金刀比羅宮表参道から本宮まで、お参りに行ったことを書いておきます。
この後、本宮からさらに奥社(奥の宮)までいきましたが、多くの方は本宮までの参拝だろうから、下の表参道から石段785段を上った本宮までの見どころをまとめました。
これからこんぴら参り、金刀比羅宮への参拝を考えている方の参考になれば幸いです。
目次
- 参道筋から表参道へ
- 金刀比羅宮表参道から本宮 お正月の表参道
- 金刀比羅宮表参道から本宮 表参道の石段
- 金刀比羅宮表参道から本宮 最後の自販機はここ
- >金刀比羅宮表参道から本宮 大門から先が神域
- 金刀比羅宮表参道から本宮 桜馬場
- 桜馬場西詰銅鳥居
- 金刀比羅宮 神馬舎
- 書院前から旭社へ
- 祓戸社・火雷社
- 賢木門、遥拝所、手水舎前
- 最後の石段 御前四段坂は133段
- 金刀比羅宮御本宮
- 本宮から奥社への参道
参道筋から表参道へ
今回は車で行きましたので、いつもの琴平町営駐車場へ停めました。
出入口が無人のナンバー読み取り式に変わっていて、料金体系も変わっていました。
少し料金が高くなったので、値段は割高で、現金のみ利用可でした。(1時間200円2026年1月)
参道筋にあるうどん屋さん「狸屋」でおうどんを食べ、表参道へ向かいます。


お土産屋さんやホテル、旅館などが軒を連ねる参道筋、車は南から北への一方通行です。

今回記事にするのは、青のラインです。

金刀比羅宮表参道から本宮 お正月の表参道
参道筋から角を西へ曲がると表参道です。
お正月のこんぴらさんの表参道は、多くの参拝者で賑わっています。

ちなみに訪れたのは1/5なので、元旦から3日までは、身動きが取れないほどの混雑になります。
元旦にお参りにい行った方の話を聞いたら「本宮まで4時間かかった」のだそうです。
壮絶ですね…
この日は表参道沿いの駐車場で、猿回しをしていました。

正面の山(象頭山)の中腹に緑の屋根が見えます。
あれが本宮だと思います。
こう見ると近いように見えますが、なかなか道のりは遠いです。
人気の中野うどん学校、海外のお客さんがたくさん来られていました。
こちらはうどん屋さん、ここでも行列ができていました。

平坦な道が100mほど続くと、いよいよ石段が見えてきます。

上の写真で右側にワンちゃんが見えると思いますが、金刀比羅宮は犬を連れた参拝者も多くいます。
この日も元気よく石段を上るのを見かけました。
ワンちゃんの大きさ、社殿や建物には入れないなど、ルールもあるようなので、ご自身で確認してください。
金刀比羅宮表参道から本宮 表参道の石段
石段を上り始めると、すぐに体が暖かくなります。
途中に平たい場所もありますが、お店の前だったり、人が多くいます。
今回僕が見てみたかったのは「ご利益や」さん。
結構上の方になりました。


11月に清水温泉に行った際に、ヒダカナオトさんのグッズショップがあり、そこで「こんぴらさんの表参道にもお店がある」と聞いていました。
なるほど、ここにあるのですね。
ぼんやりこだぬきのガチャなどがありました。

表参道にはたくさんの商店がありますが、特に列が目立ったのは「カステラ」のお店です。

金刀比羅宮表参道から本宮 最後の自販機はここ
なんでも好きなところに入れば良いのですが、もし奥社に行くのに、飲み物などを持っていなかったら、ここで買って行った方が良いです。
この先に飲み物は販売がありません。
ここから本宮まで行く方も、まだ半分も来ていません。
特に夏場はなかったら厳しいです。

この自販機が最後の自販機で、あとは大門の前で販売しているペットボトルのみです。

金刀比羅宮表参道から本宮 大門から先が神域
大門までの石段を一之坂というのだそうで、ここまでが結構急ですよね。


金刀比羅宮の大門は、高松藩の初代藩主 松平頼重公が寄進したのだそうです。
水戸黄門のお兄さんです。
大門までが365段、わかりやすいですね。
この周辺の内容は、天狗を探してこんぴらさんへ「金刀比羅宮(前篇)表参道から本宮まで」に詳しく書いていますので、よろしかったらお読みください。

もう今はなくなってしまいましたが、2020年までは石段を上る駕籠のサービス「石段かご」がありました。


この辺で一旦休憩するのですが、担ぎ手の方も息を切らしていたのが印象に残っています。
自分で上るだけでなく、担いで上がるというのは、すごい体力ですよね。
金刀比羅宮表参道から本宮 桜馬場
大門をくぐると、五人百姓と呼ばれる飴売りがいます。

金刀比羅宮の神域、境内で代々商売することを認められた5つのお店が、名物の飴「加美代飴」を売っています。
どの方から買っても飴は同じです。
代々、何百年にも渡って金刀比羅宮を支え、神事を手伝っているのだそうです。
中には27代にも渡り、伝統を引き継いでいるお店もあるそうです。
奥さんが飴が好きで、毎回帰りに買っています。

お正月の桜馬場、桜の時期はこんな感じです。
桜の時期は「金刀比羅宮の桜」でも書いていますので、よろしければご覧ください。

桜馬場西詰銅鳥居
先に進むと桜馬場西詰銅鳥居が見えてきました。
銅製の鳥居は力士の第12大朝日山が移設、奉納したものだそうです。
ここが431段目なのだそうで、本宮までは半分以上来ています。

こちらにはこんぴら狗の像があります。

こんぴら狗は、お参りに来れない人の代参のため、旅人についてこんぴら参りをしたのだそうです。
今もそういうのはあるのでしょうかね。
金刀比羅宮 神馬舎
さて、ここはちょっとした広場になっており、お手洗いがあります。
ここが本宮、奥社までの最後のお手洗いです。
手前には神馬舎があります。
午年の今年(令和8年、2026年)は、多くの方が見に来られていました。

神馬光驥号、下を向いて、草を食んでいました。


まあ、これだけギャラリーがいたら、顔を上げにくいよね。
こちらは、昨年カブ号から神馬となった「白平(しろひら)号」

顔を上げるたび、おおっと小さな声が聞こえてきました。
書院前から旭社へ
実際に石段を上っていると、何か所かきついところがありまして、この書院前から旭社にかけても急な石段が続きます。

書院の入り口は「社務所門」というのだそうです。

あまり休みがないという感じで、ひたすら上って行かないといけません。
曲がり角に「神椿」の看板がありますが、「お参りをして帰りにしよう」と写真を撮るだけに。(帰りに実際に立ち寄りました)

祓戸社・火雷社
祓戸社に着くと、595段上ってきましたので、本宮までは残り190段です。

祓戸社(はらえどしゃ)は、本宮へお参りする者が身を清める社です。
御祭神は、瀨織津姫神(せおりつひめ)・速秋津姫神(はやあきつひめのかみ)・気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)・速佐須良姫神(はやさすらひめのかみ)

お隣には、火雷社(ほのいかづちのやしろ)。
かまどの神様です。

火雷社には、火産靈神(ほむすびのかみ)・奥津比古神(おきつひこのかみ)・奥津比賣神(おくつひめのかみ)に座して、八衢比古神(やちまたひこのかみ)・八衢比賣神(やちまたひめのかみ)・來名戸神(くなどのかみ)の五柱が合祀されています。

石段を上ると、旭社の大きな屋根が見えてきます。
「やっとついたぁ」「ここが本殿?」
とはじめて参拝に来たお隣の方が言っていました。
そうですおね、立派な社殿を見たら、本宮と間違えますよね。

清水次郎長の代参でこんぴら参りに来た森の石松は、ここを本宮と間違えて刀を奉納したという言い伝えが残っています。
旭社は、帰り道にお参りするので、先に本宮へ参ります。
旭社のこの辺が628段目、一番苦しいところですよね。

思うことは皆同じなのか、有難いことに、座って休憩する場所があります。
少し息を整えたら、最後の石段へ向かいます。
賢木門、遥拝所、手水舎前
もうこの辺からは、とにかく本宮に早く着きたい、石段上るのをやり遂げたい、という気持ちがでてきますが、ここからも見どころはたっぷりあります。

賢木門は戦国大名長宗我部元親が奉納しましたが、建築時に柱が逆さになり「逆木門」と言われたことからそう呼ばれるのだそうです。
扁額は、有栖川宮熾仁親王によるのだそうです。
門をくぐると、木々に囲まれて、夏はちょっと涼しい場所です。
右手に鳥居があり、遥拝所になっています。


奥に進むと左手に曲がると、奥に手水舎が見えます。
その手前、ちょうど若い子らがいる足元あたり、ここで一段下がります。

言い伝えでは、「786段」だと「な・や・む」となるため、一段下げて「785段」にしたと言われています。
この一段が「悩みを落とす」石段なのだそうです。

この奥が手水舎、そして、最後の石段です。

最後の石段 御前四段坂は133段
もうここまで来たら、一気に本宮まで石段を上りたくなりますが、その手前、途中にもお社があるので、お参りしながら上がってください。

まあ、そうは言っても余裕がないと、なかなか途中で立ち止まれないですよね。
ますは、石段の手前の真須賀神社。

真須賀神社(ますがじんじゃ)の御祭神は、建速須佐之男尊(たけはやすさのおのみこと)と、后神の奇稲田姫尊(くしなだひめのみこと)です

八岐大蛇退治で知られるスサノオですね。
途中には右手に、御年神社(みとし神社)があります。

ゆっくり上れば見逃すことはないけれど、戻ってくるのは大変なので、見逃さないように上ってください。
御年神社の御祭神は、大年神(おおとしのかみ)・御年神(みとしのかみ)・若年神(わかとしのかみ)、農作穀物を司る神様だそうです。

本宮まで、最後の神社は事知神社。
石段は残り46段だそうだから、ここまで来ればあと少しです。

事知神社の御祭神は、積羽八重事代主神(つむはやへことしろぬしのかみ)・味鉏高彦根神(あじすきたひこね)・加夜鳴海神(かやなるみ)です。
商売繁盛の神様だそうです。

お参りして息を整えたら、最後の石段を上りましょう。

金刀比羅宮御本宮
石段の上には、大きな建物があります。
金刀比羅宮御本宮です。

背後は石段なので、全体はフレームに入りません。
中の写真撮影は禁止です。

「ついたー!」
「やっとだ」
など、喜びの声が聞こえます。
ここまで来たら嬉しいですよね。
讃岐平野(丸亀平野)は一望できます。

金刀比羅宮の本宮は、重要文化財に指定されています。

本宮の創建年は不明ですが、1001年一条天皇(大河ドラマに出てきた人)以降、長宗我部元親、松平頼重らにより改築がなされ、1878年明治の改築で現在の社殿となったそうです。

金刀比羅宮の御本宮、御祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)、後に崇徳天皇をお祀りしたのだそうです。

本宮から奥社への参道
さて、ここで引き返して戻っていいのですが、この日は奥社まで参拝すると決めて上り始めました。
奥社までは、本宮から約1.2キロ、583段あります。
ですので、本宮にくれば、半分以上は来ていることになります。

本宮の右手側が奥社への参道となります。
もし若くて、疲れがあまりないから、思いきって奥社まで行っても大丈夫です。
しかし、はじめて来て、奥社があることを知って、「どうしようかな」と思っているのなら、次回にした方がよいかと思います。
個人的な感想は、本宮に来る石段の倍ほど苦しいです。
子どもなら小学生に上がったくらいなら行けると思いますが、夏場は十分注意が必要です。
飲み物がなかったり、お手洗いに行きたかったり(この先にはない)、ここまでで疲れがあるようなら、思い切って引き返すことをお勧めします。

片道30分、お参りしながらだと40分ほどです。

まあ、それでも金刀比羅宮の奥社には、そこにしかない魅力もあるので、ぜひ始めからお参りするつもりで上り始めるといいですよ。
僕らもこの日はそのつもりで来たので、すっと足が出ました。(もちろん疲れはあるのだが)

この鳥居が奥社の参道の始まりです。
奥社へのお参りは、次回にしたいと思います。
よろしかったら、引き続きご覧ください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。