによると、旧の建物は、
「四万十源流センター せいらんの里(高知県高岡郡津野町船戸4727)
だそうです。
人の気配がなく、川の流れる音が辺りに響きます。
「ここじゃない?」
「そう、たぶんここ」
奥に東屋と、赤い欄干の小さな橋が見えます。
稲葉洞
あそこに赤い幟が見える、と見てみると、奥には大きな洞窟がありました。
説明版があり、稲葉洞についての説明がありました。
稲葉洞、数百メートルもあるのですね。
「せいらん」というのは、「川のり」のことだそうです。
綾姫龍王神社へ
説明版の先に行くと、小さな鳥居があり、その奥には人が一人渡れるくらいの橋がかかっていました。
ここからが神域なのだなあと手を合わせ、進みます。
大きな神社や、人が多い神社では感じない、何か神々しい雰囲気があります。
人が誰もいない、というのは、心細さもありますが、清々しさも感じます。
橋の途中で上流を見ると、止まることのない四万十の流れがあります。
ここからあの大きな川になっていくのか、と思うと、龍をお祀りしている神社というのも納得です。
橋を渡ると、細い道が続いています。
ここでパラパラと降っていた雨が、ぽつぽつと音を立てはじめました。
山の方なので、雨が多いのでしょうね。
鳥居から、橋、小道となんでもないはずですが、自然の木々のせいか、川のせいか、厳かな雰囲気でした。
綾姫龍王神社
そして、ついに綾姫龍王神社に到着です。
稲葉洞全体が龍神様のご神体とされているのですね。
全国の龍神様が、年に二回宴を催される龍宮があるのだそうです。
もう一つは、綾姫の悲運の伝説です。
先ほど像のあった絶海和尚が、関わっているのですね。
手水もとても清らかです。
稲葉洞の入口にあるので、確かにこの中に龍神様がおられても不思議ではない感じです。
少し冷たい風が、入口から吹いてくるように思います。
「中に入る?」
「いやあ、やめておく…」
そうだよね、なかなか入れないよね。
ガイドさんをお願いすれば中に入れるそうですが、僕らは参拝がメインです。
綾姫様のような女神像と、看板がありました。
山奥で、ここまで来るのは大変でしたが、お参り出来てよかったです。
狭い道も多いので、慌てず行ってみてください。
道の駅布施が坂でランチ
お参りの後、ちょうどお昼になったので、途中にあった「道の駅布施が坂(ふせがさか)」でお昼ご飯を食べることにしました。
最初はお手洗いだけのつもりでしたが、お野菜やパン、お菓子がたくさんあって、見ているうちにレストランも、ということになりました。
自転車できていた外国の方や、バイクの方も見かけました。
食券を買う方式で、僕らと、次のお客さんで、席は満席になりました。
確かに、あまり他に食事が出来るところがないのと、メニューが美味しそうなのですよね。
地元の方らしき方も来られていて、人気のレストランのようです。
あめごと味噌カツラーメン
席に座り、セルフのお茶を汲んできました。
ほうじ茶だとおもうのですが、お茶がとても美味しい!
津野町はお茶の産地なのだそうです。
10分ほどで、料理が運ばれてきました。
奥さんは四万十定食にしていました。
「このお魚は何という魚ですか?」と尋ねると「アマゴです」とのこと。
美味しかったのだそうです。
僕ははじめて食べる味噌カツラーメン。
よく考えると、前の晩もラーメンでは、という気もしましたが、「味噌カツラーメン」は、他ではあまり食べられません。
トンカツが上にのった味噌ラーメンでした。
とり天のうどんが流行っているように、揚げ物を麺の上にのせると、またそれぞれが違った味になるのでしょうね。
はじめていただきましたが、味噌カツラーメンも美味しかったです。
さて、ご飯も食べ終わり、ここから越知町「浅尾沈下橋」を目指します。
一度行ってみたかったのですよね。
そのお話はまた次回に。
それでは、今日はこの辺で。
いつもおよみいただき、ありがとうございます。